2019年01月09日(水) 更新

ベンチャー企業とは|特徴や就職するメリットとデメリットをご紹介

ベンチャー企業への就職に憧れる人は多い

ベンチャー企業は「時代の最先端を行く新進気鋭の企業」などの華やかなイメージが強く、憧れを抱く人も多いでしょう。憧れる仕事を目指して就職先を決めるのも、就活を進めるひとつの方法ですが、就職で失敗しないためにはきちんと理解を深めておかなければなりません。

ベンチャー企業について漠然としたイメージを持っている人は多いですが、明確に理解を深めている人はそれほど多くないでしょう。ベンチャー企業とはどのような企業なのか、通常の企業と違っている特徴は何なのかを知り、正しく理解を深めておくことが大切です。就職時にミスマッチを感じないためにも、ベンチャー企業とは何か、細部まで知っておきましょう。

ベンチャー企業とはどのような企業なのか

ベンチャー企業への就職を目指すなら、まずはベンチャー企業とはどのような企業なのか、基本的な理解から深めることが大切です。そもそもベンチャー企業の「ベンチャー」という言葉自体が、何を指すのか理解できていない人も多いでしょう。ベンチャー企業とはどのような企業を指すのか、基本的な理解を深めることが、スムーズに就職を目指すための第一歩になります。

ベンチャーキャピタルから投資を受けている

ベンチャー企業とは、ベンチャーキャピタルから投資を受けている企業を指します。ベンチャーキャピタルとは、簡単に言えば若い企業を支える投資ファンドであり、ここから資本金を獲得している企業は、すべてベンチャー企業になると考えましょう。

通常の企業なら、株主を探して資金を提供してもらうことで事業を開始しますが、ベンチャー企業は資金の提供元がベンチャーキャピタルになります。お金の流れが違うことはもちろん、投資を受けているためより高い成果が求められる点も、通常の企業とは異なっているでしょう。通常の企業でも株主に利益をもたらすために成果を上げることが求められますが、ベンチャーキャピタルの場合はさらに成果主義になりやすいです。

創設間もない新興企業

創設間もない新興企業を指して、ベンチャー企業と呼ぶこともあります。新興企業とは文字通り発足したばかりの企業であり、若い企業を指してベンチャー企業と呼ぶ場合も多いです。新興企業のため粗削りな部分も多くありますが、その分革新的な要素も強く、イノベーションを繰り返して大きく成長する企業も少なくありません。

新たに立ち上がった企業が数年後、数十年後まで生き残る可能性は限りなく低いですが、老舗として活躍している企業でも、すべて最初は新興企業から始まっています。つまり、若い企業=力が弱いとは限らず、今後老舗企業にまで成長する可能性を秘めており、高い競争力を有することもあります。実際に新興企業から大きく成長して、大企業となったメガベンチャーと呼ばれる企業も存在し、創設間もないことが弱みになるとは限りません。

明確な定義はない

ベンチャー企業には実は明確な定義はなく、言葉の意味はある程度曖昧に考えられています。基本的にベンチャーキャピタルから投資を受ける企業を指してベンチャー企業と言いますが、新興企業全般を指してベンチャー企業と呼ぶ場合も少なくありません。一般的な認識では後者の考えのほうが強く、若い企業=ベンチャー企業と考えてもいいでしょう。

明確な定義がないため柔軟に考えることが大切で、就職先を選ぶ際には、ベンチャー体質が備わっているかどうかをチェックする必要があります。若い企業が必ずしもベンチャー体質を持っているとは限らず、保守的な経営をおこなう企業も中にはあります。定義にこだわり過ぎず、企業の特徴を見てベンチャーと呼べるかどうかを確認することが大切でしょう。

スタートアップ企業との違いに注意

ベンチャー企業の他にも、若い企業を指す言葉でスタートアップ企業というものが存在します。どちらも若い企業を指して使用することが多い言葉ですが、ベンチャー企業とスタートアップ企業には大きな違いがあるため、混同しないよう注意しなければなりません。ベンチャー企業とは、基本的には新興企業で、創設間もない若い企業を指します。

対してスタートアップ企業は、新しい事業を始める若い企業であり、従来にないビジネスモデルを持っていることが特徴です。つまり、企業自体は若くても、すでにある事業に新規参入する企業はベンチャー企業、新たに販路を開拓、あるいはビジネスモデルを作る場合はスタートアップ企業です。経営の在り方が異なり、スタートアップ企業のほうが社会的な貢献を意識しているということも両者の違いといえます。

ベンチャー企業の特徴

ベンチャー企業への理解を深めるには、さらに詳細な特徴を知ることが大切です。ベンチャー企業には他の企業にはない特徴が数多く存在し、それに憧れを感じる学生も多いでしょう。しかし、特徴的であるということは知っていても、実際のどのような特徴を持っているかまでは、正しく理解できていない人も多いです。就職後にミスマッチを感じないためには、特徴も詳細まで把握して、理解を深めておかなければなりません。ベンチャー企業ならではの特徴を知り、通常の企業とは何が違うのかも意識しながら比較して考えてみましょう。

若年層の社員が多い

ベンチャー企業は企業自体が若いため、在籍する社員も若年層が中心になります。企業によって社員の年齢層は違いますが、基本的には20〜30代中心になることが多いでしょう。若い社員が多いため、学生との年齢も近く、選考もフランクな雰囲気で進むことが多いです。また、就職後も社員同士の距離が近く、アットホームな環境で働けることも少なくありません。

企業ごとに職場の環境や雰囲気は違いますが、若い人ばかりで年齢も近いため、老舗企業に比べるとカジュアルな関係性にはなりやすいでしょう。若年層の社員が多いため、仕事に向けての情熱もあり、パワフル働くことも少なくありません。活気溢れる職場も多く、積極的に仕事に取り組みたい人にはおすすめです。

早期にキャリアを積みやすい

若年層の社員が多いことで、役職者も全員若年層、場合によっては役員クラスが全員20代という企業もあります。ベンチャー企業は全体的な年齢層が低いだけに、若いうちから幅広い仕事を経験することができ、早期にキャリアが積みやすいことも特徴です。

他の企業なら、30代に入ってようやく役職がつくということも少なくありませんが、ベンチャー企業なら入社して翌年には何らかの役職がもらえることもあります。また、ベンチャー企業は実力主義を採用していることも多く、これも若いうちからキャリアを積みやすい理由のひとつです。仕事の出来次第で、年齢に関係なく昇進できるため、自分の実力を試したい人には打ってつけの環境といえるでしょう。

裁量のある仕事ができる

若いうちから裁量のある仕事ができることも、ベンチャー企業ならではの特徴です。ベンチャー企業は社員全員が若手になることも多く、役職者も若手が中心です。そのため、責任ある仕事も若手が中心となり、新入社員のうちから難しい仕事もどんどん任されます。

仕事のハードルが他の企業に比べて高くなりやすいだけに、当然負担も大きくなりますが、達成できた時のやりがいも、それだけ強く感じやすいでしょう。ゆっくりと段階を踏んで成長していくのが一般的ですが、ベンチャー企業なら最初から高いレベルに挑戦し、駆け足で成長できることも少なくありません。常に裁量ある仕事に取り組むことができ、仕事に熱中しやすいのは、ベンチャー企業ならではの特徴です。

制度が整っていないため不安定なことも

ベンチャー企業は創設間もない企業が多く、また企業として完璧な形を成していない場合も多いです。企業創設時には企業を運営するにあたっての基本事項を考え、制定していきますが、最初に決めた通りに全てが上手くいくとは限りません。企業を運営する中で、必要な改定や別途採用しなければならない制度、反対に排除すべき制度が出てくることもあり、長い時間をかけてベターな形に落ち着きます。

ベンチャー企業は手探りでの企業運営になることが多く、本来必要なものが足りていない、あるいは不要なものが過剰に採用されているということも多いです。仕事をする環境自体も不安定になりやすく、自分たちで理想の企業を作り上げるという意識を持たなければなりません。

ベンチャー企業に就職するメリット・デメリット

ベンチャー企業ならではの特徴、魅力は数多くあるため、当然就職するメリットは大きいです。ベンチャー企業に就職することでしか得られないメリットも多く、他の企業に就職した場合との差も大きくなるでしょう。しかし、デメリットも存在するため注意しなければなりません。メリットとデメリットの両方を把握して、ベンチャー企業への理解をさらに深めましょう。

メリット①成長を実感できる

ベンチャー企業に就職するメリットには、成長を実感できる点が挙げられます。ベンチャー企業では若いうちから難しいことに取り組み、積極的に仕事を進められる環境が整っています。自分でやりたいことを発信すると、それが実現できることも多く、自分主体で働くことも可能です。

仕事に積極的にチャレンジすることで、いち早く仕事のノウハウを身につけることができ、それを活かしてさらに難しい仕事にも取り組めるでしょう。また、企業自体も社員と同じように成長するため、勢いよく大きな成長を実現できることも少なくありません。ベンチャー企業は、一気にステップアップしたい人におすすめです。向上心が高い人は、特に就職するメリットを感じやすいでしょう。

メリット②新しいものに触れられる

新しいものに触れられることも、ベンチャー企業に就職するメリットです。ひとくちにベンチャー企業といっても、企業ごとにどのような業界に属するかは違い、事業内容や展開も異なります。しかし、多くの場合でその業界の最先端を行く事業をおこなっており、新しいものを積極的に取り入れることも少なくありません。

流行に敏感な人も多く、時代を先取りした事業を展開することもあるため、最先端の技術やモノ、仕事などに触れたい人にはおすすめでしょう。他の企業では見たことも聞いたこともないものが、ベンチャー企業では体験できる場合もあります。好奇心旺盛で新しいもの好きの人にとっては、魅力的な仕事になりやすく、メリットも感じやすいでしょう。

デメリット①激務も多い

ベンチャー企業に就職するデメリットには、激務が多いことが挙げられます。企業は創設してすぐが非常に重要な時期であり、ここでいかに業績を伸ばせるかが生き残りをかけたポイントです。企業創設時から仕事がないと、すぐに事業計画は頓挫し、最悪の場合倒産することも少なくありません。企業を維持し、さらに大きくするにはがむしゃらに仕事をしなければならず、時には無理な仕事を請け負うこともあります。

企業成長のために明らかなハードワークを任されることも多く、仕事量は多くなりやすいです。また、ベンチャー企業の場合、採用活動が上手く進められておらず、人手不足の場合も多いです。仕事量が多く、かつ必要な人材を正しく確保できていないことから、激務になりやすいことは理解しておきましょう。

デメリット②受け身の姿勢では成長できない

成長するには自ら積極的に仕事に取り組む必要があり、ベンチャー企業の場合はその傾向が顕著です。受け身の姿勢では成長できないどころか、仕事に取り組むことすらできず、何年経っても何もできないという場合もあります。ベンチャー企業は成長意欲や仕事への熱意が高い人が多いため、仕事を振られるのを待っていると、いつまで経っても活躍することはできません。

できる人はどんどん仕事を獲得して成長し、待っている人は取り残されてしまうことは理解しておきましょう。積極性が重要視される職場が多いため、受動的な人には不向きと言えます。主体性、積極性を持って仕事をしないと、ベンチャー企業に就職しても成長できず、成果が出せずに評価も下げられてしまいます。

ベンチャー企業とは新興企業!向上心が高い人におすすめ

ベンチャー企業の定義は複数あり、明確に何を持ってベンチャー企業と呼ぶかが決まっているわけではありません。ベンチャー企業はあくまで便宜上作られた造語であり、総じて新興企業を指すものと考えるといいでしょう。創設間もない新しい企業が多いだけに、社員も若手が中心となり、エネルギッシュに仕事を進める企業が多いです。

常に強気で攻めの姿勢が求められるため、他の社員に負けないためには、自ら積極的に行動して、主体性を発揮しなければなりません。貪欲に仕事を取りに行き、がむしゃらに努力してこそ、ベンチャー企業で活躍し、成長することができます。成長意欲が高い人におすすめの就職先のため、若いうちから活躍したい人にはベンチャー企業は向いています。

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