2019年08月21日(水) 更新

NTTドコモが地方の離島で活躍!新たなコミュニケーション文化の創造に挑む

今や生活にかかせない存在となったスマートフォン

みなさんはNTTドコモ(以下、ドコモ)といえば何を思い浮かべますか?おそらく、多くの人がスマートフォンや携帯電話に関連した、「携帯キャリア」をサービスとして提供している会社の一つだと認識しているのではないでしょうか。

今や生活において大きな存在を占めているスマートフォン。そのスマートフォンで通信するためにサービスを提供するNTTドコモは、約20年にわたって国内シェアナンバーワンを獲得しています。まさに日本を代表する企業といえるでしょう。

しかし、ドコモの取り組みはそれだけではありません。実は通信キャリアとしての事業以外にも、コミュニケーションに関わるサービスを次々と展開しているのです。

目指すは「新しいコミュニケーション文化の世界の創造」

ドコモが目指すのは「新しいコミュニケーション文化の世界の創造」。人と人だけではなく、あらゆるモノとモノを繋げ、それをアタリマエのものとして世界に根付かせようとしています。いわば新しい文化を創ろうとしているのであり、それがドコモの企業理念なのです。

そのため、ドコモのビジネス展開は多岐にわたっています。地方創生プロジェクトもその一つ。モバイル事業で培った強みを活かしつつ、人々を取り巻く社会問題を視野に入れて、価値を生み出しています。

中国地方でもサービスを展開!ドコモの新たな試み

ドコモが取り組む地方創生プロジェクトの一つが、島根県の隠岐諸島における隠岐牛への「かんたん位置情報サービス」の導入です。

隠岐諸島とは、島根半島の沖合約60キロに浮かぶ人口2400人ほどの小さな島。後鳥羽上皇が流されたことでも有名なこの島は、ブランド牛として存在感を増している隠岐牛が売りとなっています。

はるか昔から放牧が行われていたこの隠岐の牛は、島ならではのミネラルを含んだ草を食し、足場の悪い斜面で鍛えられることで成長します。その結果、質の高い黒毛和牛が育っていました。

しかし放牧は品質の良い牛が育つ反面、難易度の高い飼育方法でもあります。牛の行方が分からなくなったり、崖からの転落事故を引き起こすなど、農家の人々を悩ませていました。そこで、リスクを軽減するために導入されたのがドコモの「かんたん位置情報サービス」です。

島根県のブランド牛を、ドコモのサービスが救う?

ドコモは「かんたん位置情報サービス」を試験的に導入。畜産農家が保有する牛に小型GPS端末を取り付けて、牛の居場所確認を始めました。これによっていつでも牛の位置を確認できるほか、牛が危険地域に移動しそうなときにはメールで報せてくれます。

高齢化が進む隠岐諸島の農家にとって、行方がわからなくなった牛の捜索は大きな負担になります。また、隠岐牛は隠岐諸島の基幹産業といえるまでに成長しており、牛の安全を守ることで島の重要課題なのです。隠岐牛の安定した増加が見込めれば、所得の向上やそれによるIターン組の増加も期待することができます。

ドコモの「かんたん位置情報サービス」は隠岐諸島からの大きな期待を寄せられているのです。

地方を“新しいコミュニケーション”で盛り上げる

ドコモはモバイル事業で得たノウハウを活かし、地方創生事業にも乗り出しています。これが、ドコモの目指す“新たなコミュニケーション文化の創造”です。

社会のさまざまなジャンルの課題に関心を持ち、それらに対して企業のナレッジを投入していく。だからこそ地方出身の人材を採用することに重きを置いており、地方へのイベントにも積極的に出展しているのです。

求む!“新たな文化”を生み出したい人

ドコモは今年も、地方を盛り上げてくれる意欲的な就活生を探しています。ケータイ事業だけに留まらず、新たなコミュニケーション文化を生み出したい方、地元を盛り上げたい方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

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