2020年01月31日(金) 更新
【グループディスカッションのマナー5つ】姿勢・話し方を解説
目次
グループディスカッションでマナーが悪いと低評価になることも
就活の試験では、グループディスカッションを実施する企業もあります。グループてディスカッションでは、チームでよりよい話し合いをすることが求められています。
グループディスカッションでは、最低限のマナーを押さえなければ、評価が得られない場合があります。
採用担当者は協調性やコミュニケーション能力を見ている
グループディスカッションは役割把握から対策する
適切な役割を把握した上で、練習を進めた方が効率的に対策ができます。
しかし、集団討論でどの役割を担えばいいのかは、多くの就活生が悩むものです。そこでおすすめなのが「グループディスカッション完全対策」です。こちらの資料では、YES・NO診断で自分にぴったりの役割が診断できます。
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話す過程から人柄を評価する
グループディスカッションは議題に沿って意見を出しあう形なので、ついつい議題への答えを出すことが評価につながる、と勘違いしてしまうことがあります。
実際にグループディスカッションでは、結果を出す以上に参加者それぞれが議題を通じて話す過程が、もっとも評価として重視される部分であると言えるのです。
自分の話し方や相手への対応(考えや意見を促すなど)の全ての過程から、参加者の人柄を読み取り評価されるものなので、結果は二の次であることもグループディスカッションでは珍しくはありません。なので、参加する場合は議題の膨らませ方や、自分の意見の話し方などに注意をすることが大事になってくるのです。
もちろん、それぞれの与えられた役割に応じた行動も重要です。どちらもあわせて、事前の対策を忘れないようにしましょう。
グループディスカッションで押さえるべきマナー
①スタートは自己紹介から
どのような取組みを始める場合も、初対面んが揃う場では最初に自己紹介は欠かせません。
参加者の役割を決める前に、まずはメンバーそれぞれで自己紹介をおこなうことから始めていきましょう。
内容は簡単なものでも問題ありません。お互いをある程度理解した上でグループにおける役割を決めていくことも、グループディスカッションでは大事なことなのです。
会場によっては、議論開始までにもう参加メンバーとある程度話をしていて、お互いを理解している状態で始めることもあるかもしれません。そういう場合でも、話を議論に向けて切り替えるという意味で自己紹介をおこなっておくと、まだあまり話をしていない相手を知る良い機会になるでしょう。
②相手の意見を押さえつける言い方や遮る行為はNG
議論の中で、相手と自分の意見が違うというのは何も珍しいことではありません。
相手の意見を「その意見は間違っている」「それはダメ」「あなたの考え方がおかしい」と否定するのはNGです。違う意見が出てくるとつい否定してしまいそうになるかもしれませんが、あまりにもひどいとマイナスの評価をされてしまいます。
むしろそれぞれに違う意見が出た場合「ではこの意見に対してどう思うか」と全員で考えることができれば、議論も有意義なものになることでしょう。
また否定的な言い方だけでなく、相手の言葉を途中で遮るような行為もNGです。どうしても相手の意見が間違っていると感じているなら、相手が意見を全て言い終わった上で、自分の意見を述べるようにしましょう。
③話す際は聞き取りやすいボリュームとスピードで
いくら自分から進んで意見を言ったとしても、その意見が参加者に伝わっていなければ、まったく意味がありません。
自分から意見を述べたり、相手に話を促す際には、聞かせたい相手が聞き取りやすい声のボリュームとスピードで話をしましょう。
声のボリュームは小さすぎるのはもちろん、大きすぎても参加者を不快にさせてしまうこともあります。ですので、程よいボリュームで聞き取りやすい速さの口調で話すことが、議論では大事なのです。
特に自分の意見に対抗する意見が出た場合などは、つい声が大きくなってしまったり、早口で話してしまうこともあるかもしれません。そういう時こそ、伝えたい意見を聞き取りやすい話し方にするよう、心がけましょう。
④貧乏ゆすりや足を組む姿勢はNG
議論中にじっと座っているのは悪いことではありませんが、あまりに身振り手振りがないというのも、良いとは言えません。
話の内容に応じた身振り手振りをするのは問題ありませんが、貧乏ゆすりや足を組むなどして体を動かす行為はNGになるので注意しましょう。これらの行動は、相手の話に集中していないように感じさせてしまいます。
また他にも髪の毛をいじったり、ペンを回すという行為も議論に集中していないと感じさせる行動です。これらの指先をいじる行為はついついやってしまいがちな行為でもあるので、特に気をつけるようにしましょう。
つい体を動かしてしまいがちな場合は、代わりに身振り手振りなどをおこなうことで、場の空気に合わせるのもひとつの手です。
⑤1人の発言時間が長すぎないようにする
グループディスカッションにおいて、各参加者の発言時間というのはある程度平等に用意されているものです。特にグループディスカッションでは時間制限が設けられていることも多いので、その中で皆が話をするためにも、長々と1人で話すのは避けるようにしましょう。
1人で話しすぎるのは他の参加者のための時間を奪うだけでなく、議論というよりも「1人の意見を聞く場」にしてしまう行為です。これではそもそも話し合いになりませんし、1人話している人の印象が悪くなってしまうことでしょう。
グループディスカッションは基本的に参加者全員でおこなうものですので、皆が平等に意見を述べ、話し合う時間が与えられているのだということを忘れないように行動しましょう。
正しいマナーと敬語は採用担当者に見られている!グループディスカッションの前に知っておこう
グループディスカッションの前に知るべき正しいマナーと正しい敬語に関して紹介しました。ビジネスシーンにおいてマナーというのは非常に大事なものとされています。
実際、採用担当者が見ているポイントでもあります。正しくマナーを守ったうえで、敬語を使いましょう。マナーを守るのは社会人として当たり前です。知らないと恥ずかしい思いをするので、この機会にしっかりおさえておきましょう。
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