2022年10月31日(月) 更新
「集中力」を長所として自己PRする方法【例文あり】|短所として取り上げる際のポイントも紹介
目次
集中力がある人=物事に没頭できる・切り替えが上手い?
キャリアパーク会員の就活生を対象に「「集中力」があるというのはどういう人のことだと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の回答
- 1つの物事に対して中途半端ではなく真摯に向き合う人。
- 一つの作業に長時間没頭できる。何かしらの面白さややりがいを見出しているんだと思う。
- スイッチの入れ方が上手い人
- onとoffがきっちりしてる
- 短期間で成果を出せる人
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月8日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「「集中力」があるというのはどういう人のことだと思いますか?」
就活生に集中力がある人のイメージを聞いて見ると、物事に没頭できる、オンとオフの切り替えがうまいというような意見が多く挙がりました。「1つの物事に対して中途半端ではなく真摯に向き合う人」「onとoffがきっちりしてる」といった回答から、切り替えを上手にでき、物事に没頭できる人が集中力のある人だと定義できるでしょう。では、自己PRで集中力についてアピールする際はどんなことを伝えればいいのでしょうか?本記事では長所として自己PRするためにポイント、例文を紹介します。
面接官が「長所は何か」を質問する理由
「集中力」を長所として取り上げるためのコツについて学ぶ前に、面接官や採用担当者が「あなたの長所は何ですか?」と質問する理由について理解しましょう。長所について聞かれる最大の理由は、希望している企業の業務と、長所(のびしろ)が一致するかが挙げられます。
仕事の適性を判断する要素のひとつ
企業側は、できるだけ本人の伸びしろである長所を活かして仕事に取り組んでほしいと考えています。そのため、どんなに魅力的な長所があるとしても、それが職場や業務で発揮できなければ意味がありません。
例えば、デスクワークしかしないのに、運動神経が良い点を長所とするなど、業務との関連性がない長所を提示されれば相対的に評価が下がることになるでしょう。
集中力を長所として自己PRするなら差別化も重要
「集中力」を長所とする場合、どのような点に注意する必要があるでしょうか。集中力は、長所の中でも比較的イメージしやすい要素のひとつです。そのため、周りの就活生も全く同じ集中力をテーマにすることも少なくありません。少しでも評価を高めるためには、同じテーマであっても内容の差別化ができるかどうかが重要になります。
具体的なエピソードを交えるのがコツ
自己PRで、集中力があることをアピールするためには、具体的なエピソードを交えて、相手に「この人は集中力がある」と思わせなければなりません。 そのため、取り上げるエピソードとしては、集中力を発揮したことによって、何かを成し遂げる結果を残したことをテーマとするのがおすすめです。集中力があることを印象付けられますし、実際の仕事においても役に立つことをアピールする要素になるでしょう。
自己PRでは集中力をどうやって身につけたのかまでが大事
自己PR作成で集中力をアピールするのであれば、エピソードだけでは不十分。できれば、その集中力をどのようにして身につけたのかといった部分も、話をしたほうが良いでしょう。なぜならそのほうが説得力があるからです。 集中力があるとの自己PRをよりリアルに表現する意味で、どのような過程でその能力が身についたのか、詳しく語りましょう。
自己分析の浅さは、人事に見透かされる
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自己PRの長所を集中力メインにしても魅力が足りないケースがある
自己PR作成で集中力をアピールする方法を紹介してきましたが、実はあまり集中力ばかりをアピールしすぎると、他の能力が無いかのように思われてしまうかもしれません。面接官や採用担当者も多くの就活者を見続けてきた立場なので、ただ単に集中力にまつわるエピソードを提示されただけでは、良い評価につながらない恐れもあります。
いくつか他の長所をピックアップしておくのがおすすめ
ただし、集中力を長所にしてはいけないというわけではありません。あくまで、集中力だけをアピールしてはいけないということです。自己PRで集中力をアピールするとき、他の長所との組み合わせで取り上げてみたり、もっと具体性のある長所をピックアップしてそれを話すなど、状況に応じて判断すれば一歩抜きんでた内容の自己PRにつながるでしょう。
集中力がありすぎる点を短所として表現することもできる
集中力は長所になるとの考えでエピソードを取り上げる人も少なくありませんが、捉え方次第では短所として表現することもできます。長所と短所は表裏一体なところがあり、ここでのテーマである「集中力」ならば「周りが見えなくなる」や「他のことをおろそかにしがち」などの短所が具体的にはイメージできるでしょう。
改善に向けての努力と併せてPRするのがポイント
ただし、短所ばかりアピールするのは結果的にあなた自身の評価を落とすことになります。少しでもいい評価にするためには、その短所に対して、改善に向けての努力をどう取り組んでいるかが重要になります。例えば上記の「他のことをおろそかにしがち」であれば、以下のように言い換えられます。 「メモ帳に行動スケジュールをまとめつつ、同じことに集中しすぎないように携帯電話のアラーム機能を使って作業時間を調整するよう心掛けています。」 このように、時間配分を考えて行動できるよう取り組んでいることをアピールできるでしょう。
うまく文章が作れない人はジェネレーターもおすすめ
自己PRには盛り込むべき要素がたくさんありますが、文章を考えるのが苦手という就活生は多いのではないでしょうか。的確にポイントを押さえることも大切ですが、面接官に伝わる文章力が試されるのも自己PRの特徴です。
言いたいことはまとまったけれど、実際に文章にするのが苦手という就活生は、ぜひ自己PRジェネレーターを活用しましょう。自己PRジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで自然な流れの自己PRが完成します。
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集中力を示すエピソード例文をピックアップ
ここからは、長所としての集中力だけでなく、短所としても取り上げた場合のエピソード例文をピックアップします。部活動経験やアルバイトなど、特に新卒生の皆さんの参考になるような例文を紹介しますので参考にしてみてはいかがでしょうか。
集中力を示すエピソード例①:部活動経験
私は、物事に対して集中する力が人一倍強いと思っています。私は中学校から現在までテニスに取り組んでいました。
毎日の部活だけでなく、自宅でもイメージトレーニングを繰り返したことで、試合中もボールや選手の動きを意識した攻撃や守備ができるようになり、県大会や全国大会に何度も出場しました。
このときに身についた集中力は業務を一つひとつ取り組む力のもとになると考えています
集中力を示すエピソード例②:アルバイト
私は高校から現在まで、スーパーでレジのアルバイトを勤めています。レジ係は複数の商品の金額計算や支払い操作はもちろん、商品を傷めないよう丁寧に取り扱わなければならないのですが、始めは失敗が続きました。
しかし、周りの先輩方のアドバイスをもとに、常に意識をもって金額計算をおこなうよう努力した結果、会計上のミスが無くなり、レジ係の無違算表彰を何度もいただきました。
レジ係の経験で培った集中力は、御社の業務である検品作業で大いに役立つと考えています。
集中力を示すエピソード例③:短所を交えながら説明
私の長所としては、集中力が挙げられます。政治や行政学を学ぶゼミに所属していたのですが、毎日のように図書館に通っては、週に20冊以上の本や資料を読み漁るくらい、一度集中したらずっと研究に打ち込み続けました。
ただ、夢中になりすぎてしまい、他に取り組む予定だったことがおろそかになってしまう短所があったため、事前に読む本を決めたり、気になる本が出てきても読むのは翌日以降に持ち越すなど、スケジュール化して時間配分を工夫するよう心掛けています。
御社の業務においては時間管理が大切な要素だと伺っておりますので、それをしっかり心掛けたうえで、集中力を発揮しながら行動します。
自己PR作成で集中力をアピールするためには独創性を持つことが大事|短所と交える際は改善に向けての努力も伝えよう
自己PR作成で集中力をアピールする方法を紹介してきましたが、大事なのは独創性を持つということです。集中力を自己PR作成のメインどころに置く学生は多く、ライバルも少なくありません。自分が目立つためには、やはりアピールの方法を、自分独自のものに変えていかなければならないのです。 また、短所を交えて話すときは改善に向けての努力を伝えましょう。採用を勝ち取るためにも、独自の策を練っていくことをおすすめします。
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