「真面目」を長所でアピールする方法｜伝え方のポイントや例文を紹介

真面目な性格も長所してのアピールが可能

エントリーシートの自己PRや面接において、面接官に長所を聞かれる場合があります。自分のどんな性格や特徴を、長所としてとらえたらよいのか悩む学生も多いのではないでしょうか。

性格から長所を見出す際に、「真面目さ」を取り上げる学生は多いです。それゆえ、ただ単に真面目な性格が長所だと言うだけでは、面接官の心を動かすことはできません。

大切なのは、企業が求めている人材と学生がマッチしているかどうかです。その企業で仕事をしていく上で、真面目さという長所がどのように活かせるのかを伝える必要があります。

ここでは、真面目な性格を長所としてアピールする際のポイントについて解説します。就活で真面目さをアピールしたい学生は、是非参考にしてください。

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真面目な性格を伝えるポイント

真面目さを長所としてアピールする学生は多いです。真面目な学生は、企業側からも高評化を得やすいためです。そのため、真面目さをアピールする際は、他の学生に差をつけた自己PRをしたいところです。

就活において真面目な性格を伝える際のポイントは2つです。ひとつは、真面目さを裏付けるエピソードや事例を取り上げることです。もうひとつは、業務において真面目さをどのように活かせるのかを伝えることです。以下の項目で解説していきますので、一度目を通してみてください。

真面目さが相手に伝わる具体的な事例を取り上げる

ただ単に、「真面目な性格が長所です。」と言うだけでは、あまり説得力がありません。面接官も、本当にこの学生は真面目なのかと疑ってしまう可能性もあります。

そこで、真面目な性格を証明するために、具体的な事例を取り上げることが大切です。学生時代に経験したゼミやサークル活動、アルバイトなどから、真面目さを裏付けるエピソードがあるはずです。具体的な事例を交えることで、ぐっと信憑性の高い文章になります。

具体例を話す際は、結果よりもその過程が重要です。学生時代に経験した出来事を通して、どのように行動したのか、どのような能力を身につけたのか、などといった、真面目さを連想させる具体的なエピソードを添えてください。真面目な人柄が想像できるような文章に構成すると、なおよいでしょう。

企業での活かし方を述べる

次に大切なことは、真面目な性格を企業でどのように活かせるかをアピールすることです。一言で「真面目」だと言っても、それが企業にとってプラスになるのかどうか分かりません。

長所を述べる際は、企業が求める人材像や、職種の特徴、社風などを把握したうえで、自分がそれに合う人材だとPRする必要があります。

例えば、募集職種が事務職であれば、「慎重な性格を活かして、正確な帳票を作成することができる」とか、営業職ならば「物事をコツコツ進めることが得意なので、取引先から信頼を得るまで何度も通うことができる」などといった具合です。このように、真面目さを長所として述べる時は、企業や募集職種によってアピールの仕方を変えるとよいでしょう。

表現次第では真面目な長所が短所にもなる

真面目な性格は、【融通が利かない】という短所になります。自分がこの方法が正しいと思ったら、どうしてもそれを曲げるのが苦手で、周りに対して「融通の利かない人」という印象を与えてしまうのです。

短所を聞かれた場合は、短所を克服するためにしていることも合わせて答えるようにしましょう。

真面目な長所は言い換えも可能

真面目を長所として自己PRする場合は、言い換えの表現が重要になってくるでしょう。その点に工夫を凝らせば、他の就活生と差をつけられるはずです。では、真面目という長所はどのような表現で言い換えられるのでしょうか。

コツコツ取り組む努力家

真面目さは【コツコツ取り組む努力家】と言い換えることができます。真面目だからこそ1つの物事にコツコツ取り組み、努力ができるのです。「私は真面目さが長所です」というより「コツコツ取り組み、努力できるのが長所です」と表現した方がインパクトに残りますね。

何事にも一生懸命で誠実

真面目さは、【何事にも一生懸命で誠実】という風に言い換えることも可能です。何事も一生懸命に全力で挑み、誠実に対応ができるのも、真面目な性格だからこそでしょう。真面目な人は物事に対しても人に対しても誠実なので、社会では重宝される存在だといえます。

正義感が強く正直者

真面目さを長所とするなら、【正義感が強く正直者】とも言い換えられるでしょう。正義感が強いのは、悪いことは悪いと言えるくらい正直で真面目な性格だという証拠です。現代の日本では、正義感から自分の主張を貫こうとする人が敬遠されてしまう傾向にありますが、正直に発言できるというのは、魅力的な長所だといえます。

義理堅く律儀

真面目な人を別な表現で表すなら、【義理堅く律儀】という風に言い換えることもできます。真面目な性格のため、自分に対して何かしてもらうとその分何かお返ししよう、尽くそうと考えやすい傾向にあるといえるでしょう。そういった部分を抜粋して別な表現にしてみると、ストレートに真面目な性格が長所、というよりも伝わりやすいはずです。

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面接や履歴書で使える真面目さを長所とした例文

では最後に、真面目さを長所とした場合の例文を3つご紹介したいと思います。面接対策にも履歴書対策としても参考になるので、ぜひご一読ください。ただ、あくまでも例文なのでそっくり真似せず自分の言葉で表現できるようにしましょう。

真面目さをアピールする例文①

真面目さをアピールする例文②

真面目さをアピールする例文③

長所で真面目さは具体例と企業での活かし方を伝える

真面目な性格を、長所としてアピールする際のポイントについて説明しました。大切なのは、真面目さを裏付ける事例を交えること、真面目さを企業でどのように活かせるのかを伝えることです。

一言で真面目だと言っても、面接官の心には響きません。コツコツと努力しても結果を残せなかったり、物事に対して熱心に取り組めるといったように、具体的にどのようなことが得意なのかを伝えましょう。それを裏付けるエピソードを添えると、説得力が増す文章になります。

さらに、自分の真面目さを武器に、企業でどのように活躍できるのかを伝えてください。「入社後はこのような仕事がしたい」という展望を述べると、さらに熱意のこもった自己PRになります。以上の点を踏まえて、自身の真面目さを最大限にアピールしましょう。