2020年06月29日(月) 更新

MRを目指す新卒が知っておきたい自己PRの作成方法3つとアピールしたいポイント【例文あり】

就活生はMRに対してお堅いイメージを持っている

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「MRの仕事に対してどのようなイメージがありますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 堅くて真面目。
  • 営業
  • 人を助けたい意思
  • 高度なスキルを持ってて憧れる
  • 高収入。専門性が高い。

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「MRの仕事に対してどのようなイメージがありますか?」

就活生の多くは、MRに堅いイメージがあると分かりました。「堅くて真面目」「高収入。専門性が高い」など、仕事に対する誠意と専門知識が大事だと感じているようです。確かに、この2つと反対の印象を持つ人がMRになっている姿は、あまりイメージできません。
本ページでは、MRを志望する人が押さえておくべき自己PRの作成方法や例文をご紹介します。興味のある就活生は、ぜひ参考にして下さい。

自己PRを作成する前に知っておきたいMRに関する情報

MRの正式名称は「医薬情報担当者」

自己PRを作成する前に、MRについて知っておきましょう。MRの正式名称は、「医薬情報担当者」です。つまり、医療機関へ訪問し、医薬品の品質・有効性・安全性などの情報を医師へ提供する仕事となります。
営業と似ていますが、あくまでも「医薬品に関する情報の提供」をおこなう仕事であり、「販売促進活動」ではない点が特徴です。提供するのは医療機関で処方される「医療用医薬品」のみで、薬局やコンビニで購入できる「一般用医薬品」は取り扱っていません。

年に一度「MR認定試験」がおこなわれる

MRの資格には、年に一度だけ受験できる「MR認定試験」が挙げられます。MRの仕事に就くうえで絶対に必要な資格ではありませんので、取得していなくても働くことは可能です。しかし、医療機関にもよりますが、一部の病院では「MR認定証」を提示しなければ、MRの対応をしてもらえません。
MR認定試験に合格すれば、大規模な医療機関へ訪問する際に役立つ「MR認定証」が貰えます。MR認定証は、MRの知識が正確なことを証明する大切なライセンスなのです。資格があれば勤務先での評価にも繋がりますので、就職を目指している場合はなるべく取得しておいてください。

MRの自己PRで新卒がアピールすべきポイントは「誠実さ」

新卒でMRを目指す際の、自己PRでアピールすべきポイントをご紹介します。まず、医薬品を扱うMRに必須ともいえる「誠実さ」です。誠実さを感じないMRが勧める医薬品を、扱いたいと考える医師はいないでしょう。MRは医療現場に関わる仕事のため、医師に信頼される誠実な対応が求められるのです。自己PRでは、誠実さをしっかりとアピールできるよう準備しておきましょう。

MRを目指す新卒が知っておきたい自己PRの作成方法3つ

①:最初に結論を出しておく

MRを目指す新卒が知っておきたい、自己PRの作成方法を3つご紹介します。
1つ目は、最初に結論を出しておくことです。「私は○○です」という風に文頭であらかじめ結論を出しておけば、その後の文章がぐっと読みやすくなります。結論を述べる際には「積極性があります」などの曖昧な表現を避けて、「自ら進んで人と関わることができます」と具体的な部分を伝えると好印象が得られるでしょう。

②:長々しくしない

2つ目は、文章が長々しくならないように注意することです。ひとつの文章がだらだらと続いている自己PRは、採用担当者からすると結局何が言いたいのか伝わりにくくなってしまいます。また、読点で区切らないことによって、読みにくく感じられるでしょう。
そういった事態を防ぐためにも、自己PRを作成する際はある程度の場所で区切ることを意識してください。区切る際には、大体40~50文字を目安にすると読みやすくなります。

③:MRとしてどう貢献できるかを述べる

3つ目は、MRとして貢献する方法を述べることです。自己PRでは、自分の強みを述べた際に「どう貢献できるか」までを伝えられなければ、ただの自慢話になってしまいます。そういった事態を防ぐためには、「○○を活かし✕✕することでMRとして活躍します」などと、具体的に述べましょう。しっかりと具体的に述べることができれば、採用担当者に「入社後の姿」をイメージしてもらいやすくなります。

新卒からMRを目指す際の自己PR例文3つ

例文①:諦めずに反省と改善を繰り返す性格を活かしたい

MRを目指す新卒に向けた自己PRの例文を3つご紹介しますので、参考にしてください。

例文①

高校時代、漢字検定の2級に挑戦する機会がありました。毎日の勉強後に必ず反省点を考えることで、合格という目標を達成するために改善を繰り返しました。結果、無事に漢字検定1級を取得することができました。反省と改善を繰り返す際は、「どうすればもっと効率よく学べるか」を追求し、多くの友人と情報を共有して取り組みました。就職後は、こういった反省と改善を繰り返す姿勢を活かし、医師に信頼されるための方法を追求していきます。誰よりも信頼されるMRになって、貴社に貢献していきたいと思っております。(238文字)

例文②:アパレルのバイトで役立つスキルを得た

例文②

幼い頃より、知らない人でも積極的に話しかけられる性格のため、大学時代はアパレルのバイトをしておりました。バイトを始めた当初は、お客様が何を求めているのか分からず、先輩に迷惑ばかりかけていました。その後、バイトをしながらお客様と接していくうちに、お店に入ってからの行動や会話から、お客様の求めているものが少しずつ分かるようになりました。さらに、多くのお客様と触れ合ううちに、コミュニケーション能力も向上できました。これらのバイトで得たスキルを活かして、医師が求めている薬を判断し情報を提供し、MRとして貴社で活躍できればと考えています。(275文字)

例文③:親がきっかけで興味を持ち勉強している

例文③

私はMRである母に、幼い頃から医薬品の効果や副作用を教えてもらいながら育ちました。進路を考え始めてからは、多種多様な医薬品を扱うMRに興味を持ち、母の指導のもと、本格的な勉強を始めています。現在は、MR認定試験の勉強に取り組んでおり、模擬試験では合格点を取れるようになってきました。貴社に就職した際には、現在もMRとして働いている母から得た知識を活かして、MRの仕事に取り組みたいと考えています。(198文字)

自己PR作成に役立つジェネレーター

自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ自己PRジェネレーターを活用しましょう。自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。無料でダウンロードできるので、文章の繋ぎ方や言葉遣いに自信がないという就活生にもおすすめです。

MRの自己PRでは例文を参考に「どう貢献できるか」を伝えよう

本ページでは、MRを目指す新卒が知っておくべき自己PRの方法や、アピールポイントをご紹介しました。MRは、医薬品の正しい情報を医師に提供する職種です。医薬品を通じて人の命にかかわっているMRでは、誠実な人材が求められています。自己PRを作成する際は、採用担当者にわかりやすく、「MRとしてどう貢献できるのか」が伝わる文章を考えると良いでしょう。例文を3つご紹介しましたので、ぜひ参考にして、MRの自己PRを作成してください。

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