2019年11月21日(木) 更新
【面接での質問に答えられない就活生必見】4つの原因と対処法|答えられなかった人たちの体験談もご紹介
目次
面接での質問に答えられない就活生はどうしている?
キャリアパーク会員の就活生を対象に「面接で質問に答えられない時にどう対処しますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の回答
- 後回しにしてもらう
- わかりませんという
- 許可をもらい、少しの間考えさせてもらう。
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「面接で質問に答えられない時にどう対処しますか?」
アンケートの結果から、面接で質問に答えられない時の対処法は、就活生によって違うことが分かりました。「後回しにしてもらう」「許可をもらい、少しの間考えさせてもらう」など、その瞬間に答えられなくても、後から答えたいという姿勢を大切にしているようです。
そこで本ページでは、面接で質問に答えられない原因と対処法をご紹介します。
面接での質問に答えられない原因①
緊張して頭が真っ白になってしまう
就活は、自分の将来を決める大きなイベントです。そのため、もし失敗してしまったらと不安に感じる就活生は多いでしょう。不安が面接での緊張に繋がると、頭が真っ白になり、質問に答えられなくなってしまいます。良い回答をしようとした結果、緊張で思いつかず、言葉に詰まってしまうことも珍しくありません。
対処法:落ち着いて答えることだけを意識する
緊張が原因で質問に答えられない場合は、とにかく回答することだけを意識してください。面接で緊張するのは、珍しいことではありません。そのため、採用担当者も学生が緊張していることを分かっています。緊張しているからといって、無理をする必要はないといえるでしょう。
どうしても緊張してしまう場合は、ほぐす方法を探してみると良いです。「面接官の私生活を想像してみる」「深呼吸をする」など、自分に合った緊張のほぐし方を見つけましょう。
面接での質問に答えられない原因②
企業研究をしていないなどの準備不足
初歩的な質問に答えられない場合は、準備不足が原因といえるでしょう。志望動機や自己PRを深く考えずに作成していると、深堀りをした質問に答えられなくなります。また、初歩的な質問に答えられないと、採用担当者からも「雑な人だな」と思われてしまうのです。企業研究が足りていなければ、「熱意がない」とみなされる可能性もあるでしょう。
対処法:企業研究や志望動機の作成を怠らない
志望動機や自己PRの作成は、「面倒だから」といって疎かにしていいものではありません。どちらも面接では頻出の質問なので、しっかりと企業研究をおこなってから作成しましょう。事前にしっかりと準備をして面接に臨めば、「ここまで頑張った」という自信がつきます。自信を持って答えることで、採用担当者にも好印象を与えられるのです。
面接での質問に答えられない原因③
勉強不足のため回答が分からない
面接の質問によっては、企業研究をおこなっていても答えられない場合があります。企業の事業内容をさらに深堀りした質問などは、よっぽど勉強をしておかなければ分からないでしょう。勉強不足により回答ができなければ、言葉に詰まり無言になってしまいます。無言のまま何も答えられなければ、もちろん評価が下がるでしょう。もし、知ったかぶりで答えても、質問した側にはすぐにばれてしまいます。
対処法:正直に勉強不足であることを伝える
企業研究をしていても質問に答えられない場合は、素直に勉強不足を認めましょう。「不勉強で申し訳ございません。今後はこういった質問にも答えられるよう、勉強いたします」と伝えてください。「勉強してそういった知識も身につける」という姿勢が伝われば、「素直なうえに勉強熱心だ」という印象を、採用担当者に与えられるでしょう。
面接で答えられない原因④
採用担当者からの質問が想定外
採用担当者によっては、「母親と父親ならどっちが好き?」など、思いもよらない質問をしてくることがあります。そういった想定外の質問で動揺してしまえば、答えられなくなってしまうでしょう。反応と対処法を見るために、あえて変な質問を不意打ちでしてくる採用担当者もいます。
対処法:模擬面接を何度も受けておく
面接の模擬試験を何度も受けておくと、不意打ちの質問に対応できるようになります。先生や友人へ協力を頼み、模擬面接を繰り返すことで、面接に慣れるための練習ができるでしょう。面接にある程度慣れておけば、本番でも余裕ができて、回答を考えることができるのです。模擬面接で練習をする際は、採用担当者役の先生や友人に、「不意打ちの質問も混ぜて欲しい」と頼んでおきましょう。
【体験談】面接での質問に答えられなかった就活生たち
体験談①緊張で頭が真っ白になった
面接で質問に答えられない状態になってしまった就活生たちは、その後どうなるのでしょうか。以下で、3パターンの体験談を見ていきましょう。1つ目は、緊張で頭が真っ白になった体験談です。
体験談①
私は、面接練習を大学の先生と何度も重ねて、改善を図ってきました。「これだけ練習したから、本番はきっと大丈夫」と言い聞かせて当日を迎えましたが、やはり緊張してしまい、入室した瞬間に頭が真っ白になってしまいました。そのときは、本当に「どうしよう、どうしよう」としか考えられず、緊張しすぎて自己紹介すらまともにできませんでした。すると、それを見かねた面接官が、「緊張してる?リラックスしていいよ~」とフランクに声をかけてくれました。
体験談②面接対策がしっかりできていなかった
2つ目は、面接対策がしっかりできていなかった面接対策がしっかりできていなかった体験談です。
体験談②
私は、どちらかというと本番に強い方だと思っていました。その過剰な自信のせいか、ろくに面接対策もせずに本番を迎えました。そして、とくに何の不安もなく面接に臨んだ結果、自己紹介や志望動機などの基本的な質問以外は答えることができませんでした。
体験談③何も答えられず「落ちた」と思った
最後に、何も答えられず「落ちた」と思った体験談をご紹介します。
体験談③
私が受けた企業は、面接重視で採用をおこなっていたので、最近の時事ネタや企業のイメージ、入社してから成し遂げたいことなど、多くの質問をされました。中には、「自分を家電製品にたとえると?」など予想外の質問をされることもあり、答えることができずに「申し訳ございません。分かりません」としか言えませんでした。
嘘をつかないことと、分からないことを分からないと言える勇気は、現在でも大事だと感じています。
面接において第一印象が与える影響は大きい
自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてくださいね。
面接での質問に答えられない人は緊張・準備不足などの原因を知り対処しよう
面接で採用担当者の質問に答えられない原因として、【緊張】【準備不足】【勉強不足】【想定外】が挙げられます。質問に答えられないまま黙っていれば、もちろん高評価は得られません。それぞれの対処法をしっかりと理解したうえで、臨めるようにしておくべきでしょう。体験談もご紹介しましたので、ぜひ「こういったパターンがあるんだ」という風に、参考にしてください。
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