就活で「とりあえず面接｣はNG！本気で内定を勝ち取るための考え方

就活の第一歩は「とりあえず面接」という気持ちを捨てること

就活が始まると、学生は一斉にリクルートスーツに身をまといます。企業説明会、応募、面接と進めるのが一般的ですが、その時大切なのは、いかに他の学生よりアピールできるかです。「とりあえず面接を受けよう」という考えでは、企業に対して「入社したい」という熱意が伝わらないので、採用担当者からみて魅力的に映るはずがありません。「就活をはじめたからとりあえず面接」という考えを捨てることが、内定を勝ち取るための第一歩になるのです。

「とりあえず面接」という気持ちだとエントリーシートの時点で落ちてしまう

多くの企業では、会社説明会の後、エントリーシートに記入、そして筆記試験を経て、ようやく面接にこぎつけます。面接を受けるために必要なエントリーシートでは、｢志望動機｣の記入が求められるでしょう。しかし、そもそも「とりあえず面接を受けてみよう」と考えていると、その会社で働くための目的がありません。なので、この「志望動機」を魅力的に書くことができず、エントリーシートを提出しても面接までこぎつけることができないのです。

本格的に就活を始める前の情報収集が大切

学生は、就活シーズンになると一斉に活動を始めます。就活でライバルに差をつけたいのであれば、シーズンになる前の情報収集がおススメです。短大、大学の就職担当者は、常に就職に役立つ情報を発信しています。外部の講師を招き学生向けにセミナーを開いたり、講義を設けることもあるので、積極的に参加し、実際に動き出す前から就活の知識をつけておきましょう。そうすることで、「就活=とりあえず面接」という考えがいかに内定を遠ざけるかを理解することができることでしょう。

就活ではしっかり「自己分析」をすることが内定への近道

就活をするのであれば「自己分析」をすることはとても大事です。就職することがゴールではありません。就職した先で何がしたいか、自分の人生において仕事をどのような位置づけにするのかをしっかり自己理解することで、面接でもしっかりとアピールすることができ、更に企業とのミスマッチを防ぐことができるのです。
「とりあえず面接」と考えていると、この自己分析が疎かになりがちです。「とりあえず面接」ではなく「この面接で自分は何を伝えたいのか」「どうしてこの企業を受けようと思ったのかを」をしっかりと考えて就活に挑むことが、内定への近道になります。

実際の面接評価シートで確認する

面接をする際、面接官は面接評価シートを元に就活生を評価しています。面接評価シートには、マナーや身だしなみ、質問に対する受け答えなどの内容をチェックする項目があります。企業や職種によって設定されている項目は異なりますが、参考にすることで、面接官視点を把握することができます。「面接評価シート」を無料で手に入れて、面接前に最終調整をしたり、就活生同士の練習で活用したりしましょう。

企業側は「とりあえず面接」という考えを見抜いている

採用面接を行うのはその企業の人事担当です。人事は人を採用するプロ。「本気でこの企業に入りたい」と考えているか「とりあえず面接」という気持ちで受けているか、すぐに見抜いてしまいます。付け焼き刃の志望動機や自己アピールは、就活では通用しません。人事担当に「自分はとりあえず面接を受けているのではなく、御社に入って活躍したい」という気持ちをアピールできるかが内定を勝ち取れるかのポイントになるのです。

練習のための「とりあえず面接」でも本番だと思って挑むべき

第一志望の企業から内定をもらうために、面接練習として興味のない会社の選考を受ける学生も多いです。しかし「とりあえず面接の雰囲気を味わってみよう」「練習だから」という考えで受けると、学びがなく、第一志望の面接でその経験を活かすことができません。第一志望の企業でないとしても「とりあえず面接」という気持ちを捨て、「自分はここに一番行きたい！」と仮定して全力で面接に挑むことがとても重要なのです。

就活を成功させたいなら充分に自己分析をして「とりあえず面接」という考えを捨てることが重要

就活において「とりあえず面接｣という考え方が、いかに内定を遠ざけるかについて見ていきました。就活では、自分がどんな人生を歩みたいのか、どんな働き方をしたいのか確認をする自己分析がとても重要です。ここを省くと「とりあえず面接｣という考えになり、面接担当者からの｢志望動機｣の問いに窮することになってしまいます。まずは自分を知ること、それが就活を成功させるために必要なことなのです。ぜひこれをきっかけに「とりあえず面接」という考えを捨て、内定を勝ち取ってくださいね。