2017年07月06日(木) 更新
就活で学校推薦を利用する際のポイント
目次
就活で学校推薦を利用するには高い成績が必要
学校推薦とは、特定の企業に対してのみ学校が成績優秀な学生を推薦する制度です。学校推薦枠は数名しか用意されていないこともあり、利用するためには高い成績が必要です。好成績者が多い大学であれば、それだけ競争率が高くなるため、全ての科目において最高評価を必要とする場合もあります。そのため、学校推薦枠を狙って勉強に打ち込みすぎて、就活の準備が疎かになってしまった上に、学校推薦枠に入れないという事態に陥る可能性もあります。
就活に学校推薦をおこなっている大学は少ない
学校推薦を採用している大学は少ないです。多くの大学は、就活において面接の練習やエントリーシートの添削程度のサポートまでしかおこなっておらず、あくまでも就活は自分の実力のみで攻略していくことになります。学校推薦によって就活を有利に進めたいのであれば、大学に進学する段階で学校推薦を採用しているかどうか確認しておかなければなりません。
学校推薦をされても内定を貰えないことがある
学校推薦というのは、あくまでも学校が推薦しているというだけであって、就活が必ず成功することを保障するものではありません。面接で、面接官に高評価を得られなければ、学校推薦を受けていても内定は貰えないでしょう。複数人の就活生がほぼ同じ評価をされた場合においては、学校推薦を受けていることで有利になる可能性があります。
多くの企業では学校推薦を適応していない
多くの企業では、学校推薦を適応しておらず、どれだけ学校が推薦していても、面接の結果しか見ません。そのため、学校推薦を適応している企業が、自分が入社したい企業でなければ学校推薦をされても全く意味がありません。他の第一志望の企業の選考に落ちた時の保険程度にしかならないことを覚えておきましょう。また、前述したように、面接の内容が重視されるため、面接の準備をしっかり行わなければ保険にもなりません。
学校推薦の場合は内定を辞退することが難しくなる
学校推薦によって企業の選考を受けて内定を貰った場合は、簡単に辞退することはできません。これを辞退することは、学校と企業の間の関係が崩れることに繋がるため、まずは担当教授と一緒に企業に直接出向いて謝罪をすることになる場合が多いです。就活を自由におこなえないという意味では、学校推薦を受けない方が良いともいえます。
学校推薦は精神的にダメージを負う可能性もあるので慎重に考える
学校推薦を受けるかどうかを決める前に、企業研究をしっかりしておきましょう。本当に、その企業に入社したいと思った場合のみ、学校推薦を受けることが大切です。内定辞退をすること自体に法律による拘束力は無いため、辞退することは可能です。しかし、スムーズに内定辞退できず、嫌な思いをすることにもなります。精神面の変化は、就活に影響を与えることになるので注意しましょう。
学校推薦で就活をすると内定をもらいやすくなるが辞退はしにくくなる
学校推薦を受けることで、特定の企業から内定を貰いやすくなります。しかし、あくまでも就活の際におこなわれる選考で基準を満たしていなければならないため、それほど大きな効果を持っていない場合もあります。就活に対しての企業側の考え方によって効力の強さは変わります。また、学校推薦を受けた場合は簡単には内定辞退ができないことを覚えておきましょう。
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