新卒で就活する際に企業のインターンに参加するメリット

インターンは学生が企業などで就業体験をすること

大学3回生になると、話題に上がるのがインターンです。インターンとはインターンシップのことで、「学生が企業などで就業体験すること」を指します。種類にもよりますが、インターンはアルバイトとは異なり、無給で行うのが一般的です。中には有給のインターンもあります。インターンに参加すれば、キャリアの形成・スキルの獲得・業界研究などに役立つでしょう。

インターンの期間は数日間から1ヶ月のものまで様々

インターンは1～3日程度のものや5日～1ヶ月程度のものなど様々です。短期間のものは、インターンとしながら、新卒採用の会社説明会に似たようなレベルのものや社内見学をして説明を聞くだけ、という内容のものが多くなっています。また、グループワークをして発表をする、というものも多く実施されています。中期間実施しているインターンは、長期休暇中の夏に行われる場合が多く、実際の営利活動には参加せずに仕事の内容をシミュレーションするものが多いです。インターンに参加する際は、インターンの内容をよく理解した上で応募しましょう。

長期のインターンに参加すると企業の雰囲気や実態を掴める

インターンには短期と長期がありますが、期間が長いほど、実際の仕事内容に近い経験ができます。そのため、会社への理解がより深まるでしょう。短期のインターンでは、会社が教えたくないような事実に触れるのは難しいといえます。そのため、期間が長いインターンになると、会社の実態や実際に働いている社員の雰囲気がつかめるのです。企業の中に入って仕事や社員の雰囲気を知れるのは、新卒採用におけるインターンや就職活動中の特権だといえます。存分に活用しましょう。そして、もちろん短期インターンシップに参加するメリットもあります。

短期のインターンでは業界の知識・事業の仕組みがわかる

短期のインターンであれば、業界についての知識が身につきますが、実際にその仕事を行う力が身につくかというと難しいところです。しかし、企業の多くは事業の仕組みや基礎知識を親切丁寧に説明してくれるので、インターンに参加していない学生と比べると確実に企業理解は深まるでしょう。また、インターンによっては働く社員と話す時間が設けられています。ここでも仕事の実態が聞けるため、少し気になる企業があればぜひインターンに参加してみるといいでしょう。

インターンに参加すると選考に有利となる可能性が高い

企業によっては、インターン参加者用に新卒採用枠を設けているところもあります。こういったインターンに参加すれば、選考や採用で有利になる可能性が高いです。ただし、インターンを実施している企業の多くは、リクルーティングや社会貢献、企業PRを目的としているため、直接採用に関係しないケースも存在します。しかし、インターンへの参加で仕事への適性、やる気がアピールできるので少なからずプラスになるでしょう。結果的に一歩リードできるので、おすすめです。

仕事選びで悩んでいる人は特に参加した方がいい

インターンへの参加は、志望先が明確でないほど参加した方が良いといえます。就職活動では、自分がどんな仕事に向いているのか、何をしたいのか、強みは何なのか自問自答しながら悩むことも多いです。就活でもやもやしている新卒の方こそ、とりあえずインターンシップしてみるといいでしょう。実際の仕事や、業界の特徴が驚くほどわかります。自己分析や業界研究には限界があるため、悩んでいる人ほどぜひ実際に足を運んでみてください。

インターンの情報は新卒採用サイトなどに掲載されている

インターンの情報を探す際は、新卒採用サイトやインターンシップなどのまとめサイトを見るといいでしょう。もしも、インターンに参加してみたい企業が決まっているのであれば、直接採用サイトから内容を確認できます。また、大学内の就職支援センターでもインターンの情報があるため、そこで大学の職員に相談してみてもいいでしょう。

インターンすると採用にも有利！悩んでいる新卒の就活生ほど参加するのがおすすめ

新卒採用におけるインターンのメリットは、仕事に対する自分の適性を知ることができ、就業体験を通じて企業や業界の研究ができ、就職活動に向けて職業選択の視野が広がることです。どの形式のインターンであっても、参加することで就職活動において何かしらのメリットが得られます。インターンでの体験が実際の面接での話のネタにもなります。新卒採用において、企業の採用人数が増えて学生側が有利になると、インターンを実施する企業の数も増えます。新卒生はそこで多くの情報を集約して、ただただなんとなく参加するのではなく、自分の目的にあったものを選択し、新卒の就職活動に活かしましょう。"