2019年12月05日(木) 更新

アパレルを通じて、人々の気持ちをスポーツへと駆り立てる企業「デサント」

PR企画

「デサント」という会社名を聞いて、就活生の皆さんはどのようなイメージを持つだろうか。おそらく、大多数の方は「スポーツ用品メーカー」と答えるのではなかろうか。あるいは「アパレルメーカー」と答える方もいるかもしれない。その表現のいずれも正しいといえば正しいが、デサントを正確に表現するには不十分であると感じる。

今回、デサント社員へのインタビューを通して、事業展開における考えや世界観について、より深く知ることができたので、本記事を通じて、デサントの理解を深める一助になれば幸いである。

※記事内容および社員の所属は取材当時のものです。

<株式会社デサント>
スポーツウエアにおける大手メーカーの1社であり、野球、ゴルフウエア、陸上競技用ウエア、サッカー用ウエア、競泳用水着、アルペンスキー用ウエア等、有力なブランドを持つ。主な所有ブランドとしては、「デサント」、「ルコックスポルティフ」、「アリーナ」、「マンシングウェア」、「アンブロ」等がある。

<今回インタビューさせていただいた方>
渡部 絢子氏(Watanabe Ayako) 入社5年目
株式会社デサント デサントBM※
グローバルブランディング ウィンター
 ※BM(ブランドマネジメント)

――まず初めに渡部さんのご経歴及び現在の職務内容について教えてください。

これまで、海外営業という形で「ルコックスポルティフ」ブランドと「デサント」ブランドに携わっており、現在は「デサント」ブランドにおけるスキー用品を担当しています。現在、私が担当している海外営業の業務内容は大きく分けて2つあります。1つ目はアジア圏へのスキーウエアの売上拡大です。具体的には、デサントが今後展開していく商品や展示の情報を、DESCENTE KOREA LTD.やDESCENTE (CHINA) CO.,LTDといった海外関係会社へ情報提供し、現地の営業戦略立案におけるサポートを行っています。2つ目は海外販促業務で、各スポーツチームへのサプライアイテム/サプライウエアに関する窓口として、様々なコミュニケーションやトラブル時の対応をしています。

――ありがとうございます。続いて貴社のことについてお伺いしたいのですが、就活生から見ると、「スポーツメーカー」という業界で競合他社と比較されることが多いと思いますが、他社との違いについて教えてください。

当社は企業理念として、「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」ということを掲げており、それを実現するための戦略として大きく分けて以下4つを実行しています。

1 人々の様々な需要に応えられるよう「多ブランド展開」をしている
2 「スポーツウエア」を重点的に強化している
3 アジアを中心としたグローバル展開を拡大している
4 強豪チームや一流アスリートへの支援を通じて得た知見を基に、高品質な商品開発をしている

他にも実行している戦略はいくつかありますが、このように整理すると、当社の理解が一層深まると思います。

――「すべての人々に、スポーツを遊ぶ楽しさを」という企業理念と多ブランド展開はどのように紐づくのでしょうか。

ブランドイメージについては「高級感がある」「若者向けである」「着心地が良い」等、様々なイメージがありますが、そのブランドイメージを変更/修正することは容易ではありません。ゆえに、そのブランドが持つブランドイメージによって、お客様はある程度限定されてしまいます。単一ブランドでの展開では、当社が掲げている「すべての人々に」という部分が満たされないと考えているため、多ブランドでの展開をしています。

例えば、当社が展開しているブランドの中で、ゴルフカテゴリーについては、「デサント」、「ルコックスポルティフ」、「マンシングウェア」、「ランバン スポール」、「スリクソン」等、複数のブランドを展開しており、そのブランドごとに担う役割やターゲットとしているお客様も異なります。そのため、老若男女問わずあらゆるお客様のニーズを満たすことができているのではないかと考えています。

――多ブランド展開されていらっしゃる理由についてよく理解できました。続いて、スポーツウエアに力を入れていらっしゃる理由についてお伺いできますでしょうか。

スポーツを遊ぶ楽しさを実感いただくためには、まず新たにスポーツに取り組んでみようという気持ちをかき立てるということが重要であると当社は考えています。皆様の中には、スポーツへの意欲が高まるものは、ギア(ラケット、バット等)やシューズという方も一定数いらっしゃると思います。しかしながらスポーツ用品の中では、ウエアこそが、その気持ちを高める1番大きな要因ではないかと当社は考え、ウエアのご提案に力を入れています。

そのため、当社のウエアを着たらお洒落でプレーの質も向上するのではないかという期待感をかき立てられるような提案を行うことが私達の使命であると考えています。その1つの手段として、強豪チームや、一流アスリートとスポンサー契約を締結し、そのレプリカ販売等を通じて、新たにスポーツをやってみようという気持ちを奮い立たせるお手伝いができればと考えています。

――スポーツをする気持ちをかき立てるために、特にウエアに力をいれていらっしゃるということですね。その他、レプリカ販売以外で、特にこだわっていらっしゃるポイントがあれば教えてください。

ウエアの着心地や機能面に、こだわりを持っているので、1回試着していただけましたら、その良さが伝わるという自負があります。

その理由は、当社が「頂上作戦」と呼んでいる一流アスリート向けのウエア開発から来ています。一流のアスリートが心地よく、高いパフォーマンスを発揮できるウエアであるならば、一般のお客様にもその機能面の高さをご理解いただけると考えています。

例えば、ウエアにおける縫い目の位置1つをとっても、一流のアスリートは敏感に感じ取り、プレーに影響がでてしまう可能性があります。そのため、着心地がよりよくなるように、縫い目の位置を少しずらして、中に着ているものや肌との摩擦を気にならないようにする等、非常に細かい部分からこだわりを持って開発をしています。そのようなこだわりから、一流アスリートや強豪チームにも選んでいただけるブランドになっているのではないかと考えています。

――一流アスリートとのスポンサー契約については宣伝要素が強いのかなと思っていましたが、貴社の場合は、機能面の追求のために実施されていらっしゃるということでしょうか。

その通りです。もちろん、広く皆さんに知っていただくという目的も一定程度ありますが、ウエアの機能性追求というスタンスの方が強いです。ウエアの品質を高めるために、一流のアスリートや、強豪チームから受けたフィードバックを基に様々な試行錯誤をして、最高品質のウエアを仕上げるということに何よりもこだわりを持っています。一流アスリートや強豪チームから評価いただいているという強い裏付けがあるからこそ、自信を持って皆様に提供していけるというのが、当社が展開している「頂上作戦」の意図です。

――着心地や機能面に自信がお有りということで、競合他社と比べてマーケティングや販売戦略についても異なる戦略・戦術を実行されていらっしゃるのでしょうか。

はい。直近の事例をご紹介しますと、「ルコックスポルティフ」ブランドの「Air Stylish Pants」という商品では、「履き心地保証返金キャンペーン」を実施していました。Air Stylish Pantsをご購入いただいたお客様の中で、万一商品の快適性にご満足いただけなかった場合、購入代金を全額返金させていただくというキャンペーンです。その他、当社主催のランニングイベントを通じて試着、試走していただき、着心地や履き心地に満足したお客様が商品購入に至るというケースも非常に多くあります。

また、昨今ですと競技を特定しないスポーツウエアとして展開している、水沢ダウンをはじめとする「オルテライン」カテゴリーでは、シンプルなデザインであることからカジュアルシーンでも着用していただく方は多く、そういったお客様が商品の機能性に満足し、当社のスポーツ用品の購入にもつながる機会が非常に増えてきています。

――カジュアルファッションとして着用した際の満足度から、スポーツ用品としてデサントブランドを購入するという流れは貴社ならではですね。ちなみに、そういった機能性の高い商品を世に提供していくための社内体制については何か工夫をされていらっしゃるのでしょうか。

大きく2つあります。1つ目はアパレル研究開発センターであるDISC(DESCENTE INNOVATION STUDIO COMPLEX)という施設の存在です。設備・機器としては、当社独自のサーマル発汗マネキンをはじめ、クライマート(人工気象室)、人工降雨室、全天候型トラック、プロダクションスタジオ(型紙作成から縫製まで、サンプル作成の全工程を行うスペース)等を設置しています。機能の開発、製品化、開発した製品の評価検証という一連の工程を「DISC」内で完結できることで、何度も繰り返し検証できるため、研究の量・スピード・質が上がり、高機能・高品質な商品を生み出すことが可能になっています。

2つ目は人材教育の部分にあります。社内ではMD※研修と呼ばれているものなのですが、ウエア等に使用される繊維の特徴や機能面について学び、どのような素材がどのような機能を実現することに適しているか等の理解を深める研修があります。また、MD研修だけに留まらず、繊維製品の品質・性能について高度な知識を有していることの証明である繊維製品品質管理士という資格を取得するための社内講座もあります。通常このような研修はアパレルメーカーや素材メーカーで実施されることが一般的ですが、スポーツメーカーで実施されている企業はそう多くないと思っています。

※MD(マーチャンダイザー)
商品の開発や販売に関する計画の管理等を担当する職種

――ありがとうございます。最後に今回のインタビューを通じて、貴社に興味が湧いたという就活生も多いのではないかと思いますが、どういった方と一緒に仕事をされたいかお伺いできればと思います。

こちらも大きく2つあります。1つは何事にも挑戦できる方です。当社は設立から80年以上の歴史を持つ会社であるため、過去の成功事例や、経験値を多く蓄積しています。それゆえに、従来の手法や考え方に捉われてしまう場面も多いかと思います。しかしながら、お客様の志向や一流のアスリートが求めるものは、日進月歩で変化していきますので、過去の経験や蓄積を大切にしながらも、新たなことに積極的にチャレンジできる人達と一緒に働きたいなと思っています。

2つ目はグローバルな感覚を持っている方です。当社は韓国や中国等、アジアを中心に海外にも事業拠点を持っており、今後も海外での事業を積極的に展開していく構想があります。そのため、海外関係会社とコミュニケーションをとりながら、より事業を推進していけるような方とご一緒していきたいと考えています。なお、よく勘違いされるのですが、英語をはじめとした日本語以外の言語能力が長けていらっしゃる方がグローバル人材で、海外の方とコミュニケーションをとったことがない方はそうでないというわけではありません。相手の立場や文化等々、様々なバックグラウンドに配慮しながら、意思疎通やコミュニケーションを図っていけるような人材こそがグローバル人材であると考えていますので、そういった方には、ぜひ当社の選考を受けていただきたいですね。

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