2017年11月30日(木) 更新

IT•ソフトウェア業界×女性には無限の可能性が広がっている

目次

    IT業界、ソフトウェア業界と聞くと、どんなイメージがありますか?
    「高いITスキルが求められそう」「黙々とパソコンに向き合っている」「ハードな職場」等、男性の技術者が活躍することをイメージする人が多いかもしれません。

    しかし、入社前はプログラミングスキルが全くなくとも、「想像力」、「発想力」、「コミュニケーション力」を使って活躍する女性も、実は数多く存在しています。

    実際、今回インタビューをさせていただいたNTTデータMSEでは、生活者に密着したサービスを取り扱っていることもあり、多様な女性社員が活躍しています。

    そんなNTTデータMSEに2016年に入社した1年目(取材時)のお2人の社員に入社動機や仕事内容、職場の雰囲気についてお聞きしました。

    ITスキルはなかったが、未来への期待とともに入社を決意

    お2人はともに文系出身と伺っていますが、大学時代にはどんなことを学んでいて、どのようにしてIT業界に興味を持ちますか?

    松井さん
    「私は大学時代、経済学を専攻し、貿易論やマーケティング論を学んでいました。
    就職活動の時は様々な業界を見ていたのですが、その中でIT業界は影響力が大きくて面白そうだなと感じて興味を持ちました。プログラミングの経験はありませんでしたが、入社して学んでいけばきっと大丈夫だろうと思っていました。」

    塚原さん
    「私は心理学部で『デジタル×人のコミュニケーション』を学んでいました。
    最近ではIoTという言葉を耳にすることも増えましたが、スマートフォンや家電、自動車等、様々なモノがインターネットとつながる中で、これまで学んだ『デジタル×人のコミュニケーション』を活かせるのはIT業界だと期待していました。
    ITに関する専門的な技術を学んでいたわけではないので、当然不安もありましたが、期待の方が大きかったです。」

    女性の感性を活かし、生活者に身近な製品を開発・提供

    お2人ともプログラミング等の経験が無い中で入社されていましたが、実際のお仕事ではどのようなことをされていますか?

    松井さん
    「MSEでは色々な大手企業のお客さまと長期的な取引を続けていますが、私はNTTドコモ様とお仕事をさせてもらっています。
    モバイルアプリの開発に携わっているのですが、設計していたとおりにアプリが動くかの確認やユーザー視点に立った使いやすいデザイン・機能の考案等を行っています。」

    塚原さん
    「健康や住まいにかかわるアプリ開発等、生活に身近なものに数多く携わっているので、暮らしに寄り添った女性の視点から意見を出していくと、サービスの向上・ユーザーの満足度を高めることに貢献できるという話を聞くことも多くあります。」

    松井さん
    「先輩社員の中には、世の中のトレンドを捉えるために、色々な雑誌を見て、どんなことが流行っているのかチェックしている人もいますね。
    女性ファッション誌を読むことが好きな人もいると思いますが、そういった流行、生活者のニーズへの感度が活きることも多いと感じます。」

    確かに、生活者にとって身近なサービス開発を行っているならば、生活者が持つニーズへの感度は大事になってきますし、女性の意見も必要となってきますね。

    社内研修、現場でのフォローを経てスキルアップ

    提案をしていくにも、開発を進めるにも、一定のITスキルは必要になると
    思いますが、お2人はベースとなる力をどのように身につけていったのですか?

    松井さん
    「新人研修の中でプログラミング等、基礎となる部分は丁寧に教えてもらえました。
    講師の方がとても分かりやすく説明をしてくれて、初心者の私でも理解することができました。
    もちろん、現場に入ってから分からないこともありましたが、
    先輩に教えてもらいながら徐々に理解を深めていきました。」

    塚原さん
    「私も同様に研修で基礎は身につけました。分からないことがあれば、周りに聞くことはもちろんですが、その前に一度、インターネット等で調べて考えてみます。一度自分で考えてみることで、自分の理解も深めていくことができるので。」

    松井さん
    「また、OJTとなってからは、テスト(設計したとおりにアプリが動くかどうかの確認)のように、イメージしやすいところから領域を任されます。テストの中で、どんな仕組みで動いているのか理解し、着実にスキルを高めていけるようになっています。」

    ロールモデルとなる先輩の女性社員

    未経験でも着実にスキルを身につけて、成長できているのですね。
    職場でも、活躍されている女性社員の方は多いですか?

    松井さん
    「はい。例えば、今3年目の先輩でも、社内・社外の関係者の人の意見をうまくとりまとめながらプロジェクトを推進しています。
    お客さまはもちろん、ユーザーのことも考えながら提案していくところは社内でもすごいねと言われています。」

    塚原さん
    「若手だけでなく、年次が上の方も活躍されています。結婚をされてもバリバリ働いている方がいることはもちろん、子育てと仕事を両立して活躍している方もいます。
    様々な年代に、それぞれのライフステージに応じて、多様な活躍をしている先輩社員がいることは自分のキャリアを考える上でも大きいですね。」

    松井さん
    「そうですね。部署を超えて先輩とのかかわりがあるため、多様な先輩がいることは自分のキャリアを考える上では、とても助かっています。」

    塚原さん
    「普段からの交流もあるのですが、社内施策の企画・立案において、部署を越えて先輩社員と一緒に仕事をすることもあります。企画力はもちろん、開発力でも高い成果を出しているので、私も負けずに早く追いついていけるよう、頑張っています。」

    女性の活躍を支える制度・風土

    そういった女性社員が多く活躍する中では、制度面や風土面での働きやすさも
    影響しているのですか?

    松井さん
    「制度によって働きやすさを支えている部分は大きいと思いますね。
    例えば、仕事の繁忙期を乗り越えたら、職場の多くの人が有給を取ってリフレッシュするのが普通である等、ワークライフバランスを取る意識は職場として高いと思いますね。」

    塚原さん
    「風土としても、部署内はもちろん、部署を越えて仕事やキャリアの相談に乗ってくれる人が多く、
    とても相談しやすい、話しやすい風土だと思います。だからこそ、周りに甘えず、
    自分でも頑張ろうという気持ちも働いて刺激になっています。」

    就活生へのメッセージ

    松井さん
    「文系だから、プログラミング経験がないから、という理由でIT業界から目を背けていたら、もったいないと思います。
    IT業界で仕事をする上では、技術力だけではなく、お客様やユーザーの立場になって企画を考える想像力や発想力、企画をチームで実現するためのコミュニケーション力はとても大事な能力です。
    就職活動はせっかく色々な企業を見られる機会なので、ぜひ一度IT業界を見てみてください!」

    塚原さん
    「プログラミングだけがIT業界の仕事ではありません。文系理系問わず、いろんな人たちのアイデアで新しいものをつくっていける業界です。モチベーションが高く、知識を高めていくことに貧欲なメンバーが集まっていますので、興味を持ったらぜひ会社説明会でお会いしましょう!」

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