2021年10月20日(水) 更新
履歴書にメールアドレスを書いたほうがよい理由とその書き方|携帯・フリーメールアドレスの注意点も解説
目次
履歴書にメールアドレスを書いたほうがよい理由
文面が残るため情報を正確にやり取りできる
履歴書には、メールアドレスを記入した方がよいとされていいますが、それはいったいどうしてなのでしょうか。
理由のひとつとして、企業側・就活生側の双方が情報を正確にやり取りできる点が挙げられます。メールでのやり取りは、削除しない限り文面が残るため、時間が経ってから情報を見直すことが可能です。また、メモの記入が必要な電話と比べて、情報の漏れも無くなります。
添付資料などのやり取りがスムーズになる
2つ目の理由として、面接案内や就活に関連する添付資料などのやり取りがスムーズになる点が挙げられます。メールアドレスが記入されていない場合、企業側は資料を郵送しなければなりません。費用がかかってしまうだけでなく、就活生が地方在住だと配達に時間がかかってしまい、お互いのやり取りが円滑におこなわれないことも考えられます。しかし、メールを用いれば、時間や距離を気にすることなく、資料を届けることが可能なのです。
電話連絡の手間が省ける
3つ目の理由として、電話連絡の手間が省ける点があります。もし、電話番号しか記入していなければ、採用担当者も就活生も、それぞれの時間の合間を縫って電話しなければなりません。また、不在着信であれば、掛け直したり留守電を残すなどの負担が増えるでしょう。メールでのやり取りであれば、双方がすぐに連絡を取ることができますし、緊急度の高い情報もすぐに伝達可能です。
あなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。
履歴書に使用するメールアドレスについて
就活用のメールアドレスを用意しよう
履歴書に使用するメールアドレスは、現在連絡が取れるもので、なるべく日常的に使用していないものが望ましいとされています。そこで、就活用のメールアドレスを持つとよいでしょう。
就活中は、企業からのメールが数多く届く可能性が考えられます。プライベート用のアドレスと同じものを使用すると、内容が整理できず、重要な情報を見落としてしまうかもしれません。メールアドレスは就活用とプライベート用で分けて使用したほうが、情報を整理しやすいでしょう。
大学指定のメールアドレスがおすすめ
大学指定のメールアドレスを持っている方は、それを用いるとよいでしょう。大学が配布したメールアドレスは、学校名が含まれている事が多いため、企業側が就活生からのメールをすぐに判別できるのです。これが一番のメリットになります。
また、普段プライベート用として使っているメールアドレスを、履歴書に記入する必要がなくなるのです。大学指定のメールアドレスを就活用とすることで、企業側が送ってきたメールも容易に整理できるようになるでしょう。
就活用にフリーメールアドレスを取得するとよい
GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスを使用することに、不安を感じる人もいるでしょう。現在、フリーメールを個人的に使用するのは一般的になっていますので、とくに問題はありません。就活用のメールアドレスを持っていない人は、フリーメールアドレスを取得するとよいでしょう。
また、フリーメールアドレスであれば、アカウントを使い分けることで、就活用とプライベート用との使い分けが容易になります。また、スマホと同期できるものもありますので、企業からのメールチェックが容易にできるでしょう。
携帯キャリアのメールアドレスを記入するのは控えたほうがよい
迷惑メールのフィルタリングで届かない可能性がある
スマホでの使用が中心となる携帯キャリアのメールアドレスは、履歴書への記入を控えたほうがよいでしょう。理由の1つに、迷惑メール防止のフィルタリング機能が挙げられます。フィルタリング機能を強めると、携帯キャリアのアドレス以外受け付けない設定になり、パソコンから送られてくる企業側のメールが受信拒否となるのです。そうすると、各種案内や資料が届かない恐れが出てきます。
このような場合、迷惑メールの設定を変更したり、企業のメールアドレスを受信許可すればメールが届くようになります。しかし、迷惑メールが届く可能性が出るため、余計な手間が増えることになるのです。
添付ファイルが届かない可能性がある
携帯キャリアのメールアドレスを履歴書に記入することが推奨されない理由は他にもあります。それは、Excelやpdfなどの添付資料が容量オーバーで届かない可能性があるからです。
添付資料はパソコンで開くことを前提としているため、ファイル容量がかなり大きくなることもあります。携帯キャリアのメールは、送信できる容量に限度が設けられているため、ファイルサイズが大きいと受信できない恐れが出てくるのです。
履歴書に記入するメールアドレスの注意点
就活用にふさわしくないアドレスを記入するのは避ける
就活用にふさわしくないメールアドレス
- 好きなキャラクターや:芸能人の名前
- :プライベートなメッセージを含んだアドレス
- 「naiteionegai(内定お願い)」や「hayakugoukaku(早く合格)」などふざけたような内容のもの
これらは、採用担当者の心証を悪くしてしまう可能性があります。このほか、文字数がかなり長いものや、数字やアルファベットがごちゃまぜで入力しづらいものなど、採用担当者 が面倒になるものも避けてください。
アルファベットや数字の表記に気をつける
メールアドレスを記入するときは、数字やアルファベットの表記にも注意しましょう。1文字1文字丁寧に書かず、流し書きのような形にすると、誤ったアドレス宛にメールを送ることになりかねません。
以下は、間違えやすいアルファベットや数字の一覧になります。丁寧に記入して、採用担当者に誤解を与えないようにしましょう。
書き方によって読み間違えやすい文字
- 「1」と「7」と「I 大文字のアイ」
- 「D」と「O」と「C」
- 「a」と「u」
- 「O」と「Q」
- 「O」と「0ゼロ」
- 「I 大文字のアイ」と「l 小文字のエル」
- 「U」と「V」
- 「n」と「h」
- 「-」と「_」
あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある業界を選ぶことが大切です。向いていない業界に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する業界と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの業界を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな業界に適性があるのか診断してみましょう。
メールアドレスの書き方をマスターしよう
メールアドレスの書き方例【記入欄がある場合】
履歴書によっては、メールアドレス欄が設けられている場合と、設けられていない場合の2種類が存在します。それぞれの適切な記入箇所に記入しましょう。
履歴書にメールアドレス欄が存在する場合は、文字のサイズを大きめに、わかりやすく記入しましょう。なお、採用担当者の負担を減らすために、就活用のメールアドレスは画像例のように「名前+数字」の組み合わせが望ましいです。
メールアドレスの書き方例【記入欄がない場合】
履歴書にメールアドレス欄が設けられていない場合には、上記の記入例のように、「連絡先」の欄に記入しましょう。ただ、住民票と居住地が異なるために連絡先欄の記入が必要な場合は、項目の最後の「その他」欄に記入するとよいでしょう。
履歴書に記入するメールアドレスは就活用のものを使用しよう
履歴書にメールアドレスを書いておくと、企業とメールでやり取りができるようになります。メールであれば、文面が残るため、正確に情報のやり取りができ、添付資料などもスムーズにやり取りできるでしょう。
履歴書に記載するメールアドレスは、大学指定のものや、Gmailなどのフリーアドレスでも問題はありません。就活用とプライベート用で使い分けできます。ただし、携帯キャリアのアドレスは容量制限や迷惑メールの設定などで企業からのメールが受信されない恐れがあるため、あまり使用しないほうがよいです。
履歴書の中には記入欄がないものもありますので、そのときは連絡先欄に記入しましょう。
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