2019年10月02日(水) 更新

面接中に就活生が陥りがちな失言とは

就活生が陥る失言①「ぼく」や「あたし」は高校生まで

面接とは、自分自身を語る場です。如何に魅力的に自分自身を語るか?内容ももちろん重要ですが、見過ごされがちな点は、まず自分自身について「どう呼ぶか」です。これは面接官が一番最初にあなたを判断する「入口」といって良いでしょう。この入口に多くの「失言」が見られます。

常識に欠ける呼び方は十分失言にあたる!

代表的な失言は、自分自身を「ぼく」や「あたし」と呼ぶケース。自分自身をそう呼んだ瞬間、面接官の頭の中ではほぼ80%、門前払いです。「俺」や「あたい」等の表現ももちろんNGです。主語を置かず、いきなり聞かれた内容について語り出すのもNGです。

男性であれ、女性であれ、自分のことは「私(わたし、あるいはわたくし)」と呼びましょう。これで最初の入口での印象はぐっと変わります。自分のことを「小生(しょうせい)」と呼ぶ場合もあるかもしれませんが、そこまでへりくだる必要はないでしょう。

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就活生が陥る失言②敬語に力を入れるより、まずは丁寧な語り口

敬語を誤って使ってしまうことは、もし『失言集』といったものがあれば、おそらくそのベスト3に入るものと思われます。けれども、敬語の使い方に敏感になるより、まずは相手の立場に寄り添った丁寧な言葉使いを心がける必要があります。

特に新卒者の多くがやってしまう失言は、敬語云々以前に、あたかも友人やごく身近な人たちに話す感覚で面接官に話してしまうことです。

就活生は丁寧な言葉使いを心がけよう

例えば面接官の質問に対して、相槌を入れながら「ああ、それはねぇ…」「うんうん、わかる、わかる!それはさ、きっと…」等のように応答したとすれば、その後に続く内容がいくら良くとも面接官の心に響きません。

敬語に敏感になるより、相手の目をしっかり見ながら、ゆっくりと丁寧な言葉使いをまず実践してみましょう。面接官の質問が分かり難ければ、素直に「すみません。もう一度、質問をお願い致します」と言いましょう。

就活生が陥る失言③価値観を含む言葉の使用は慎重に

「なぜこの会社を選んだのか」といった質問に対し、他社との比較をして答えるケースが多くあります。他社を呼ぶ際は、呼び捨てにせず「○○社」「□□さん」と呼ぶことは重要ですが、それ以上に「悪い」「最悪」「良くない」などの言葉は失言にあたります。もし、どうしてもこれらの言葉を使いたい場合は、文脈に気を付ける点に加え、なぜそう思うのか、その理由についてもしっかりと話しましょう。

他社比較は言葉を選ばないと失言になってしまう!

他社と比較し、本命の会社の優劣について触れたい場合は、「○○といった点で不十分であると考えます」「□□においては検討の余地があると思われます」など、客観的で分析的な表現を心がける方が好印象です。

もちろん、本命の会社について誉めたい場合も、単に「良い」「最高」「すばらしい」などの言葉を安易に使うのではなく、その文脈と理由が重要な点は言うまでもありません。

就活生が陥る面接中の失言は、丁寧な言葉使いで回避する!

今回は、就活で陥りがちな面接中の失言についてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。

自分を呼ぶ際の言葉使い、友達感覚での言葉使い、偏った価値を含む言葉使いに多くの失言が見られます。失言とは、それをカバーするだけの内容がたとえあったとしても、面接においては決して高い評価を得られません。なぜなら、失言は、それを語る本人の人格や性格に関わるものとして捉えられるからです。

相手は友達や身近な人たちではありません。何百何千人と人を見てきたプロです。「私」からはじまり、丁寧な言葉使いと価値中立的な表現の使用を心がけましょう。

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