2016年11月29日(火) 更新

履歴書の学歴欄の正しい書き方と具体例

履歴書では新卒は学歴・転職者は職歴の書き方を重視する

履歴書の学歴欄の一行目は「学歴」と書きます。職歴を書き始める際は、「職歴」と記入して一段下の行から職歴を書いてください。履歴書内ですべて統一するなら、西暦でも和暦でも構いません。
新卒か社会人かによって比重を置くべきポイントが変わってきます。履歴書の学歴・職歴欄は、新卒の就活生なら学歴を記入します。新卒の場合は中学卒業から書くのが一般的な書き方です。
社会人ならPRすべきは職歴。学歴は高校卒業から書きましょう。職歴をできるだけ詳しく書きます。
学歴も職歴も、最後は「以上」で締めます。

学歴の書き方の具体例

【学歴の書き方の具体例】
学歴
平成6年3月  ○○市立○○中学校卒業
平成6年4月  ○○県立○○高等学校入学
平成9年3月  ○○県立○○高等学校卒業
平成9年4月  ○○大学○学部○○学科入学
平成13年3月 ○○大学○学部○○学科卒業見込み 
以上

アルバイト経験は職歴に含まれない!自己PRにしたい場合は記入する

アルバイト等の経験がある場合「それは職歴に入らないの?」と疑問に思う人もいるでしょう。学業に専念していない印象を与える可能性があれば、書きません。アルバイトをして家計を支えた、学費を捻出したなど、自分のPR ポイントにしたい場合は記載しましょう。
応募した企業やその系列店でのバイト経験があれば記入しておくべきです。志望の動機欄への前フリとして、その職歴を書きましょう。

学歴欄のケース別の正しい書き方

ケース別の学歴の書き方を紹介します。卒業後に学校名が変わった、留学したなどの場合の正しい学歴の書き方とは?
学歴は必ず採用担当者がチェックしますから、正確に記入しましょう。

卒業後に学校名が変わった場合の書き方

卒業後に学校名が変わった場合、卒業時点での校名を書き、括弧内に、現在の校名を併記します。また学校名以外でも、自治体の統廃合で、市の名前自体が変わる事もあります。その際でも同じです。

・○○市立○○中学校(現 ××中学校) 卒業
・○○市立(現 ○○市立)××中学校 卒業

留年・浪人した場合の書き方

留年や浪人期間を履歴書の学歴欄に書く必要はありません。入学した年と卒業した年を正確に記入すれば、留年または浪人したことは採用担当者に伝わります。

休学した場合の書き方

休学した場合は履歴書に以下のように記入します。

・○○高等学校 休学
・○○大学××学部□□学科 休学

病気などにより休学しなければならなかった場合、休学理由を簡潔に記載します。一般的には休学は良いイメージがありません。仕方なく休学したことを明記しましょう。以下のように書いてください。

・○○大学××学部□□学科 休学
◇◇のため入院。現在は完治し、勤務に支障なし。

留学した場合の書き方

留学した場合の書き方は、留学期間によって異なります。留学期間が1年未満の場合、学歴とは認められないので履歴書には書きません。1年未満の留学経験をアピールしたい場合は、自己PR欄や自由欄に記入しましょう。

留学期間が1年以上の場合は、履歴書の学歴欄に留学期間と国、学校名を書きます。留学先での経験や学んだことなどは、自己PR欄などに書きます。

学歴欄の正しい書き方を覚えて完璧な履歴書を作成しよう!

履歴書の学歴欄の正しい書き方と具体例を紹介しました。
就活や転職のために履歴書を書く際、思いのほか手こずった経験のある人は多いはず。学歴は履歴書の中でも基本中の基本であり、間違えて書くと評価が下がります。
特に履歴書を書くときは、年度を間違えたり、生年月日は和暦で学歴は西暦などということがないよう注意してください。

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