インターンを辞めたい｜企業に迷惑をかけないために注意したい担当者への伝え方

インターンを途中をやめるべきでないと考える就活生が多数を占める

■調査方法：キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時：2017年3月7日
■調査元：ポート株式会社
■調査対象者：キャリアパーク会員の就活生
■質問内容：「インターンを途中で辞めたいと考えた時に、辞めるべきだと思いますか？残るべきだと思いますか？理由もあわせて教えてください」

インターンシップに参加している最中、「もうやめたい」と思ったらやめてもいいものなのでしょうか。就活生の皆さんからいただいた回答の多くは「残るべき」が多数を占めました。機会をセッティングしてくれた企業に対して失礼というのがその理由のようです。
一方で「やめてもいい」と回答した方は、勤めたくないとはっきりわかったならわざわざ残る必要はないのではないかとの理由を挙げています。では、どのような方法を用いればうまくインターンをやめることができるでしょうか。

インターンを辞めたい理由とは？

インターンで成長できたと思う人もいれば、辞めたいと感じる学生も多いのも事実です。では、インターンを辞めたいと思う理由にはどのようなものがあるのでしょうか。インターンを辞めたい理由について、例をみていきましょう。

インターンを辞めたい理由

・想像していた仕事内容と実務にギャップがある
・仕事を教えてくれる社員がいない
・職場に苦手な人がいて人間関係が苦痛
・高いレベルを求められて出来ないと社員に怒られる
・仕事が終わらずに拘束時間が長い

メールでインターン辞退を伝えるのはNG

インターンを辞めたいと、受け入れ先の企業に伝えるのは心苦しいですよね。しかし、メールでインターンを辞めたい、もしくは辞めると送信するのはマナー違反です。インターンの担当者に辞める旨を伝えるには、どのように話を切り出すべきなのでしょうか。

一方的に辞めると伝えるのはビジネスマナーに反する

インターンは、アルバイトなどと違うという点に注意しましょう。学生でも、インターンに参加したのであれば、しっかりとビジネスマナーを守る必要があります。それを踏まえれば、インターンを辞めたいと思ったとき急に「今日で辞めたいのですが」と言うのは、ビジネスマナーに反するのが分かりますよね。アルバイトでも、数週間前に辞める意思を伝えるのが必須です。インターンも同じで、自分の都合に合わせて一方的に辞めると話すのはNGです。

インターンを辞めるときは企業側の都合や心情を考慮する

インターンを辞めたいという思いを抑えきれず辞めると決めたなら、自分の気持ちだけを相手に押し付けないようにする必要があります。企業側の都合や心情を考慮して、誠意をもって応対しましょう。インターン先の企業と、ビジネスの場で付き合いが生じるかもしれません。インターンを辞めたい気持ちに支配されず、順を追って辞めるようにしましょう。

企業の都合を考慮したベストなタイミングで辞める

インターンを辞めるにあたって、担当者と面談します。その場合は、一方的な主張はせずに誠意を見せましょう。この誠意を見せるには、企業と自分の折り合いがつく時期にインターンを辞めると伝える必要があります。
電話やメールだけでインターンを辞める意思を伝えるのではなく、企業との相談の機会をしっかりと持ち、面と向き合って話し合いましょう。企業の都合を考慮した、一番良いタインミグで辞めることが大切です。

インターンを辞める場合は詫び状やお礼状を書く

インターンを辞めたいと思い、その要求が受け入れられて途中でインターンを辞める事が決まったのであれば、お礼状もしくは詫び状も準備しておく必要があります。インターンが始まってすぐに辞めたいと思い辞めてしまったなら、詫び状を書きましょう。また、家庭の事情など、やむを得ない事情でインターンを辞めるのであれば、お詫びの言葉を添えたお礼状を送付するのがおすすめです。

円満に辞めるにはメールより手紙がベター

インターンを辞めるときのお礼状・詫び状は、メールではなく手紙で送りましょう。メールには様々な利点がありますが、メールだとオフィシャルな印象を持たれません。できるだけ円満に辞めるには、メールより手紙がベターです。悪い印象を少しでも払拭できるよう、円満に辞めるのが重要です。

電話やメールを送る際のマナーを確認

就活中は、企業にメールを送ることや電話をかける機会が多くあります。これらは、ビジネスマナーをきちんと守ることが大切です。メールや電話のマナーは社会人として必要なスキルでもあるため、就活中から身に付けておくといいでしょう。マナーを身に付けるために目を通しておきたいのが「就活マナーマニュアル」です。就活に必要なマナーが網羅されており、メールや電話のマナーについても詳しく掲載されています。日程調整などのメール例も紹介しているため、確認しておくと役立ちます。 無料でダウンロードして、電話やメールでの失敗をなくしましょう。

インターンを辞めるときは企業の都合を考慮して担当者と直接話し合おう

いかがでしたか。ここでは、インターンを途中で辞めたいと思った時の辞め方のポイントをご紹介しました。いくらインターンであっても、しっかりとビジネスシーンのマナーを守るようしておいてください。インターンの担当者からすれば、途中で辞めると言われるのはとてもショックです。どんな事情があるにせよ、誠意と折り合いを大事にした話し合いで円満に辞めるようにしましょう。