2020年06月29日(月) 更新
JICAの選考情報で気になる学歴や採用人数【国際協力機構】
目次
JICA(国際協力機構)の選考情報①:面接は3回ほど
就職するための選考情報としてまずJICA(国際協力機構)の採用までのフローを見ておきましょう。JICA(国際協力機構)は3月から合同企業説明会や大学内の企業説明会を実施し、6月までの間に各種のセミナーを開催します。エントリーシートの提出は7月上旬から中旬まで。 その期間中にweb試験の受験も必要です。8月からは面接を中心とした選考が始まり、3回ほどの面接を重ねて無事通過すれば内々定となります。選考情報として、以上のような就職活動のスケジュールは押さえておきましょう。
全て個人面接で、深く掘り下げた難しい質問がされる
選考情報として耳に入れておきたいのは、面接が難関であるという点です。過去の面接では3回全てが個人面接で、回を重ねるごとに面接官の人数は1人から2人、4人と増えていったようです。また、各質問の回答について深いところまで掘り下げてくるので、しっかりと準備をしていかなければ、JICA(国際協力機構)の就職活動で後悔するでしょう。選考情報としてこういった点を押さえた上で、面接に臨むのが大切です。では、大まかな就職選考の流れがわかったところで、学歴と採用人数に移りましょう。
実際の面接評価シートで確認する
面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、マナーや身だしなみ、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があります。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで、面接官視点を把握することができます。「面接評価シート」を無料で手に入れて、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。
JICA(国際協力機構)の選考情報②:求める学歴
選考情報として気になる採用学歴と採用人数のうち、まずはJICA(国際協力機構)が就職活動生に求める学歴について説明します。JICA(国際協力機構)は、選考情報として就職活動サイトにも採用実績校の名前を載せていません。これから察するに学歴を理由に選考はしていないようです。選考情報を受け取る上で、少し安心材料となるでしょう。また、学歴と同じくらい気になる留学経験が選考にもたらす影響ですが、これも必ずしも留学実績が採用に関係しているわけでは無いようです。
学歴や留学経験だけではなく「人物重視の採用」を行っている
選考情報として知っておいてほしいのは、JICA(国際協力機構)は「現場力・構想力・発信力」のある人物を重視している、という事です。たとえ留学をしていても、そこで自己成長を果たしていなければ、全く評価にはつながりません。実際、2013年卒の採用実績では留学経験者は半数にとどまっています。大事なのは学歴の有無ではなく、その人自身。したがって、少ない採用人数枠に入るためには、学歴は武器にも不利にもなりません。熱い気持ちがあるのであれば、自信をもって受けましょう。
JICA(国際協力機構)の選考情報③:採用人数と配属
では実際にJICA(国際協力機構)にはどれほどの人数が採用され、まずどこに配属されるのかがきになるところです。自分自身がJICA(国際協力機構)に受かる人材であるのかどうか、採用人数から図ることも可能です。また、学歴や留学履歴が名の知れたものだとしても、人物重視の面接では関係ありません。是非知っておきましょう。
人気の就職先だが採用人数は少ない
学歴は関係ない、実力主義のJICA(国際協力機構)の採用人数はというと、2013・2014年は28名、2015年は43名、2016年の採用予定人数は30名程度としています。JICA(国際協力機構)の人気を考えると、かなり少ない採用人数と言えるでしょう。学歴不問実力主義とはいえ、よほどの覚悟と準備が必要です。しかし、その門を無事くぐれば成長のチャンスが開かれています。自分の学歴に自信のない人もJICA(国際協力機構)ならのびのびと選考に望めますし、自分の実力を試す絶好の場所でもあります。
最初の10年間は様々な配属先でみっちり経験を積む
最初の約10年間は、2年から4年のサイクルで人事部から異動が言い渡されて、様々な仕事・様々な国を経験していきます。したがって少なくとも20代で1回、30代のはじめに1回の転勤があります。そして、この10年間でそれ以降の自分の働き方を見定めたら、次は農業などの専門家を目指す「エキスパート職」と組織マネジメントのプロを目指す「マネジメント職」の道へと分かれていきます。いきなり自分のしたい仕事に就けるとは限らないので、様々な見識を広める10年を過ごすのだ、という覚悟が必要です。
JICA(国際協力機構)の選考情報では学歴は重視されない傾向にある!人物重視の面接対策をしよう!
JICA(国際協力機構)の採用情報と求められる学歴を紹介しました。JICA(国際協力機構)の就職の選考基準は、学歴不問の実力主義というのを選考情報の中で押さえておきましょう。そして、採用人数は応募者に対して、かなり絞られています。自分の能力や性質とJICA(国際協力機構)の欲しい人材がぴったり重なった時、あなたも少ない採用人数のうちの一人に入っていることでしょう。その意味で、JICA(国際協力機構)は就職活動で挑戦するに値する企業の一つと言えます。
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