2019年11月22日(金) 更新
【面接でリュックがNGの理由】私服時のカバンについても紹介
目次
多くの学生が就活にリュックがNGだと自覚している
就活生の回答
「就活でリュックがNGとなる理由は何だと思いますか?」と、就活生にアンケートを実施しました。回答は以下の通りです。
- ラフ
- 邪魔
- 日本の就活というものが、儀式的なものと化しているため。
- マナー
- スーツにシワがつくから
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「就活でリュックがNGとなる理由は何だと思いますか?」
就活生にリュックに関してアンケートをとったところ、ほとんどの学生が面接などの場にはふさわしくないと自覚していることがわかりました。
「ラフ」な印象がある、「邪魔」になるのではないかなど、マナー的にもリュックは就活にふさわしくないと認識しているようです。また、「スーツにシワがつくから」といった結果のように身だしなみにも影響することも考えておく必要があります。他にもリュックが就活においてNGとされる理由があります。
本記事でなぜマイナスイメージになるのかを確認していきましょう。
面接でリュックがNGな理由
普段リュックを使用している人は、就活でもリュックが使用できればいいのにと思うことはありませんか。しかし、面接を受けるために企業に訪問するのであれば、やはりビジネスシーンを意識した服装が必須です。
いくら便利なリュックとはいえ、就活ではマナーを守った服装を目指すべきです。マナーを守った身だしなみを心掛けなければ、企業に対して失礼を与えます。それでは、なぜ就活の服装にリュックが適していないのか理由を具体的に解説していきましょう。
①カジュアルバックの印象が強い
服装のコーディネートとしてリュックを選ぶと、全体的にカジュアルな印象になります。一方、面接ではビジネスマナーが強く求められます。そのようななか、フォーマルを崩し、カジュアルな見た目になり過ぎてしまうと、第一印象に影響が出る可能性があります。
選考に影響が出ないようにするためにも、自ら印象がマイナスになってしまう行為はしないほうがいいでしょう。面接では第一印象が重要です。見た目で悪い評価にならないよう、なるべくリュックは選ばないようにしましょう。
ビジネスシーンに合わせた、シックでシンプルなビジネスリュックも販売されています。機能性が高く使いやすいデザインのものが多く、街中ではスーツに合わせている社会人も見かけます。しかしながら、就活をしている立場上、やはりカジュアルな印象を与えてしまうことは避け、身だしなみで選考に悪影響を及ぼさないようにした方がよいでしょう。
②スーツの背中や肩にシワができる
リュックは構造上、肩紐で荷物を背負う形式です。そのため肩紐には重さがかかり、肩紐の周囲のスーツ生地の部分には擦れや圧力が生じます。そして、リュックの大部分と接触している背中も同様のことがいえます。
スーツを背負っているときは気づきにくいのですが、リュックを下ろすと肩周りや背中にシワができてしまっていることがあります。スーツは生地が丈夫で硬めなので、一度シワができると中々元に戻りません。
服装は身だしなみでもあり、面接官がまず最初に見る点でもあります。第一印象は、学生が部屋に入室した初対面であるその場で決まります。第一印象はその後の面接に大きく影響します。
面接ではビジネスバックがおすすめ
このように、就活は個性を出す場ではありません。就活はビジネスシーンと同じなので、ビジネスバッグを使用することをおすすめします。面接だからこそ自分の個性をアピールしたい、自分らしさを大事にしたいと考えている方は、もう一度就職面接をするということから考え直してください。
ビジネスバッグの利点もこれから説明するので、リュックを使用したいと考えている人は、ぜひビジネスバッグの使用を検討してください。
一人立ちし書類が入りやすい
ビジネスバッグは床に置いても一人立ちします。面接ではバッグは椅子の横に置きます。ビジネスバッグは一人立ちするので椅子の横に置きやすく、さらに退室の際もバッグを持ち上げやすく、面接の入室から退室までの動きがスムーズになります。
また、一人立ちしているバッグは倒れることはありません。バタンと倒れて音が響いてしまうと印象は悪くなってしまうでしょう。
他にも、一人立ちしているバッグは、冬場のコートを置くための置き場となってくれます。面接中はコートを置く場所がない場合が多いので、このように自立してくれるバッグは非常に便利なアイテムとなります。
A4サイズの書類が入る大きさなので、書類を折り曲げて入れなくても十分に入るのもビジネスバックの利点です。カバンの中に入れても折れたり曲がったりする危険性が低く、まさにビジネス向きといわれるバッグなのです。
私服面接のときはリュックでも可
では、企業から「面接は私服でお越しください」と指示があった場合はいかがでしょうか。私服を指定するということは、企業は普段のあなたを見てみたいという狙いがあるということです。
スーツを指定せず、あえて私服を指定するということは、あなたが持っているセンスや本質を見出して、選考の判断材料にしたいということなのです。なので、自分らしさを出すための小物選びとして、リュックを持つことは構いません。とはいえ、やはり就職面接でもあり、選考を受ける立場には変わりはありません。私服面接の際のリュック選びにも注意点があります。
シンプルなデザインでA4書類を出し入れしやすいもの
ビジネスではA4書類が頻繁に使用されます。そのため、A4書類を出し入れしやすいサイズのバッグを持つことが要求されます。面接終了後に企業から選考の案内やパンフレットをもらうことがあります。
A4書類が入らないリュックを選んでしまうと、企業からもらった書類をリュックの中に入れて持ち帰ることができません。書類を裸のまま持って帰ったり、折り曲げてリュックの中に入れたりすることは失礼に当たります。なるべくA4書類が確実に入るリュックを選ぶようにしてください。
そして、リュックのデザインにも注意しましょう。いくら私服面接とはいえ、派手な柄や色のものや、大きなロゴマークがあるようなリュックだと、ビジネスシーンには不適合です。幼稚な印象も与えかねませんので、シンプルなデザインのリュックを選んでください。
面接において第一印象が与える影響は大きい
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面接でのリュックの使用は基本NG服装を基準に考えよう
面接でリュックがNGの理由を解説しました。リュックはカジュアルな印象を与えてしまうので、第一印象を崩さないためにも、ビジネスバッグを使用することをおすすめします。
また、私服面接でリュックを選ぶ際は、自分が好きなデザインのリュックで面接に向かうのではなく、A4書類が出し入れしやすいシンプルなデザインのものを使用するようにしてください。ビジネスシーンということを忘れないようにしましょう。
いずれにせよ、就活では機能性が高いビジネスバッグを使用するようにして、スーツに合わせることを前提にしたバッグ選びをすることが無難であるといえます。
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