2021年10月29日(金) 更新

知る人ぞ知る隠れた優良企業の新入社員にインタビューしてきた

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本記事をご覧になられている就活生は、どのような基準で企業研究をされているだろうか。よく就活生から聞く話としては、「自分が名前を知っている会社」や「製品・サービスを知っている会社」(BtoC企業=消費者に直接製品やサービスを提供している会社)を中心に見ているという声をよく聞くように思う。しかしながら企業研究や業界研究の本質は「知らないことを知る」ことであり、知らない業界や会社を知ることこそが本質ではないかと思う。今回は、就活生の皆さんが知らないであろう隠れた優良企業「株式会社イシダ」の新入社員にインタビューさせていただいたので、この記事を通じて、株式会社イシダについて理解を深めていただければ幸いである。

<株式会社イシダ>
はかる・包む・検査する。産地から食品製造・加工、物流、小売までを網羅し、「食の安全・安心」 「自動化・省人化」に貢献する世界No.2の計量包装機器メーカー。

<インタビュー対象者>

涌羅 陽介(ユラ ヨウスケ)さん/入社1年目:東日本産機システム部・産業機器分野営業

佐藤 隼平(サトウ シュンペイ)さん/入社1年目:物流システム部・物流分野営業

天野 莉歩(アマノ リホ)さん/入社1年目:広域流通システム部・小売分野営業アシスタント(インストラクター)
※記事内容及び所属等は取材当時のものです。

最初からイシダを知っていたわけではなかった

――まずは、皆さんがどのような軸で就活をされていたのか教えてください

【天野】
所属していたゼミでホスピタリティについて学んでいたこともあり、就活初期はウェディングや旅行会社など、接客が中心の仕事を見ていましたが、徐々に企業分析や自己分析などを通して以下のような軸で企業を評価するようになりました。
①多くの人々の生活の当たり前を支える仕事ができるか
②風通しの良い社風の会社であるか

【佐藤】
「できる限り多くの人の、楽しいと感じるシーンにつながる仕事」をしたいと思っていたため、旅行会社や、航空会社を中心に考えていました。ただ旅行や航空といった業界に関しては修学旅行を終えると、その後一生関わりがないという方もいると思い、もっと日常に近い部分で関われる業界が良いと思い就活をしていました。

【涌羅】
元々メーカーに強い興味を抱いていて、モノづくりで人々の生活を支える仕事に就きたいという考えがありました。就活初期は身近なBtoC企業を中心に探していましたが、徐々にBtoB企業に興味を惹かれるようになりました。
様々なBtoC企業の売り出す製品の根幹に関わることで、結果として多くの企業や消費者に影響を与えることができる、そういったBtoB企業の仕事の幅広さや影響力の高さに強く惹かれたことが理由になります。

――最終的に「株式会社イシダ」に皆さんは入社をしたわけですが、そもそも就活スタート時にはイシダを知っていましたか

【涌羅】
知りませんでした。イシダと出会ったのも、私が所属していたボート部の監督からご紹介いただいたのがきっかけで、全くの偶然でした。

【佐藤】
私も知りませんでした。イシダを知ったきっかけは、学内で食品業界研究セミナーがありまして、食品メーカー、卸、小売、インフラという枠組みで食品に関わる様々な企業が参加しており、そのセミナーを通じてイシダを知りました。

【天野】
私も知りませんでした。私は大学のキャリア支援センターを積極的に活用していたのですが、その職員の方からイシダの営業アシスタント職が私自身の就活軸にマッチしているのではというご紹介をいただき、イシダを知りました。

文系出身でもモノづくりに携われる仕事

――当時、イシダと共に並列で志望していた業界について教えてください。また最終的にイシダを入社先として選んだ理由についても教えてください

【佐藤】
並列で志望していた業界は、食品業界です。特に食品卸と食品業界を支える食品インフラ系企業を見ていました。イシダに決めた理由は社員の人柄です。非常に親しみやすく、質問したことに対して飾らず真っすぐに答えてくれているという印象を受けたと同時に、頭の回転がはやい方が多い印象も強く受けました。この人達と一緒に仕事ができれば、自分自身も大きく成長できるのではという考えから入社を決意しました。

【天野】
私は生活と多くの人々を支えるという観点で業界の絞り込みをしていました。具体的には、インフラや電子部品メーカーを中心に志望していました。ただ、それらの仕事は、製品やサービスの「提案」はできるものの、実際にそれを利用している「現場の方の声を聞くこと」が難しいと判断し、それらを両立できるイシダの営業アシスタント職に惹かれて、イシダに入社することを決意しました。

【涌羅】
並列で志望していた業界は、電子部品や精密機械、および化学メーカーです。最終的にイシダに決めた理由は2つあります。
1つ目は成長性や安定性という面です。食品業界自体は人が生きていくためには必ず必要な業界で、産業としてはなくならないという見通しがありました。とはいえ、日本自体の人口は減り続けていく予測がある中で、イシダは海外への進出も積極的にしており、私自身も海外で活躍したいという思いがあったため、そういった部分で合致したことが大きいです。
2つ目は私の夢やキャリアへ寄り添ってくれたという面です。一般的な企業の面接では、ガクチカや志望動機を軸に評価をされる面接が主流だと思いますが、イシダの面接では私のキャリア観について深堀をしていただき、それをどうすれば実現できるのかという部分を一緒に考えていただけたことが入社の決め手となりました。

――入社前/入社後でギャップがあれば教えてください

【天野】
私は文系出身であるため、モノづくりは理系の方や技術知識に秀でている方が携わる分野であると認識していました。しかしながら、私の職種は現場でお客様の声を聞ける機会が非常に多く、商品企画の方と、そういった現場の声を基に、企画会議にも携わらせていただいています。入社前には、そういったことに携われることはないだろうと思っていただけに良い面でのギャップがありました。

【佐藤】
人の魅力という観点では、想像以上に様々なキャラクターの社員がいますが、素敵な人に囲まれて仕事ができているなと感じています。ギャップを強く感じた部分ですと、競合が強くなかなか入り込むのが難しい点です。イシダという名前さえ出せば、話だけは聞いていただけるのかなと思っていましたが、そんなことはなく、門前払いを食らうことも多々あります。業界シェアが高いとはいっても、営業力が強く問われる仕事だと思っています。

【涌羅】
イシダはシェア率80%を超えているような製品などもあり、他の企業と比べて「売りやすい」という感覚を持っていました。しかしながら、競合他社の数こそ少ないとは思いますが、導入していただけないお客様もいらっしゃいますし、想像していたものよりずっと営業力が必要な仕事であると感じました。ただ、営業というと、営業組織内で売り上げや受注件数を競い合うというようなガツガツしたイメージがあると思いますが、イシダに関してはそういったことはなく、すごく働きやすいなと感じたのは良いギャップです。また、想像以上に体力勝負の仕事であると感じています。私の所属する部署の営業エリアは、東京、神奈川、山梨になりますが、幅広いお客様をカバーしているため、お客様先に通うまでに片道数時間かかることもあります。また、仕事の性質上、食品工場等にも入らせていただくので、営業の仕事とはいえ、気を張る場面が往々にしてあります。一般的な営業というと、スーツを着て、お客様と商談をして、パソコンを広げてというスマートな営業を想像する方もいらっしゃると思いますが、イシダの営業はお客様に近く、現場を飛び回るスタイルです。

臨機応変にやり方を変え、楽しめる人にオススメ

――イシダを象徴するような考え方や文化等あれば教えてください

【天野】
現場で見たこと、聞いたことを「ありのまま」持って帰るということを意識しています。現場で得られた一次情報に私の意見を付加した二次情報が混ざってしまうと現状を分析するのが困難になるため、お客様の生の声をありのまま持ち帰ることを心掛けています。

【涌羅】
当社の行動規範で、三現主義というものがあります。「現場に行く、現物を見る、現実を知る」というもので、徹底的に現場にこだわるのがイシダらしさなのかなと思います。同僚の事例になりますが、ある会社が当社とは取引をしないという噂を聞いていて、その会社への営業を全くしていない時期がありました。しかし偶然、その会社の担当者と話す機会があり実情を伺ってみると、そのようなことはなく事実でない噂を鵜呑みにしていたことがわかりました。直接担当者の話を聞かないとわからないこともあると思いますので、常に現場に行くという意識を高く掲げています。

【佐藤】
「客観視」と、「広い視野を持つこと」を常に意識しています。具体的なエピソードをお話しすると、新規で電話営業をした際に、「他社の製品を使っているから」と断られてしまったことがありました。そのときの営業トークを振り返ってみると、「当社の製品を買って欲しい」、「売り上げをあげたい」という自分視点の考えしかなく、機器を使う現場作業者の視点や、それを導入する立場である工場長の視点、機器を管理する方の視点など、様々な方の視点が欠落していたことに気づきました。「客観視」や「広い視野を持つこと」を意識している人がイシダの社員には多いと思います。

――就活生にオススメするとしたら、どんな人にイシダをオススメしたいですか。また、オススメできない人についても教えてください。

【佐藤】
オススメしたい人は、刻々と変わるマーケット情報から、どういう戦略・戦術を駆使すれば、目標を達成できるかということを考えられる、周囲に対する「情報感度の高い人」だと思います。上長の指示で動くことも、もちろんありますが、部の目標達成という大きなゴールに貢献できるのであれば、若手でも裁量をもって働くことが可能です。「目標への道筋を自分なりに考えて実行したい」という方にはオススメしたいです。

逆に「型にはめられた仕事が良い」という人には難しい環境だと思います。

【涌羅】
手順やプロセスが一定ではなく、「都度違ったアプローチで仕事をすることに楽しみを見出せる人」はイシダの営業に合っていると思います。私の部署で取り扱う製品はどれもオーダーメイドで、1つとして同じ仕事はありません。それを楽しいと思える人にはピッタリの環境だと思います。

逆に向いていない人を挙げるならば、「体力(肉体面、精神面)に自信のない人」です。やはり人と人が接する営業という仕事であるがゆえに、画一的なやり方ではうまくいかないケースも多々発生しますし、それがストレスに変わってしまう人もいると思います。そういった面では臨機応変にやり方を変え、楽しめるような人じゃないと厳しいのかなと思います。

【天野】
「若手から圧倒的な経験を積みたい」という方にオススメです。イシダでは「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」を重視しています。事実、新入社員である私に対しても積極的に意見を求められますし、良い意見であればそれが採用されることも日常です。

逆にオススメしにくい人は、ネイルやアクセサリーなどに気を配った「キラキラOL」を目指している方です。食品という消費者の口に運ばれるものとの距離感が近いため、私のような現場に伺う職種の社員はそういった装飾物はNGです。しかしながら、オフィス作業のときや、在宅勤務のときなどは十分におしゃれを楽しむことができますので、そういったメリハリをつけられる方だと良いですね。

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