2017年06月26日(月) 更新

既卒者が内定をとるための正しい履歴書の書き方【例文あり】

既卒者が就活で使う履歴書の書き方①:学歴

まずは履歴書の「学歴」欄ですが、ここは新卒も既卒も書き方は基本的に同じです。就活の履歴書において学歴欄は、中学卒業の段階を始点にして、最終学歴までしっかりと記入しましょう。全て書ききれない場合は、直近の学歴を優先して記載します。

記入例:履歴書の学歴欄

学歴欄例:
平成○○年○月 ○○県立○○中学校卒業 
平成○○年○月 ○○県立○○高等学校 普通科 入学
平成○○年○月 ○○県立○○高等学校 普通科 卒業
平成○○年○月 国立○○大学 経済学部 経済学科 入学
平成○○年○月 国立○○大学 経済学部 経済学科 卒業

・重複する学校名も「上記学校卒業」などとせず省かず記入
・頭の○○県立、国立、私立などの表記は省かず記入
・高校、専門学校、大学からは学部、コースまで記入

※なお「中退」した場合もその事実は省かず明記します。
平成○○年 国立○○大学 経済学部 経済学科 中退

既卒者が就活で使う履歴書の書き方②:職歴

次に、履歴書の「職歴」欄の書き方を紹介します。既卒者で、一度企業に正社員として就職している場合は職歴にその事実を記入してください。ここで、嘘の職歴などを書いてしまうと、経歴詐称にあたりますので、絶対に書いてはいけません。

記入例:履歴書の職歴欄

平成○○年○月 ○○株式会社 入社
平成○○年○月 ○○株式会社 一身上の都合により 退社

既卒の方で、契約社員やアルバイトで働いていた場合ですが、この場合もある程度若い方であれば職歴に記入する事が推奨されています。
(ハローワークなどでもそういった指針で考えている様です)

平成○○年○月 ○○株式会社 入社(契約社員orアルバイト)
平成○○年○月 ○○株式会社 一身上の都合により 退社(契約社員orアルバイト)

契約社員やアルバイトを履歴書の職歴に記入する場合、上記の様に雇用形態が分かる様な記述を追加しましょう。

既卒者が就活で使う履歴書の書き方③:自己PR

やはり企業などの面接官は、正規なルートとして新卒→就職と考えている方が多いようなので、既卒の就活となると、「卒業後なにをしていたのか」「なぜ就職をしなかったのか」などが、面接官の気になるポイントとなります。
よって、既卒の方で契約社員やフリーター、無職など正社員以外の道を進んできた場合、たとえ上述の様に職歴欄に記載をしたとしても、「なぜ」の部分を説明できる様な履歴書にするのが就活では望ましいでしょう。

例を参考に履歴書には既卒の理由が十分伝わる書き方が重要

就活を成功させる履歴書にするには、「自己PR」「志望動機」「特記事項」などの欄を利用し、既卒であることの理由が十分伝えられる様、補足説明を記入すると良いでしょう。

例:「どうしてもこの仕事に就きたいという願望が捨てられず、契約社員やアルバイトをしながら就活を進めておりました。」

学生時代のことをアピールしない方がいい場合もある

また、既卒の自己PRを書く際には注意点があります。大学卒業後3年以上の既卒生は、学生時代にしたことをアピールしない方が良いです。理由としては、大学卒業後に何をしていたのかが採用側には伝わらず、既卒の強みを活かすことができないからです。大学卒業後は何もしていないと捉われてしまいますので、注意しましょう。アピールする内容としては、大学卒業後のアルバイトやインターンなどの経験を書くと良いです。

既卒者が就活の履歴書を書く際は例を参考に「何故?」の部分がわかる書き方が大切になる

既卒者が就活で使う履歴書の書き方は、学歴や職歴は新卒と同じですが、下記のポイントが少々異なってきます。

・学校卒業後どういった事をしてきたか
・なぜ既卒であったか(就活を行わなかった場合、なぜ就活しなかったのか)

などを履歴書の限られた枠内で伝えらなければいけません。既卒であったことが強みとなる様な内容にできれば、きっと既卒者でも就活を成功に導けることでしょう。

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