2020年06月29日(月) 更新
マルハニチロのインターンシップ内容と就活・新卒向けの選考対策【ES・企業研究】
目次
マルハニチロのインターンシップ選考対策①実施概要
マルハニチロのインターンシップへ参加すれば、食品業界の働き方を体験できます。冷凍食品等の分野で活躍するマルハニチロのインターンでは、実際の業務の体験や、先輩社員と懇談会という形で交流ができるようです。
マルハニチロは冷凍食品や缶詰など、私たちの食卓になくてはならない製品を手掛ける企業です。国内外に多数の事業所を持つマルハニチロの業務内容や社内風土を知るには、インターンシップに参加するのが一番の近道になります。マルハニチロの企業情報も一緒に把握しておきましょう。
マルハニチロのグループ理念:食の提供を通して人々の暮らしに貢献
マルハニチロのグループ理念は、「私たちは誠実を旨とし、本物・安心・健康な『食』の提供を通じて、人々の豊かなくらしとしあわせに貢献します」です。地球環境に配慮しつつも、世界の『食』に貢献する21世紀のエクセレントカンパニーを目指すための指針となっています。
グループスローガンは「世界においしいしあわせを」であり、よりシンプルにまとめられています。
マルハニチロの事業内容:水産物や冷凍食品の製造販売
水産物・畜産物・冷凍食品・缶詰の製造・販売を事業内容とするマルハニチロ。世界中に関連会社を持ち、商品の原料調達(商社機能)から製造・販売(食品メーカー機能)まで、一貫した生産体制が強みです。コストダウンと安全性の両立、人々の暮らしを支える食の品質意地に欠かせない問題をクリアしています。
製品では魚肉ソーセージや缶詰、冷凍食品など、働く一人暮らしにも欠かせないアイテムが充実。近年ではロングライフチルド、デザート、介護食、健康食品など「生涯健康計画」の実現のため、多角的な事業展開を進めています。
マルハニチロの競合他社も知ろう
マルハニチロの国内での立ち位置についても把握しておきましょう。食品業界では第5位の規模を誇る企業であり、海外展開も積極的に推し進めています。
マルハニチロの競合他社一覧
- 明治ホールディングス
- 日本ハム
- 味の素
- 山崎製パン
- 日本水産
通過するエントリーシートを作成する
インターンの選考に通るためのESを作成するために、実際の通過者のESを参考にしましょう。そこで活用したいのが「インターン選考通過者が実際に提出したES集」です。JALや日清製粉、三菱UFJ銀行や大正製薬などの通過者が提出したESを無料でダウンロードできます。設問の内容も確認できるため、事前の対策として持っておきたい資料です。
マルハニチロのインターンシップ選考対策②実施概要
インターンシップ選考対策の1つめに、実施概要を確認するところからはじめましょう。マルハニチロのインターンシップには以下の4つのコースがあります。
4つのインターンコース
- 水産商社コース:5day
- マーケティング・提案営業コース:5day
- 商品開発コース:5day
- マルハニチロ体験コース:1day
水産商社コース:5day の実施内容
水産商社コースは「~シーフードの世界を余すことなく体験できるコース~ 」と題されており、水産商社って何をしているの?という疑問を解決できる内容です。
世界を飛び回る華やかさのある仕事から、細かい加工技術にいたるまで、商社の業務は幅広いもの。このインターンコースでは商社や水産業界について、体験型のプログラムを通じて理解を深められます。
水産商社コース:5day の実施内容
- 1日目 各事業部、先輩社員からの講話、量販店への市場調査
- 2日目 シーフードショー見学(ビッグサイト)・グループワーク
- 3日目 水産加工品製造の工場見学・加工体験
- 4日目 グループワーク、検品
- 5日目 社員に向けたプレゼン・フィードバック、懇親会
マーケティング・提案営業コースの実施内容
「~マーケティングと提案型営業を知ることができるコース~」と題された5日間のコースです。 商品は、営業先であるスーパーやコンビニを経て顧客の食卓へ届けられます。
そのために必要な営業力をマーケティングの視点から体験。市場の分析の仕方やトレンドを学び、新規企画の立案や提案型営業を行います。グループワークを通して内容を理解できる仕組みです。
マーケティング・提案営業コース:5Dayの実施内容
- 1日目 各事業部、先輩社員からの講話、商品の試食、懇親会
- 2日目 展示会見学
- 3日目 量販店への市場調査、グループワーク
- 4日目 グループワーク
- 5日目 社員に向けたプレゼン
商品開発コースの実施内容
商品開発コースは「~新商品を一から企画・開発して形にするコース~」です。実際に企画立案し、市場調査・調理から、商品のプレゼンテーションまで一連の流れを体験できるコースです。
商品開発を体験できるコースです。少数精鋭で行われ、新しい商品の提言など、今後の社会人としての働き方を学べる機会ですよ。
商品開発コース:5Dayの実施内容
- 1日目 マルハニチロ商品を使用した昼食試食、商品開発フロー講座、懇親会
- 2日目 商品アイデア企画・立案、市場調査(売り場の説明)
- 3日目 企画した商品を実際に試作、試食
- 4日目 商品の味・食感の修正
- 5日目 社員に向けたプレゼン
マルハニチロ体験コースの実施内容
マルハニチロ体験コースは「~水産商社×食品メーカー 幅広い事業を行う当社を短時間で体験できるコース~」と題されています。 僅か1日という限られた時間の中に、水産業界・食品業界・マルハニチロが濃色された内容です。グループワークに社員とランチ、アンテナショップ見学など、濃厚な1日となっています。
マルハニチロ体験コース:1Dayの実施内容
- 水産・食品業界概要
- 社員とランチ
- 食品メーカー、水産商社の仕事体験グループワーク
- アンテナショップ見学
見学の後にプレゼン発表
実習だけがマルハニチロのインターンシップではなく、基本的に見学という部分も合わせて行われます。見学は会社が持っている施設だけでなく、シーフードショーという変わったイベントに参加できます。
こうした見学を通じて色々なことを学んでいき、最終的に社員に対してプレゼンという形で発表をすることになります。最後に懇談会を行って終了です。
マルハニチロのインターンシップ選考対策③募集内容
4つのコースでそれぞれ内容のことなるマルハニチロのインターンシップ。その募集内容ももれなく把握しておきましょう。
詳細は以下の通りです。
■募集人数
【水産商社コース】
10名程度
【マーケティング・提案営業コース】
20名程度
【商品開発コース】
8名程度
【マルハニチロ体験コース】
合計300名程度
■応募資格
四年制大学、大学院の学生
■体験できる仕事/職種
企画・開発・営業
エントリー時の選考フロー
募集内容の次は、エントリー後の流れを紹介します。
①就活サイトなどからエントリー
②マイページへログイン
③書類選考 (エントリーシート提出・適性検査受験)
■第1回締切 2016年6月23日(木)22:00
■第2回締切 2016年6月30日(木)22:00
④グループ面接 30分程度
⑤インターンシップ実施
インターンシップに参加するには、エントリーシートによる書類選考と、グループ面接を通過しなくてはなりません。
マルハニチロのインターンシップ選考対策④エントリーシート
マルハニチロのインターンシップ選考対策の4つめは、エントリーシートです。マルハニチロのインターンシップに参加するためには、まずエントリーシートを通過しなければなりません。
そのためには、一体どんな選考対策が必要となってくるでしょうか?
エントリーシートの内容について
過去のエントリーシート内容を見ていきましょう。毎年出題内容は変わりますが、過去問から傾向を予測することは可能ですよ。
過去のエントリーシートの出題内容
- 「向上心を持って取り組んだ経験」
- 「自身がオススメしている食品」
- 「志望動機」
- 「会社選びの基準」
2つめの項目は食品会社ならではの内容です。ここでは、自身がなぜ食品と携わる仕事がしたいのか、なぜその中でもマルハニチロを選んだのかを明確に記入することが求められます。 相当の数の応募があるでしょうから、ここで気を抜かずに明確で簡潔的な回答を記入しましょう。
マルハニチロのインターンシップ選考対策⑤面接
マルハニチロのインターンシップ選考対策の5つめは、面接です。エントリーシートの通過後、面接選考が行われ、その後インターンシップに参加となります。それでは、面接ではどのような選考対策をすればいいのか、見ていきましょう。
面接内容の確認
面接では、エントリーシートの内容を中心に掘り下げられます。面接官が目に付いた点をどんどん質問してきます。ただ、これが圧迫的なわけではなく、インターン生に対して配慮をしてくれる雰囲気、話しやすい環境にしてくれるようです。
対策:自律性と適応力が必要
マルハニチロが求めているのは、「自律性と適応力を持っている人材」です。ここでの対策としては、失敗を恐れずに挑戦して成長した経験、どんな人とでもすぐ溶け込める人柄のアピール、仕事に対する熱い姿勢などをアピールするとよいでしょう。
グループ面接が行われる場合もあるため、事前にディスカッションの流れを掴んでおくといいですよ。後の本選考でも役に立つスキルが身に付くはずです。
マルハニチロのインターンシップ参加者の声
インターン参加者の声
- 「マルハニチロのインターンシップを経験して、全体的に食に対する切り口で就職活動を行っている人が非常に多かった印象です。自分たちで一般市場に流通することになるメニューを提案するのは非常にやりがいを感じることが出来ました。終了後には会社側からフィードバックもいただけるので、全体的に大満足なインターンシップでした」
- 「初日はこの座談会がメインの行事になっていて、それから2日目3日目にもなっていくと、実際に惣菜メニュー提案を行う為にグループワークの段階に入っていきました。最終日に設定されている5日目にグループ活動の発表会になっていました。発表会の結果がどうであれ、インターンシップ終了後には社員さんとの飲み会があって、社員さんならびに同じインターン生との交流を図ることが出来ました」
- 「このインターンに参加したことで、入社後の活躍ビジョンが想像しやすくなりました。元々憧れていた企業なので、本選考でも頑張りたいと思います」
マルハニチロの会社情報とその社風とは?
社風について
マルハニチロは、若手社員にも機会を与えて仕事を任せる社風があります。ですので、現状に満足せず自ら考えて行動することが大切です。成長し続けるための向上心が人材には求められています。また、全く違った職場への人事異動や海外勤務もありますので、適応力が必要です。どんな環境でも能力が発揮できる社員が必要といえます。新しいことにチャレンジしやすい社風がありますので、就職したらバリバリ働きたいという人にはおすすめの企業といえるでしょう。
【基礎情報】
・社名
マルハニチロ株式会社
・代表者
代表取締役社長 伊藤 滋
・本社所在地
東京都江東区豊洲3丁目2番20号 豊洲フロント
・本社アクセス
東京メトロ有楽町線 豊洲駅1a・1c出口より徒歩2分
・資本金
200億円
マルハニチロのインターンシップ選考対策は自律性と適応力が必要!
マルハニチロのインターンシップは、実習部分と見学部分を両立している点が特徴です。5日間かけてしっかり学ぶコースと、1日に濃縮されたコースで差別化も図られていますね。
毎年少人数の採用に対して、数多くの応募がありますので、選考対策をしっかりと行ってインターンシップ選考に臨みましょう。食品業界に興味のある人は、世界を相手に活躍するマルハニチロの働き方を体験するメリットは大いにありますよ。
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