2021年09月27日(月) 更新

【履歴書の特記事項の意味と書くべき内容】就活で知るべきポイントを解説

履歴書やエントリーシートの特記事項とは?

特記事項に何を書けばいいのかわからない就活生は9割

■調査方法:メールを配信して学生にアンケート
■調査実施日:2017/1/18
■投票数:1,678

履歴書やエントリーシートにおいて、特記事項とは一体何なのでしょうか?就活生を対象に1,678名から集計したアンケートによると、「履歴書の特記事項について何を書いていいのかわからない」という質問に対して、90.3%の人がYes、9.7%の人がNoと答えました。(キャリアパーク調べ)
履歴書やエントリーシートでの、特記事項の書き方・ポイントを見る前に、そもそも特記事項とは何か、特記事項の意味を見ていきましょう。

「特記事項」には記入欄がない個人情報等を記載するのが基本

特記事項の意味は、文字通り「特筆すべき事項」です。「その他特記事項」の欄には、基本的に、実務に直面した時に影響がありそうなことを記入します。住所や氏名、志望動機などの項目以外で、特別に伝えておくべき事を記入するのが一般的です。例を挙げるなら「持病がある」や「転居予定がある」など、個人情報を記載する場合が多いといえます。

履歴書の正しい作成方法をマスターしよう

履歴書を作成する際は、誤字脱字に気を付けること以外にも基本的なルールやマナーを守る必要があります。履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか作成前後にチェックすることが大切です。

そこでぜひ活用したいのが「履歴書作成マニュアル」です。履歴書の書き方に悩んでいる就活生におすすめです。無料でダウンロードできるので、実際に履歴書を作成する際のお手本としても持っておいて損はありません。

履歴書の特記事項に書く内容①:希望の配属先ややりたい仕事

履歴書の「その他特記事項」の欄に書く内容の例として挙げられるひとつは、希望の配属先についてです。履歴書の中に、希望の配属先というような項目がない場合には、その他特記事項の欄に記入することになります。

配属先に関する項目がある場合には記載しておく

もしも、履歴書に配属先を記入する項目がある場合には、配属先名だけをその欄に記入し、その他特記事項の欄には、もっと詳細な仕事内容の希望などを書くと良いでしょう。あまり細かい仕事の希望を書いたら、面接官から面倒に思われるかもしれないという遠慮もあると思いますが、そこは自分の希望です。堂々と記入しておきましょう。

希望の仕事ができるかどうかに関わらず意思表示をする

特記事項に希望の仕事を書いたけれど、希望の仕事はできないかもしれないと言われれば、別の会社を受けるのも良いですし、それでも構いませんと答えても良しです。意思表示だけは示しておきましょう。そのことが仕事に熱量があるということのアピールにも繋がります。

履歴書の特記事項に書く内容②:自分のアピール

履歴書の「その他特記事項」の欄に書く内容の例として、もうひとつあげられるのは、自分のアピールについてです。書く内容がないと迷った場合には、アピールできる余白だと考えて、自分のアピールポイントを書くと良いでしょう。

他の項目では書けなかった内容を取り上げる

履歴書の、その他特記事項欄には、他の項目では書けなかった体験を書くと良いでしょう。以下のような例を参考に、内容を考えてみてください。

・熱心なボランティア活動経験がある
・ホームステイや留学の経験がある
・資格取得のために勉強している
・規模が大きい一人旅をしたことがある

自分だけの特別な体験をアピールする

他の人が経験していないような特別な体験などを履歴書の特記事項に書いて、アピールしましょう。面接官もあまり聞かない話ですから新鮮ですし、話が合えば盛り上がるかもしれません。

先ほどの例で挙げた、ホームステイや一人旅は、仕事面には関係のないことかもしれませんが、行動力があるということは印象付けられますね。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある業界を選ぶことが大切です。向いていない業界に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する業界と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの業界を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな業界に適性があるのか診断してみましょう。

履歴書・エントリーシートの特記事項に書く内容がない場合は?

履歴書の特記事項に、上記の例のような情報がない場合はどうすればいいのか?その他特記事項に書くような希望の配属先もないし、人に自慢できるような特別な体験もしていないという人もいるかもしれません。しかし、特記事項欄を空白にして提出することは避けましょう。

できるだけ何か絞り出して書くほうが良い

面接官の気持ちになって考えましょう。他の人間は皆、特記事項欄をうめているにも関わらず、履歴書の一枚だけに、「特になし」と書かれている。もしかしてやる気がないのかな?と勘繰ってしまいたくなるものです。

どんなに小さな出来事であっても、あなただけの特別な体験というのは存在するものです。そして、そのときに感じたことや思ったことは、あなただけの特別なものなのですから、特記事項に書く内容は時間をかけてでもひねり出しましょう。

どうしてもない場合は「貴社の規定に従います」と記載する

どうしても特記事項に書く内容がない場合には、「特にありません、貴社の規定に従います」と記載しておくのがベストです。ただし、これはあくまで本当に何も書く内容ない場合のみだと心得ておきましょう。

履歴書の特記事項は自分の希望やアピールを伝えるチャンス

本ページでは、履歴書やエントリーシートの「その他特記事項」に書くべき内容とポイント、例をご紹介しました。履歴書の特記事項は、何も書く内容がなければ「特になし」でも構いません。しかし、自分の希望やアピールを伝えるチャンスにもなり得る特記事項を、記入しないのはもったいないでしょう。
また、履歴書においてすべての空白を埋めることは、最低限の礼儀といえます。記事中でご紹介した履歴書完全マニュアルもフル活用して、就活を有利に進めましょう。キャリアパークが提供している資料は、下記からも無料でダウンロードできます。

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