面接中に笑顔で和やかな雰囲気になったと感じた時の合格の可能性

和やかな雰囲気にする理由：スムーズに面接を進めるために

面接中に笑顔で和やかな雰囲気になったと感じた時の合格の可能性についてみていきます。
面接官も同じ人間です。ちゃんと会話が弾む人の方が話しやすいし、和やかな雰囲気になるのは当然です。面接を受けるほうだって、面接官がどういう人なのかは気になりますよね。

お互いに初対面で面接をしたり、受けたりするわけですから、短い時間の中で雰囲気をつかんだ上でのやり取りが重要になってきます。
スムーズに面接が進むかどうか、まずはココにかかっているというわけです！

面接官の雰囲気に合わせた言葉選びを

面接を通過するのに必要なのは人事担当者との距離感をつかみ、
その面接の雰囲気にマッチした会話のキャッチボールを行うのが重要です。

■面接官が男性か女性か？
■チームマネージャーか役員か？
■おおざっぱな性格か仕事に秩序を求める厳格そうな性格なのか？

それぞれの面接官に合わせて最適な答えを返す。
この心構えをもって面接に挑めば、ぐっと合格率は上がります。

面接の雰囲気を作るには「事前準備」と「慣れ」

どんなに頑張っても和やかな雰囲気になりそうにない面接ももちろんあります。
面接の本番で、相手との距離感をつかみ言葉のキャッチボールを和やかに行うという事は、やはり難しい事なのです。
それを打開するために必要なのが「事前準備」と「面接への慣れ」の二点なのです。

面接の雰囲気は「質問」で変わる

少しでも面接の雰囲気を和やかにするためにも、事前準備として「質問事項をまとめておく」「逆質問の例文をピックアップ」これは欠かせません。

また、人によっては本命企業の面接の前に、スムーズに面接で会話ができるよう、練習だと思ってたくさんの会社で面接を受ける事もあります。
面接に慣れるため、とにかく受ける会社の数を増やしてみると、だんだんと雰囲気がつかめてきますよ！

実際の面接評価シートで確認する

面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、マナーや身だしなみ、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があります。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで、面接官視点を把握することができます。「面接評価シート」を無料で手に入れて、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。

面接で仕事に関係ない質問の意図とは

和やかに進んでいく内に、面接官との話が盛り上がりすぎて、徐々に脱線して笑顔が出て和やかな雰囲気に…なんて経験はありませんか？
いつの間にか趣味や休日の事を質問されていたという場合もあるようです。
「気楽な質問だなぁ」と思った方、果たして本当にそうでしょうか。
意味がないと思われる質問にも、実は重要な意図が隠されている事があります。

何気ない質問で価値観がわかる

面接での何気ない質問に隠された意図は、『価値観やベクトルを共有できるか』という事です。
そういう目線でこのやり取りを見てみると、例え和やかに笑顔で面接を受けていたとしても、合格が難しい場合もあるのです。
面接を受ける時は、和やかに進んでいるからといって気を抜いてはいけません。

仕事に関係ない質問でも最後まで気を抜かないで！

「〇〇が好きだから御社に応募したんだ」
と志望動機を話したら、当然面接官は「どの程度好きなんだろう？」と思います。
「本当に好きなら話の中に織り込んでくるかな？」と探りを入れてみたわけです。
その気持ちが「休日の過ごし方は？」という変化球になったのでしょう。

休日の過ごし方や趣味、最近興味を持ったニュースなど、
一見、仕事とは関係ないような質問が来たら注意が必要です！

「雰囲気がいい」＝「ペラペラ喋っていい」ではない

「どうしてもその企業に合格したい！」という想いをアピールするのは構いませんが、面接が良い雰囲気で進んだからと言って、長々と喋るのは止めた方がいいでしょう。
あれこれ話しすぎて一番重要な事が面接官に伝わらなければ、
雰囲気が良く笑顔で和やかに話せたとしても、後でがっかりする結果になってしまいかねません。

一方的に話す事は避けるべき

いくら素晴らしいアピールを用意してもらってきても、コミュニケーションが満足に取れないようでは意味がありません。
ですので、面接では自分が一方的に話したり、聞いた質問に対して的確な返答をしないと、面接官に何も伝えられなかったというパターンと同等になってしまいます。

面接では和やかな雰囲気より言葉のキャッチボールで合格の可能性があがる！

面接中に笑顔で和やかな雰囲気になったと感じた時の合格の可能性についてみてきましたが、いかがでしたか。
面接は最も重要なものですから、緊張もしますし、出来れば和やかな雰囲気の中笑顔で受けたいですよね。
しかし、面接官との会話を良い雰囲気で乗り切り、なおかつ合格を勝ち取るためには、
しっかりと自分の考えをまとめてから面接に挑む事が重要になってきます。

話したいことをまとめておけば、面接官との会話のキャッチボールもスムーズにいきます。
雰囲気を重視するだけでなく、面接官の質問を正確に理解しようと努め、
相手の反応を見ながら過不足なく適切な話をするようにしましょう。