合同説明会（合説）と会社説明会の違いやそれぞれの特徴

合同説明会（合説）の特徴について

調査方法 :メールを配信して学生にアンケート
調査日時:2017年1月26日（木）～1月29日（日）
調査元: ポート株式会社
調査対象者: キャリアパーク会員の大学生・院生
有効回答数：438人
質問内容：「合同説明会と会社説明会には違いがあると思う」
就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「合同説明会と会社説明会には違いがあると思いますか？」という質問に対して、91.8%の人がYes、8.2%の人がNoと答えました。（2017年1月時点、キャリアパーク調べ）
合同説明会と会社説明会は、参加している企業が複数か単独かという違いがありますが、そのほかにも就活に影響がある違いがあるのでしょうか？就活生にアンケートをとった結果、91.8%の人が違いがあると回答しました。ほとんどの就活生は、合同説明会と会社説明会を別物だととらえているようです。

合同説明会は、共同で設けた会場に多くの企業が集まり各担当者が自社の説明をするのが主な目的です。企業ごとに説明する担当者を配置して、自分の企業の特色やアピールポイントなどを説明します。

企業からすれば、多くの学生に自社の特色を知ってもらいたいですし、少しでも興味を持ってもらいたいという意図があるのです。ですから、合説いうのは企業のホットな情報などが聞ける機会でもあるのです。

説明時間が比較的短いという特徴がある

また合同で会社説明会を行えば、企業の負担をある程度減らすこともできます。そして、多くの企業が参加するので会社説明会とは違い時間も短いのが特徴ですしかし、第一志望の企業の場合はどんな情報でも得る必要があるので、参加するのがとても大切です。

合説は、ひとつの会場に多くの企業が集まります。そして各企業はパンフレットなどを配って自社のアピールをしてくれますので、参加する学生側としては、比較がしやすいという点が特徴です。

会社説明会の特徴について

会社説明会は、企業が設けた会場で担当者が自社の説明をするのが主な目的です。自社の会議室やレンタルスペースなどを借りて行う場合が多くなっています。合同説明会と違い、自社の業務などについてある程度詳しく説明するのが会社説明会です。

企業からすれば、就職を希望する学生がもし入社したときには、どのようなことをやりたいのかを明確にしてもらいたいという意図があるのです。採用したら大いに活躍してもらいたいという願いは当然ありますので、本当に就職を希望する学生は企業に関するどのような情報も得て、自分をアピールする必要があるでしょう。

選考についての説明をしてくれる企業が多いという特徴がある

また企業説明会は合同説明会と違い、選考について説明する企業が圧倒的に多いので、エントリーシートの提出が間に合わなくならないように積極的に参加するのが大切です。ひとつの企業がずっと説明をしてくれますので、より詳しい情報を手に入れる事ができます。

終わった後には質問の時間も設けられる事が多いので、疑問に感じた事は何でも聞いてみましょう。もしかしたら、人事担当者に顔を覚えてもらえるかもしれませんよ。

会社説明会は出席を取るので学生を把握する可能性がある

会社説明会では、合説とは違い必ず出席を取ります。企業としては、自社への志望の度合いの高い学生を採用したいものですよね。なぜなら、採用したら企業に大いに貢献してもらいたいと考えているからです。

ですから、自社を第一志望に考えている学生を多く集めて、その中から企業にとってよりより学生を選考するために会社説明会を開催するのでしょう。出席率が分かりやすいというのは、企業側が学生を把握するのに大いに役立ちます。

会社説明会は志望企業に意欲を示すためにも必ず参加すべき！

本当に志望する企業なら、その企業のどのような情報も聞きのがしたくないと思うでしょう。ですから、第一志望の会社説明会には積極的に参加する必要があります。

また、企業からすればどれほど志望度があるのかをはかることもできますよね。会社説明会の場合でも、合同説明会でも、企業が求めているのは「意欲があって、自社に長く貢献してくれそうな人材」だという事です。

合同説明会（合説）と会社説明会は数企業か単一企業かの違い！志望する際は出席すべき

合同説明会（合説）は、多くの企業についての基本情報を得るための機会となるものです。企業説明会は、その企業が第一志望であるのなら、さまざまな情報を得るためにも積極的に参加するのが大切となります。また、企業からすると出席率も参考にされます。

まだ自分のやりたい事、応募したい企業が明確でない場合は、合説でたくさんの情報を仕入れましょう。ある程度明確になってきたら、会社説明会に参加してモチベーションを高めるべきです。合同説明会と会社説明会は、自由度の違いと見えているビジョンの違いで使い分けるべきでしょう。