2020年06月24日(水) 更新

面接の「前向きに検討させていただきます」に隠された真意

「前向きに検討させていただきます」は危険信号?

■調査方法:twitterを使用して学生にアンケート
■調査実施日:2017/1/23
■投票数:198

面接時に「前向きに検討させていただきます」と言われた際のイメージについてアンケートをとったところ、「あ、やばいかも・・・」と答えた方が全体の51%になりました。「前向きに検討させていただきます」は本当に危険信号なのでしょうか。この記事では、面接の「前向きに検討させていただきます」に隠された真意について説明していきます。

面接で「前向きに検討させていただきます」という言葉に翻弄される人が続出

就職の面接を良い感じに乗り切れたと思ったのに、最後の最後に「前向きに検討させていただきます」なんて言われたら混乱しますよね。手ごたえがあったはずなのに「前向き」に「検討する」ようなラインにいるの?この一言にショックを受け、翻弄される人は意外に多いようです。面接の終わりに「前向きに検討させていただきます」と言われた場合は、採用の可能性が高いのでしょうか?それとも不採用の可能性が高いのでしょうか?その意味をまとめていきます。

「前向きに検討します」は必ずしも前向きじゃない

面接で「前向きに検討させていただきます」と言われて「採用された!」と思って舞い上がってしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、実際はそう言われても不採用になってしまうケースはあります。でも、よく考えてみてください。もし本当に採用なら「前向きに検討します」ではなく「採用します」と言われると思いませんか?では、この「前向きに検討させていただきます」はただの社交辞令なのでしょうか。その真の意味をさらに探ってみましょう。

面接の「前向きに検討させていただきます」に隠された真意とは?

では、この「前向きに検討します」に隠された面接官の真意を探っていきたいと思います。ビジネスシーンでも「前向きに検討します」というのは良く使われる言葉ですが、この場合の多くは「前向きに検討はしましたが、今回は見送りになりました」という台詞につなげるための、布石の意味があるとも言われています。あるいは面接での「前向きに検討」であれば「他者と比べた結果で判断します」というニュアンスも含まれている可能性もあります。どちらにしても、現時点で即採用という状況ではないようです。

「前向きに検討します」は可もなく不可もなく状況次第

前向きに検討させていただきます、というフレーズは、どちらかと言えば「即採用」ではなく「検討した上で決める」ライン上にいる人へ告げる言葉のようですね。でも「前向きに検討させていただきます」と言われたからとガッカリしないでください。この「前向きに検討します」という言葉が飛び出したからと言って、必ずしもダメだったとは限りません。

面接での「前向きに検討させていただきます」という言葉の受け取り方

「前向きに検討します」と言われても、その場の雰囲気や言い方で受け取り方も変わってきますよね。どんな心構えでいたら良いのでしょうか。面接官から「前向きに検討します」と言われたら、ついつい落ち込んでしまいそうになりますが、必ずしも不採用になるとは限りません。検討しますと言われても、前向きな気持ちを失わないように、モチベーションを保っておきましょう。

「検討します」という言葉で一喜一憂しない

つまりは「前向き」といえば相手が嫌な気持ちがしないという気遣いのだけであって、ただ単に「検討する」という意味なのです。ですから「前向きに検討します」という言葉は本来の意味通りに捉え、一喜一憂せずに選考結果の連絡を待つようにしましょう。

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就職の面接での「前向きに検討させていただきます」はどちらとも言えないのが本音

面接で「前向きに検討させていただきます」と言われた場合の原因と真意、そして対策について見てきましたがいかがでしたでしょうか。手ごたえがあった面接で「前向きに検討します」と言われても、早とちりして大喜びしないこと。逆に、ダメだったんだ…と落ち込み過ぎてもいけません。「前向きに検討させていただきます」は、受け取り方次第でどちらの解釈もできる意味の言葉なので、冷静に考える必要があります。結果が分かるまで、ドンと構えて待ちましょう。
加えて覚えておいて欲しい事は、就活の期間中はできるだけ一喜一憂しない事です。面接の回数を重ねていくうちに、面接官からいろいろな事を言われます。前向きに検討しますというのもその一つ。そうした一つ一つの発言に一喜一憂していると、それだけで疲れてしまいます。内定が出るまではできるだけ平常心を保っておく事を念頭におきましょう。

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