2017年07月18日(火) 更新
【面接は第一印象で決まる】良くするために知っておきたい法則・入退室時のマナーをご紹介
目次
面接の入室・退室時には挨拶や動作を気を付けている就活生が多い!
就活生の回答
キャリアパーク会員の就活生を対象に「面接室への入室・退室時に気をつけている点について教えてください!」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
- あいさつを大きな声ですること
- 声の大きさとお辞儀のタイミング
- 基本的な動作がきちんとできるか
- 落ち着く
- 礼儀正しく
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「面接室への入室・退室時に気をつけている点について教えてください!」
初めての面接であれば、特に緊張するものです。そのため、しっかりと入室時のマナーや動作について把握しておかなくてはいけません。就活生に面接の入室・退室についてのアンケートをとったところ、「挨拶」や「動作」、「落ち着き」等について注意しているという回答がありました。 この記事では、面接の入室・退室時の流れについてご紹介します。面接選考を突破させるためにも、しっかりと把握しておきましょう。
面接での第一印象は重要だが顔だけで決まるわけではない
面接において、第一印象は重要なポイントです。しかし、第一印象は何も顔だけで決まるというわけではありません。もちろん、少なからず顔の要素を考慮する業界や職業もあるでしょう。しかしほとんどの企業は顔ではなく、就活生の動作によって第一印象を見極めています。
第一印象が覆るケースは少ない
人は、一度持った第一印象は変わらないものです。面接で最初に持たれた第一印象が悪い場合、それを上回る何かがなければ、なかなか覆りません。つまり、面接では良くない第一印象を与えないようにしなければならないといえるでしょう。
入室前から退室時まで見られている意識を持とう
面接での第一印象をよくするためにも、入室前から退室時まで「見られている」という意識を持っておきましょう。面接室に入る前から、受付や社員の方に見られているのです。そして退室後も会社を出るまでは見られているため、安堵して気を抜かないよう、注意しておきましょう。
第一印象を決める法則が存在する?
実は、第一印象を決める法則が存在するといわれています。それが、【メラビアンの法則】です。メラビアンの法則とは、「出会ってから3~5秒で第一印象は決まる」という概念です。アメリカの心理学者である、アルバート・メラビアンが1971年に提唱しました。メラビアンは、視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%としています。
メラビアンの法則では視覚情報が第一印象の半分を占めている
つまり、メラビアンの法則によれば視覚情報が第一印象の半分を占めているといえるでしょう。したがって、少しでも不快に思う動作をすれば第一印象は悪くなってしまいます。逆に、3~5秒の間で不快に思う要素がなければ、第一印象は良くなるのです。
第一印象を良くするための面接での入室時の流れ
では、第一印象を良くするための面接での入室の流れを見ていきましょう。入退室のマナーの中でも、入室については特に気をつけなければいけません。一度覚えればスムーズにこなせるはずですので、以下の内容をしっかり頭に入れておいてくださいね。
①ドアを3回ノックする
まずは、ドアを3回ノックしましょう。通常のビジネスマナーとしてはノックの回数は4回なのですが、面接時は3回でOKです。 ノックをした後に、面接官から「どうぞお入りください」と声が掛かったら、静かにドアを開けます。もし反応がなければ、再度ノックしましょう。
②ドアを閉めてお辞儀をする
入室後、笑顔で面接官と目を合わせたらドアの方を向き、丁寧にドアノブに手を添えて閉めてください。このとき、後ろ手にドアを閉めると雑な印象を与えてしまうので、慌てず丁寧にドアを閉めましょう。また、ドアはできるだけ音がしないようゆっくりしめるのがポイントです。ドアを閉め、面接官のほうを向いたら、目を合わせて「失礼します」と言い、お辞儀をします。「失礼します」と言い切ってからお辞儀をしましょう。同時におこなってはいけません。お辞儀の時の手の位置は、男性は手は横、女性は前で重ねてください。
③椅子に向かって歩きドアに近い方の横に立つ
ドアのそばでお辞儀をしたら、まごつくことなく椅子に向かいます。椅子のどちら側に立つか、という問題ですが、これはドアに近いほうに立ってください。椅子に向かうときは、笑顔で自信をもって歩いてくださいね。猫背にならないよう、しっかり顎を引いて歩くのがコツです。
④椅子の横で自己紹介をする
「自己紹介をしてください」と言われたら、立ったまま面接官を見ながら、大学名・学部・学科・学年・氏名と、「本日はよろしくお願いします」の一言を伝えます。椅子の横に立っても面接が何も言わなければ、自分から自己紹介をしても良いでしょう。
⑤お辞儀をして椅子に座る
面接官から「どうぞお座りください」という声がかかったら、「失礼します」と言ってからお辞儀をし、着席してください。椅子には深く腰掛けず半分ほどで座るようにし、手は、男性は手を軽く握りそれぞれのひざの置き、女性は両手を重ね、ひざの中央に置きます。その際、カバンは立っていた側と逆の方に置きましょう。
面接中は余計な動きをせず落ち着いて質問に答える
入室が無事できたら、今度はいよいよ面接です。面接は自分の人生を決めるための重要なものなので、何回経験しても緊張すると思います。しかし、面接中は余計な動きはせず、落ち着いて質問に答えていきましょう。落ち着いている姿こそ、面接官に見せるべきです。
面接官の目を見て笑顔で話すと好印象!
また、面接中は面接官の目を見て笑顔で話すようにしてください。目線に困る就活生は多いですが、やはりベストなのは面接官の目を見ることです。もし直接目を見ることができないようであれば、鼻や眉と眉の間など、目の近くを見るようにしてみてください。複数の面接官がいる場合は、1人だけではなく全員の顔を見渡すように話すのがポイントです。
面接ではここまで見られている!退室時の流れ
では最後に、退室時の流れを見ていきたいと思います。面接官は面接終了後の退室の動きもしっかり見ているものです。ここまでの流れを完璧にできていれば、第一印象は良いはずです。退室時に気を抜いて印象を損ねてしまわないよう、しっかりチェックしておいてください。
①椅子に座ったままお礼を述べカバンを持ってお辞儀をする
面接官から、面接終了と言われたら、「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました」と感謝の言葉を述べましょう。面接が終わったからといって緊張が解け、お礼の言葉が抜けてしまう就活生も少なくありませんので、しっかり頭に入れておいてください。 そしてカバンを持ったら、入室時のようにドアに近い方に立ち、「失礼します」と言って改めてお辞儀をしましょう。
②姿勢良く歩きドアの前でお辞儀をして退室
お辞儀が済んだら、ドアに向かって歩きます。その時も慌てることなく、ゆったりと姿勢よく歩きましょう。ドアの前にきたら面接官の方に向き直り、「失礼します」と言ってからお辞儀をします。 お辞儀が済んだら、ドアを開け部屋から退室しましょう。そのとき、ドアはできるだけ音がしないよう閉めてください。最後にドアを閉めきる前に、面接官とアイコンタクトが取れるとなおいいでしょう。
面接の第一印象は顔ではなく1つ1つの動作!流れを掴んで内定を掴もう
面接での第一印象を良くするために知っておきたい入退室時の法則・マナーについてみてきました。いかがでしたか?面接での第一印象は重要です。しかしながら、顔の要素がすべてというわけではありません。就活生自身の1つ1つの動作が、第一印象に結び付くのです。ここまで紹介した入退室のマナーや、面接中の目線などに気をつけて、内定を勝ち取ってくださいね!
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