2020年12月07日(月) 更新

【インターン取材レポート】「学生が学生向けのイベントを作る」という株式会社アシストのインターンを取材してきた<Vol2.人事担当者編>

PR企画

インターンといえば、実際の業務や働く環境の体験を通じて、業務内容や働くことの理解を深めることを目的とするものである。しかしながら、今回「学生が学生向けのイベントを作る」というインターンがあるということを聞きつけた。

「どんなインターンなのか」、「参加した学生はどんな目的で参加したのか」、「主催する会社はどんな目的でインターンを設計したのか」

そういった疑問を解消すべく、同社のインターンに参加した学生と、人事担当者にインタビューさせていただいた。

※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。

<株式会社アシスト>
パッケージ・ソフトウェアの専門商社として1972年にビル・トッテンにより設立。販売だけでなく、ソフトウェアメーカーとお客様との間に立ち、導入支援はもちろん、教育やコンサルティング、保守サポートなど、お客様のビジネスを全面的に支援します。

インタビュー対象者
【写真左】石井 雄輔氏
株式会社アシスト
経営企画本部 企画2部 人事企画課

【写真右】佐伯 竜輔氏
株式会社アシスト
経営企画本部 企画2部 人事企画課

――今回のインターンを企画・開催しようと思ったきっかけ、その目的について教えてください
学生目線では就活市場がどう見えているのか、という「情報が欲しい」というのがきっかけです。今、学生はどのような意識で就活市場を見ているかという情報は、採用コンサル会社経由等で入手することは可能ですが、それは学生から得られた一次データではなく、企業から得られた二次データです。そのため、学生からのリアルなデータを直接得るための手段として企画しました。
さらに学生に作ってもらうイベントのテーマ自体もアシストのことは考慮せず、後輩のためのイベントに徹する意識で実行してもらったので、学生はどんな情報や体験が欲しかったのかがインターンの裏側で読み取れる仕掛けです。さらに、参加する学生にはこのインターンを通じて圧倒的な成長もしてほしいと思っており、他の企業では任せないようなところまで本気で信じて任せてみることを決めました。

――今回のインターンを実行していく際に意識したことがあれば教えてください。
徹底して学生扱いをしないことです。今回参加してくれた学生とは一人ひとりと業務委託契約を締結しています。学生には業務委託契約を締結した後からは、企業と学生という関係ではなく、ビジネスパートナーであるということを説明し、合意の上で実行しました。そのため、求める納品物の質については、ビジネスレベルの納品物を求めました。しかし、ただハードルを上げれば良いというものでもないので、メンター役として採用コンサル会社にサポートをお願いし、最終的に学生と採用コンサル会社でワンチームを築き成果に結びつけていただきました。
振り返ると、最初はコンサル会社に頼らずに学生だけで業務を行っていた様で、提案書を持ってきてくれたはいいものの、一ヵ月超で実施した内容を全て突き返す結果になりました。大分悔しかっただろうと思います。しかし、私たちは責任をもって成果物(結果)を作り上げてもらうことをお願いしていたので、頑張る姿を垣間見ながらも、意識的に過程は評価をしませんでした。期間の猶予も無かったため、試行錯誤の末に「コンサル会社の力も借りよう」という流れが出始めたのもこの時ですね。ここが、頑張る事と結果を出す事の違いに気付いてくれた瞬間だったと感じています。

――該当インターンの企画、開催を終えて、その結果に対して思うことがあれば教えてください
今回のインターン自体は四ヵ月間のプログラムだったのですが、次年度の採用でも実施する価値が高いと思っています。今回は五人の学生に参加してもらったのですが、参加前と後ではアシストに対する理解が大幅に変わりました。実は、当社の採用選考中や説明会で私たちが伝えている情報だけでは、学生のアシストへの理解が浅いことを課題に感じていたのです。このインターンは、アシストへの理解を学生から「能動的」に深めてくれる良い場となりました。
私たちの採用活動は、内定や入社というものをゴールとしておらず、3年ほどで辞めてしまうのであれば、そもそもアシストを断念してくれた方がお互いにとって良いと思っています。そういう意味でも当社のことを深い部分で理解してくれて、入社すべき会社はアシストだと感じてくれるのであれば、それは嬉しいことだと思いますし、逆に入社すべき企業はアシストじゃないと気付いてくれることも良いことだと思います。

――アシストに対する理解が十分ではなく、このインターンを通じて、深い部分を理解してくれたというのは、学生さんが「能動的」にアシストのことを理解しようと動いてくれたからということでしょうか
そうですね。ただ、能動的でさえあれば良いかというとそうではありません。仕方がないことですが、選考ステップの中で能動的な場面を作っても、どうしても自分が企業からどう見られるのかを気にしてしまうことが多いですよね。ただ、今回のインターン生は全員が合格者です。内定を得ている状況になって初めて、猫をかぶらない、素直な能動性が出たので、そこが良かったと思っています。
当社の選考ステップの中でも、選考には関係ない、合否もつけないと伝えて、学生に企業理解を深めてもらう場を長年用意してきたのですが、それでも合否を気にしているんだなというのを、今回本当の意味で初めて気づくことができました。

――今回、学生が企画したインターンのアウトプットについてはどのように考えていますか?
今回のインターンのアウトプットについては、良い意味で私たちが想像しえなかった結果になりました。今回のインターンで企画してもらったイベントは自己分析ワークを中心としており、最終的に自分の目指すゴールが見つからなくてもいいし、下手したら学びが見つからなくてもいい、今日トライしたことに意味があるんだという趣旨でした。「学びが見つからなくてもいいイベント」なんて不安すぎて私たちでは企画できません。
ただ、実際に参加してくれた就活生のアンケートを見るととても評価が高く、学生を信じて企画を任せてみて良かったと感じさせてくれました。ただ、来年も同じ内容のイベントを実施すれば良いのかというとそれはそれで違うような気がしています。年代が違えば、考えも感じ方も少しずつ変わっていくので、毎年真っ白な状態から学生の考えを表現してもらうことで、毎年新たな挑戦ができるチャンスだと考えています。

――次回開催があるとしたら、どんな学生に参加してほしいと思うか教えてください
このインターンでは手とり足とりという形で指示は出しません。そのため、とりあえずやってみようと行動に移していける学生じゃないと難しいですし、参加して成果につながらなければ時間の無駄にもなりかねないので、自分から動き出せる学生に参加してもらいたいですね。さらにいえば、やりっぱなしではなくて振り返りができる方、人に対してお節介が焼ける方でしょうか。人を動かすためには、まず自分が準備をする。その準備の過程の中で、自分の理解が深まるということを学んでもらえたことが、このインターンの中で一番良かったところかなと思っています。

――最後に、この記事を読んでいる就活生に対してメッセージをいただけますか
私たちがずっと大事にしているのは、就活はマッチングということ。当社の選考を受けにきてくれた方には伝えているのですが、会社選びは「良い・悪い」じゃなくて、「合う・合わない」という観点でぜひ見てほしいです。結局、「良い・悪い」で判断してしまうと入社がゴールになりがちですし、そこで自分が活かせるかどうかはわかりません。「合う・合わない」で選ぶ際に、色んな観点があると思いますが、私たちは働きがいが持てるかどうかが一つの基準だと考えています。学生時代にやりがいがあったことを振り返っていただくと、そのどれもが幸せな瞬間ではないでしょうか。それが社会に出てからも得られ続けるような場所で働くことができれば、人として豊かな生活ができると思うので、その点を大事にしてほしいと思っています。
また、ぜひ自己分析をたくさんして、自分の武器(与えられるもの)を見つけてほしいと思っています。学校選びは基本的には自分がお金を払う立場なので、自身が何を求めるのかだけを考えれば良かったと思いますが、企業選びは自分がお金をもらう立場になります。そうすると相手(企業)へのメリット、つまり自分が与えられるものとセットで考える必要があります。自分の武器がマッチする企業であれば、きっと活躍できるし、やりがいも感じやすいと思います。ぜひ自分自身が合う企業を見つけて社会で活躍してほしいと思います。

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