2021年12月06日(月) 更新
就活で必須のスーツに合わせたコートの選び方|【トレンチ以外にチェスターでもいいのか】種類・色・着こなし方などを徹底ガイド
目次
冬に就活を行うのであればコートは必需品
就活はだいたい大学3年生から始まり、内定が出るのが4年生秋ごろです。夏場はスーツさえあればいいのですが、冬の就活を乗り切るには、コートが必需品となります。 就活のためにコートの購入を考えると思いますが、いろいろな種類があります。どれが就活に適したコートなのか分からなくなりますよね。就職活動で着るコートは、どの種類を選べばいいのでしょうか?
■調査方法:メールを配信して学生にアンケート
■調査実施日:2017/1/18
■投票数:1678
就活生を対象に1678名から集計したアンケートによると、「就活の冬用のコートについて何を着ればいいのか理解しているか?」という質問に対して、56.1%の人がYes、43.9%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ)
では、就活用スーツの購入を考えたとき、どんなものであれば間違いがないのか、選び方を見ていきます。
人事は黙って切り捨てる!あなたのマナーは大丈夫?
就活ではコートの着方以外にも、細かいマナーが沢山あります。マナー違反をすると、指摘されることもなく、黙って落とされてしまうでしょう。
そこで活用したいのが、「マナー力診断」です。
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コートの種類に決まりの型は特にない
コートの種類ですが、特に決まりはないというのが答えです。就活生の多くが、トレンチコートやビジネスコートを着用しています。しかし、だからと言ってトレンチコートやビジネスコートを着用していないと企業側からマイナス印象となってしまう、というのは全くありません。大事なのは、最低限の就活生としてのマナーを守ることです。
入口で脱ぐためあまり気にしなくてもいい
基本的にコートは、寒さ対策のものであり、企業や説明会会場の入り口の前で脱ぐのがマナーです。そのため、コートを着ている姿を人事担当者などに見られる機会はほとんどありません。 人事担当者にチェックされる可能性はかなり低いので、腕にかけて持っている時に周囲から変なコートだと思われなければ、基本的には何でもかまわないのです。
トレンチ以外でも就活スーツに合うものであればOK
コートの種類に決まりがないとお伝えしましたが、「ではどんなものでもいいのか?」と思われるかもしれませんが、そういう訳ではありません。把握してほしいのが、就活用コートはリクルートスーツに合うものであればどんなものでもいいということです。リクルートスーツに合えば、どんなものでもいいので、トレンチ以外でも問題ありません。
チェスターコートでも問題ない
では、チェスターコートを就活で着用するのはどうでしょうか。 チェスターコートは、背広に似た形で、丈が膝ほどまでとやや長めのコートを指します。2016年に流行したため、普段使い用に購入した人もいるのではないでしょうか。既にチェスターコートを持っている人は、就活で使用しても、全く問題ありません。
しかし、メンズもので特に言えることですが、チェスターコートの場合、肩パット入りや、腕周りが細目に作られているデザインのものが多くあります。そのため、スーツの上から着るとキツイ可能性が高いのです。 チェスターコートを就活用で使用したい人は、一度スーツのうえから試着しておくことを、おすすめします。
大前提は自分が納得して選択したかどうか
就活の身だしなみで悩む人は多いです。第一印象に影響するからこそ、詳細まで気になってしまう人もいるでしょう。一方で覚えておいていただきたいのが、どの企業や採用担当者にも通用する身だしなみの「正解」は存在しないということです。
そのため、就活では自分の魅力を演出することが大切になります。記事の内容は参考にして、自分で考えて選択してください。それが納得できる就活につながるでしょう。
就活で着用するコートは黒・紺・ベージュの色がおすすめ
就活で着用するコートは、男女ともに黒・紺・ベージュといったシンプルな色がおすすめです。ビジネスマンが着用するコートでも、多くがこの3色ではないでしょうか?
では、なぜこの黒・紺・ベージュがいいといわれるのでしょう?
コートの色はリクルートスーツに合わせて選ぶ
就活に必要になるコートの色の選び方ですが、黒・紺・ベージュはリクルートスーツに合う色です。
リクルートスーツの基本である黒、紺、ダークグレーのどの色とも合わせやすい色ばかりでしょう。これが、就活用コートの定番となっています。迷った場合は黒色を選んでおくと無難です。
ビジネスシーンで使われない色のコートはNG
たとえどんなに自分としては「リクルートスーツに派手な色が合う」と思っても、赤色や緑色など、ビジネスシーンで使われない色のコートをわざわざ選ぶのは避けてください。基本的に、就活で着用するコートにビジネスシーンで使用されない色を使用するのはNGです。派手な色味は悪目立ちしかねません。
就活で着るコートの選び方としては機能性を重視するべき!
これまでは就職活動で使うコートの種類とカラーをみてきましたが、次は機能性をみていきましょう。 就職活動では移動が多いですし、選び方としては、軽くて動きやすく機能的なコートが理想的です。ハードな就職活動のお供は、見た目以外にも気を遣って選んでいきましょう。
撥水加工されているコートがオススメ
撥水加工されているコートは、は雨や雪から大事なリクルートスーツを守ってくれます。ホコリなどにも強くなるので、説明会のとき床に置くしかないときも汚れが付きにくいという利点もあります。 カバンの中に折り畳み傘は常備していると思いますが、突然の雨に対応でき、電車に乗る前などにサッとハンカチで水をふき取れるので、撥水加工のコートはとても役に立つのでおすすめです。
就活用のコートはライナー付きのものが便利
コートが必要だといっても、真冬と春先ではコートに求める防寒性が違いますよね。そういうとき、取り外しのできるライナー付きのコートであれば、調整がきいて便利です。ライナーはボタンで固定されているだけなので、すぐに着脱できますし、コートを冬用と春秋用の2枚を準備する必要もなくなります。
スーツやコートと同系色の小物を選ぶ
冬の就活を乗り切るために、コートと押さえておきたいのが手袋やマフラーといった防寒対策の小物類です。男性の場合、手袋やマフラーは、スーツやコートと同系色のものを選ぶと、統一感がありシックでおしゃれにまとまります。 鮮やかな赤や青を1点持って行きたいと考えるかもしれませんが、浮いてしまう恐れもありますので、まとまりを出す同系色でそろえるのがおすすめです。
スーツに合わせるおすすめのコートの選び方【男性編】
丈はスーツの上着より長いものにする
男性の場合、就活で着用するコートの丈は、リクルートスーツの上着より、少し長めのものがおすすめです。ステインカラーコートを選ぶ場合に、特に言えることです。コートから上着の裾が見えてしまうとかっこが悪いので気を付けてください。
トレンチコートやチェスターコートの場合は、ひざ上ぐらいの丈がおすすめです。あまり長すぎるコートは「着られている感」が出てしまうので、実際に着用して丈をしっかり確認してから購入しましょう。
ダウンジャケットはカジュアルすぎるからNG
就活用のコートは、リクルートスーツに合うものであれば良いとご紹介していますが、あまりカジュアルすぎるコートも就活には適していません。例えば、ダウンジャケットやブルゾンなどです。これらは色味的には黒や紺といった落ち着いた色はありますが、就活に適しているとは言いがたいものですので、着用は控えるようにしましょう。
スーツに合わせるおすすめのコートの選び方【女性編】
最近はショート丈が人気だがロングも可
女性の場合、就活用コートでは、ひざよりも少し上のショート丈の長さが人気です。ショート丈のほうが、背の低い方も上手に着こなせるでしょう。では、ロング丈がダメなのかというと、そういうわけではありません。背の高い人であれば、ロング丈のコートもかっこよく着こなせるでしょう。
ファー付きは華やかすぎるためNG
女性のコート選びで、気を付けてほしいのが、ファー付きはNGという点です。Pコートやダッフルコートも就活中に着用するコートとしては問題ありません。しかし、コートのフードや袖にファーが付いているものは華美になりすぎますので、着用を避けるか、取り外しが可能であるのならば、外すようにしましょう。
コートのボタンを閉めるときはベルトを結ぶようにする
では、最後にコートの着こなし方についてご紹介します。これは、トレンチコートやビジネスコート、Pコートで言えることですが、コートを着用してボタンを閉める時は、付属のベルトも結ぶようにしましょう。ベルトの結び目は身体の左側に持ってくるようにします。ボタンを開けているときは、ベルトは後ろでまとめるようにしてください。
男性の場合一番下のボタンは留めない
男性の場合にはコートの着こなし方にもう1点マナーがあります。それが、一番下のボタンは留めないことです。これは、スーツの上着が2つボタンである着こなし方と同じだと覚えておくといいでしょう。寒いときは、全部絞めて少しでも防寒対策をと思うかもしれませんが、コートも一番下のボタンを外すのが一般的なのです。
冬の就活に必需品のコートはビジネスシーンで浮かない色にすればトレンチ以外のチェスターでもよい
本ページでは、就職活動に最適な冬用のコートの選び方についてご説明してきました。 就職活動で使うコートはカジュアルな物や派手なものでなく、リクルートスーツに合うものであれば何でもよく、カラーはビジネスシーンでも通用する、黒、濃紺、ダークグレー、ベージュを選ぶことをおすすめします。
また、コートは寒さ対策だけでなく撥水加工されているライナーつきのものの方が、使い勝手いいです。コート以外の冬の必需品である手袋やマフラーなどの小物は、男性と女性によっても選び方が異なりますので、一緒に把握しておくと、購入しやすいでしょう。
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