2020年06月25日(木) 更新
ゴールドマン・サックスの選考フローと学歴や採用人数
目次
ゴールドマン・サックスの選考の流れとは
ゴールドマン・サックスの採用選考の流れについての選考情報をご紹介します。採用過程は人によって異なり、方針や採用担当者、採用人数は変更される場合があります。
しかし、ゴールドマン・サックスは難関の入社試験であるからこそ、過去の選考情報から傾向を知り、心の準備をしておく必要があります。
選考の流れはプレエントリから始まり最終面接の流れ
下記は、ある年度の選考情報で、フローになります。
プレエントリー
↓
エントリーシート(ES)
↓
SPI
↓
追加ES+GD
↓
個人面
↓
GW+面接
↓
最終面接
↓
内定
ゴールドマン・サックスの選考① プレエントリー
ゴールドマン・サックスのホームページか就職支援サイトから応募するものです。学歴関係なく応募できます。
ゴールドマン・サックスの選考② エントリーシート
エントリーシート(志望部門など簡単なもの)を提出、その後筆記試験に呼ばれます。
ゴールドマン・サックスの選考③ 筆記
SPI30分。簡単な四則演算が多く、おそらく処理能力の速さを見るものだが、高学歴な就活生が多く得点も高いと予想されます。
ゴールドマン・サックスの選考④ 説明会兼グループディスカッション(GD)
筆記試験合格後、追加ES(志望動機、自己PR、長所短所など)を提出。説明会(一時間)を受け、その後2グループに分かれます。ここで受験者のほとんどが切られます。
①GD(10分)など+面接官による質疑応答
GDは面接官4人の前で学生6人程度で実施。
〈テーマ例〉
・「信頼とは?信頼を構成する要素を3つあげよ」
・「インドと中国に投資するにはどちらがよいか」
・「成功の定義は?」など
・質疑応答は興味を持たれた学生に多くする傾向があり、内容はまちまち。
②社員との懇親会を兼ねた選考
ゴールドマン・サックスの選考⑤ 個人面接(数回)
GD通過後、数回にわたる個人面接です。
①15~30分を2~3回(相手はそれぞれ別)志望動機や自分の強み、口頭の計算問題、逆質問など
②①の通過後、グループワークを行い、採用責任者などと数回の面接。履歴
書・ESを掘り下げた質問を繰り返し。
③部門別による最終面接。志望部門の志望動機をはじめ、深く突っ込まれ、入社の意志確認を受けます。
また①と②に英語による面接があり、レジュメ(英語履歴書)を元に行います。最終面接で各部門から数名の採用人数が決まります。以上のように長丁場になるので事前に選考情報を調べ、準備しておきしょう。
外資系企業で行われる特徴的な選考
外資系企業は、日系企業と比較すると、特徴的な選考が行われます。それがケース面接です。ケース面接は論理的思考力や問題解決能力が計られる、少し難易度の高い選考方法です。このケース面接マニュアルには、ケース面接の攻略法や、過去問題を例に、解き方が解説されています。一筋縄ではいかない選考ですので、このマニュアルに沿って、対策しておくといいでしょう。
ゴールドマン・サックスの選考で求める学歴について
ゴールドマン・サックスの選考の流れが分かれば、あとはESと面接対策、採用人数など、データの選考情報があればいいでしょう。しかし社員の学歴は気になるところですよね。自分の学歴で入れるのか、少し参考になるかもしれません。
そこで、ゴールドマン・サックス社員の最終学歴についてご紹介します。これも一種の選考情報となります。
ゴールドマンサックスに採用されるには高学歴が必要となっている
以下、毎年数人の内定者が出ている大学名です。
国立大→東京大学・京都大学・一橋大学・東京工業大学・大阪大学
私立大→慶應義塾大学・上智大学・早稲田大学
過去に入社した社員の最終学歴→中央大学・駒澤大学・学習院大学など
みなさんご存知の有名大学が多いですね。ただゴールドマン・サックスの採用人数には限りがあり、高学歴でも内定が取れない事実があります。
ゴールドマン・サックスの選考で大学の専攻は関係ない
また文系理系、修士課程、理系研究院生の内定者がおり、大学の専攻は関係ありません。上智大学のように英語の面接が得意という人も、日東駒専や学習院くらいの最終学歴もいます。
ゴールドマン・サックスの選考で採用人数と配属
ゴールドマン・サックスの選考フローと社員の学歴に続いて、採用人数と配属先の選考情報についてご紹介します。まずゴールドマン・サックスには、下記の7部門から若干名、すなわち部門ごとに数名ずつ採用されます。
ゴールドマン・サックスの7部門
●投資銀行部門
●証券部門
●投資調査部門
●オペレーションズ(業務統括本部)
●ファイナンス
●アセット・マネジメント
●テクノロジー部
以上が、ゴールドマン・サックスの7部門です。
選考は部門ごと若干名の採用となる
多少景気に左右されますが、人気の有名外資銀行系のため、採用人数に対する応募倍率は、かなり高いと予想されます。
選考が志望部門ごとになるため、内定の出た部門に配属されます。複数の部門から内定を得たら自分で選ぶのでしょう。
配属後は、ゴールドマン・サックスの事業内容や歴史、金融などの基礎知識を習得し、その後に配属部門ごとの独自カリキュラムを受けます。そして全世界に通用する人材となるべく、徹底的に教育されていきます。
ゴールドマン・サックスの選考は高学歴が求められ採用人数は若干名と難関
以上、ゴールドマン・サックスの選考情報になります。どうでしたでしょうか。
選考フローから見ていただけるとわかりますが、まずはSPIとGDをクリアしなければなりません。そこを超えれば長丁場の面接です。
最終学歴は有名大学が目立ちますが、ゴールドマン・サックスが求める知性と才能あふれる人物であれば、他の私立大学からも入社が可能と分かります。また採用人数は少なく倍率が高いので、当たり前ですが念入りな準備が必要です。
以上が、ゴールドマン・サックスの選考内容から学歴、採用人数までの選考情報です。ゴールドマン・サックスの選考は難関ですので、選考情報は常に仕入れるように心がけ、臨むようにしてください。
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