BCG（ボストンコンサルティンググループ）の面接に受かるための対策と回答例

BCGの面接の流れは合計2回で1次は若手コンサルタントと行う

BCGの面接の流れと対策、回答例についてまとめてみました。面接は1次面接、2次面接の2回行われていきます。内容についてですが、1次面接は若手のコンサルタントとの1対1の個人面接が行われます。回答例・対策ですが、自己PR、志望動機、ケース問題というようにごく一般的な内容が多いようです。

2次はマネージャークラスとの個人面接

この個人面接を通過すると、次はマネージャークラスとの個人面接になります。ここでも、一般的な内容が多いようですので、対策は立てやすいのではないかと思います。2次面接では、パートナークラスとの面接となり、確認の意味で志望動機とケース問題という中身のようです。こうしてみると、BCGの面接における対策は過去の回答例を見る限り、志望動機をしっかりと組み立てることと、ケース問題への対応が必要だということになります。

BCGの面接質問例：基本的な内容とロジカルな答えが求められるもの

BCGの面接で聞かれた質問例をまとめていきます。

①BCGを志望する理由を教えてください。　
②自己PRを聞かせてください。　

この前半2つはこのように基本的な内容です。

③雨の日にデパートの客足がどのくらい減るのか　
④40代男性の着うた市場規模　
⑤あなたが持っている携帯の機種の売り上げを2倍にするには

後半部分では、ケース問題が中心になります。対策のポイントは、しっかりと定義し、しっかりとロジカルに答えるということです。BCGの面接を通過するためには、過去の回答例をみて対策を練ることも必要ですが、日常生活で地頭力を鍛える努力が必要になります。

BCGの面接質問と回答対策①：あなたが考えるコンサルティング企業とは

BCGの面接質問で良く聞かれるものが「あなたが考えるコンサルティング企業とは？」です。
以下に回答例を示しますので、参考にしてください。

回答例：喩え話などを用いてインパクトを

私は企業を生徒としたとき、コンサルティング企業を『家庭教師』であるととらえています。家庭教師は生徒とともに問題に対して向き合い、解答方法の指針（経営戦略）を与えます。家庭教師を選ぶ際に何を重視するかというと、専門知識を共有できる人材であるか、自分が抜けても一人で考えられる生徒を育てられるかだと思います。

面接において第一印象が与える影響は大きい

自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか？それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてくださいね。

BCGの面接質問と回答対策②：志望動機

BCGの面接質問に限らず良く聞かれるもので「志望動機を教えてください」という定番のものがあります。
これに対しての回答例を示しますので、参考にしてください。

回答例：経験をベースに述べる

コンサルティング業界のクライアントの5割以上を占める、メーカーに対して、自分自身の理系としてのバックグラウンドを活かすことができ、これまでの自分が抜けても回るチームを部活動やアルバイトなど多くの分野で作り上げてきた経験を役立てることで、多くの利益を生み出し、クライアントの方に満足して頂けるようなコンサルタントになりたいと思い志望致しました。

BCGの面接質問と回答対策③：今空中に浮かんでいるゴルフボールの数

BCGの面接質問では変わった質問も出されます。それが、「今空中に浮かんでいるゴルフボールの数は？」です。
このような質問に対する回答の考え方を用意しましたので、参考にしていただければと思います。

回答の考え方：シンプルに考えるのが鍵

今ゴルフをやっている人の数とその人たちがショットを打ったばかりでまだ地面に着地していない確率を掛け合わせるとでてくると思います。そこから確率的に数字を導き出していき、回答していくことが重要です。このようなケース問題はなるべくシンプルに、ところどころ粗く行った計算を精密化していけば怖くないでしょう。

BCG（ボストンコンサルティンググループ）の面接は基本を押さえロジカルな答えやケース問題への準備も行うべき

BCGの面接対策について、質問と対策を過去の回答例をもとにまとめてみました。面接は1次、2次とあり、どちらも志望動機や自己PRの他に、コンサルティング企業では必ず行われるケース問題が出題されます。BCGの面接を通過するには、志望動機をしっかりともち、過去の出題や回答例をみながら、ケース問題に対して的確な回答をする練習が必要となります。