2018年12月20日(木) 更新

SPIができない人の対処法|理由や科目別の対策方法をご紹介

SPIができないと悩む人は多い

SPIができないと悩む人は多く、適性検査は就活でも難関のひとつになっています。適性検査には複数の種類がありますが、SPIは就活ではもっともメジャーな種類であり、採用している企業は多いです。SPIの攻略は簡単ではありませんが、しっかり対策して臨むことで、乗り越えることはできます。SPIができないと悩む人の多くには何らかの原因があルため、それと向き合い、自分に合った対策方法を考えることも大切です。上手な対策方法を知り、SPIを攻略しましょう。

なぜSPIができないのか

SPIができないと悩む場合は、まずはその理由から探ることが大切です。SPIができないと言っても人によって状況は違い、改善の方法も異なります。できない理由を知って見つめ直すことが、攻略の第一歩になると考えましょう。できない理由が分からないままに闇雲に対処しようとしても、時間と手間がかかってスムーズな攻略は目指せません。効率的に対処してスムーズな攻略を目指すためにも、できない理由は何なのかを正しく把握しましょう。

準備不足

SPIができない大きな理由は、準備不足である可能性が高いです。SPIは問題自体はそれほど難しくないため、対策なしでもある程度解答することは可能です。しかし、実際には解答はできても高得点を獲得することは難しいため、準備不足だと得点率が低くなって不合格になりやすいことは理解しておきましょう。

適性検査の合格を目指すには、ある程度高い点数を獲得しなければならず、そのためには事前準備が必須です。企業によってどれくらいの点数が必要かは異なりますが、高い点が取れるならそれに越したことはありません。また、企業ごとに足切りのボーダーラインが設定されており、最低限それを超えることも大切です。準備不足だとそもそもボーダーラインを超えられないことも多いため、不合格になりやすいです。

解答スピードが遅い

SPIで不合格になる理由には、解答スピードが遅いことが考えられます。SPIは問題の難易度は低いものの出題数が多いのが特徴で、短時間で大量の問題を解かなければなりません。正解が分かったとしても、1問あたりに時間をかけ過ぎると取り組める問題が少なくなり、結果的に点数は低くなってしまいます。

攻略するには問題に正解することはもちろん、素早く解答していかなければなりません。準備不足だと解答スピードが足りず、時間内に全問チャレンジできない場合も多いです。単に勉強することがSPIの対策になるわけではなく、解答スピードも意識して取り組まなければなりません。素早く解答するのは初見では難しいため、かなりの準備が必要なことは理解しておきましょう。

正確性が低い

正確性が低く、得点率が悪いこともSPIが攻略できない理由のひとつです。仮に解答スピードを高めてどんどん問題にチャレンジしても、すべて間違っていては意味がありません。準備不足だと時間に余裕を持つことが難しいため、残り時間がないことに焦って適当に解答してしまうことも多いです。

よく考えないままに解答すると、いかに難易度が低いといっても正解を出すのは難しく、結果的に得点率は下がってしまいます。素早く解答しながらも正確性は保たなければなりません。準備不足だと正確性と素早い解答スピードの両立ができないため、点数が低くなりやすく、合格も遠のいてしまうことは理解しておきましょう。

不得意な分野がある

SPIは大きく能力検査と性格検査に分けられます。能力検査には、言語と非言語があります。特に攻略が難しいのは能力検査であり、言語、非言語どちらか一方ができないと全体の点数が下がり、不合格になることも多いです。言語は国語、非言語は算数や数学ですが、どちらも慣れていないとスムーズに解答することは難しいでしょう。

企業によっては言語と非言語どちらかの結果を重視するということもあるため、企業が重視する分野と苦手分野が重なると、さらに不利になってしまいます。確実に合格するには両方きちんと高得点を取れるに越したことはないため、しっかり対策して苦手分野をなくしておかなければなりません。

SPIができない場合の対処法

SPIができずに困っているなら、しっかり対処して攻略の確率を高めることが大切です。対処方法は複数あるため、どれかひとつに絞らずに複数の方法を試しましょう。人によってどの方法が適しているかは違うため、多方面からアプローチして対策を練ることが大切です。念入りな対策をおこなうことが、SPI攻略の近道です。自分に合った対処法を見つけて、事前準備を徹底して進めましょう。

問題集を使って勉強する

SPIの勉強は、問題集を使っておこなうのがおすすめです。効率的な対策をしたいなら特に積極的に利用しましょう。問題集ならSPIの対策に限定して勉強を進められるため、余計な情報が入ってくる心配もなく、SPIだけに集中することができます。SPIは適性検査の中でもメジャーなため、問題集の数も多く、自分に合った種類を選びやすいことも魅力です。

問題集によって掲載されている内容は少しずつ違いますが、問題の掲載数が多いことや、持ち運びの便利さなどを考慮して選ぶといいでしょう。また、問題集の購入が難しい場合は、ネットで公開されている問題を利用し、勉強する方法もあります。無料公開の問題も多くあるため勉強自体は可能ですが、問題集のほうがまとまりがいいため、効率的な対策にはこちらのほうが向いているでしょう。

同じ問題を繰り返し解く

SPIをスムーズに攻略するには、問題のパターンを覚え込むことが大切です。同じ問題を何度も解いて覚えましょう。新しい問題にどんどんチャレンジするのもいいですが、結局パターンは決まっているため、無理に幅広い問題を見る必要はありません。

新しい問題にチャレンジしようと思うと、問題集を何冊も買わなければならず、経済的な負担も大きくなります。就活中は他のことにもお金がかかるため、少しでも出費を抑えることが大切です。金銭面を考えても、問題集は1冊を何度も使いまわすのがいいでしょう。問題を見てすぐに答えが分かるくらいにやり込むことが、SPIを上手に攻略する秘訣です。何度も同じ問題に取り組んで、パターン認識を深めることを意識しましょう。

解答スピードを意識して取り組む

SPIの勉強をする際は、解答スピードを意識して取り組むことが大切です。どれだけ正しい解答ができたとしても、スピードが遅いと高得点を獲得するのは難しいため、しっかりスピードも高めておかなければなりません。解答スピードを高めるには、常に時間を意識することが大切です。問題集に取り組む際も時間を測っておくといいでしょう。

だらだらと長時間勉強を続けるよりも、短時間で区切って集中したほうが勉強効率もよくなります。ひとつの分野を勉強する際に、5分や10分など短い時間設定をつけて、本番さながらの緊張感で臨みましょう。時間配分を意識することで、どれくらいのペースで進めるべきかも分かり、より本番に近い時間感覚を身につけることができます。

SPIの対策方法【科目別】

SPIを上手に攻略するには、科目別の対策方法を知ることも大切です。SPIでも得意分野、苦手分野に分かれることは多く、苦手分野で足を引っ張って失敗することも少なくありません。得意分野を伸ばすことも大切ですが、それ以上に苦手分野を克服することが大切です。正答率を下げないように、苦手は潰しておきましょう。科目別の対策方法からそれぞれの問題の特徴を知り、理解を深めておくこともスムーズな攻略に役立ちます。

言語・英語は読解力を身につける

言語は長文問題が多いため、読解力を身につけることが大切です。問題集を使って練習することはもちろん、普段から活字に慣れるよう文字を読むことを習慣づけておくといいでしょう。例えば本や新聞を読むなど、日頃から活字に慣れ親しんでいると、SPIの言語問題も比較的スムーズに解答しやすくなります。

長文問題が多く、時間いっぱいまで精読する体力が持たないことも言語で失敗しやすいポイントのため、活字を読む体力をつけることが大切です。また、企業によっては英語の問題が出題されることもありますが、基本的な形式は言語と同じです。言語の問題が英語になっただけともいえるため、対策方法も同じで読解力を身につけることを意識しましょう。

非言語は公式を覚え込む

算数や数学の範囲から出題される非言語は、公式を覚えることが大切です。非言語はじっくり考えると分かる問題が多いため、対策しなくても正解を出すことは可能です。しかし、じっくり考えているだけでは高得点を獲得することはできないため、スムーズな解答をするためにも公式を覚えておかなければなりません。

公式とはいわば答えを簡単に導き出すための裏技であり、ひとつでも多く覚えておくと幅広い問題に対応しやすく、より解答スピードが上がります。公式ではなく数学的な思考を必要とする問題もありますが、これは問題に何度も取り組むうちに慣れます。直近の対策なら公式を覚えることがベターで、数学的思考を身に付けるのは長期的な対策と考えましょう。

性格検査は正直に解答

SPIには能力検査の他に性格検査があり、実はここで失敗する人も少なくありません。性格検査も攻略するにはある程度の対策が必要ですが、基本的には正直に答えるべきです。性格検査は企業との相性を測るためのテストであり、企業が求める人材像に近いほど、高評価を獲得できます。

そのため、理想に近づくように答えを選ぶことも可能ですが、意図的に答えを操作すると、本来の自分とは違った人物像が伝わってしまいます。性格検査の結果は面接での受け答えとも比較されるため、それぞれで人物像が違っていると嘘をついていると判断され、評価を下げられる可能性が高いです。性格検査の対策は求められる人物像を把握する程度に留め、基本的には正直に解答するのが一番だと考えましょう。

SPIができない場合は事前対策で攻略を目指そう

SPIができないと悩む人は多いですが、上手に対策することでスムーズな攻略を目指すことは可能です。できない理由は人によって違うものの基本的には準備不足のケースが多いため、まずはしっかり対策し、勉強することを心がけましょう。

SPIは問題の難易度はそれほど高くないものの、短時間で大量の問題を解かなければならないため、慣れていないと高得点を獲得するのは難しいです。事前対策を徹底することで、SPIの得点率は上がり、高得点を目指すことも夢ではありません。自分に合った方法で対策を進めてSPIを攻略しましょう。

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