2019年10月02日(水) 更新

就活におけるビジネスカジュアルの基本と面接にNGな服装

38%の学生がビジネスカジュアルで面接へ!

調査方法:twitterを使用して学生にアンケート
調査実施日:2017/1/20
投票数:120

ビジネスカジュアルで面接に参加したことがあるかどうかアンケートをとったところ、「ある!」と答えた方が全体の38%に上りました。採用活動をする企業の中には、面接時の服装にビジネスカジュアルを指定するところも増加傾向にあります。ビジネスカジュアルといっても”どこまでの”ビジネスカジュアルなのか、迷う就活生も少なくないと思います。この記事では、就活におけるビジネスカジュアルの基本についてお伝えしていきます。

就活で「服装自由・私服OK」と言われたらビジネスカジュアルな格好をする

「ビジネスカジュアル」や「オフィスカジュアル」という言葉をよく耳にするでしょう。
就活の面接などで服装自由と指定された際でも、一般的にはビジネスカジュアルな服装でいくのがベストとされています。

就活において面接や仕事の場にふさわしい「ビジネスカジュアル」というコーディネートについて確認してみましょう。
ビジネスカジュアルではどういったコーディネートをするべきなのでしょうか。

「仕事している自分」をイメージしたビジネスカジュアル

就活の説明会や面接で私服を指定する場合、その多くは「どうして今日その服で来たのか」「テーマ」について問われます。どんなにいい服装でもここで「なんとなく」と答えてしまってはすべて台無しです。「仕事している自分」を想像しコンセプトとした服装のチョイスを心がけましょう。
就活におけるカジュアルな服装とは、普段学校に行ったり遊びに行く時に着ていく私服・普段着という意味ではないことを知っておきましょう。

男性のビジネスカジュアルの基本

就活の面接において、男性のビジネスカジュアルの基本はジャケットです。大別するとブラック・ネイビー・グレーあたりが無難です。パンツはジャケットとの相性によって変わりますが、さすがにデニムやチノのようなワークパンツは避けた方がいいでしょう。
また、足元には特に注意が必要です。スニーカーでも問題はないでしょうが、少なくとも派手すぎない清潔感があるものを選びましょう。

デニムやワーク系パンツはNG

ビジネスカジュアルな服装を定義するものは基本的にはありません。ただ男性の一般論では、綿orウールジャケット+綿orウールのパンツでインナーは襟付きのドレスシャツ(普通のお洒落なワイシャツです)に、シューズは革靴……というイメージがやはり面接に適した服装と言えるでしょう。デニムやワーク系パンツにスニーカーはNGとなります。

女性のビジネスカジュアルの基本

女性のビジネスカジュアルな服装とは、「全体的にシンプルなデザインのもの」が大前提となります。例えば総花柄や大きなリボンついてたり、襟元が大きくあいているトップスなどは避けたほうが無難です。

女性の就活におけるビジネスカジュアルの色の基調はベージュ、紺、グレー、白、黒等の落ち着いた色で、ヒールが高すぎないパンプスにします。女性ならではのサミュールやブーツはもちろん不可です。
ジャケット、カーディガン、白ブラウス、ひざ丈スカート七分丈~くるぶし丈のパンツ、パンプスというコーディネートが基本的な女性のビジネスカジュアルと言っていいでしょう。

控えめな色やデザインが一般的

女性のビジネスカジュアルで重視するポイントは、派手で華美なデザインではなく、控えめな色やデザインものを選ぶというのが、ビジネスカジュアルにおいては一番重きをおく項目です。

細かな部分は業界や企業によって変わりますが、女性のビジネスカジュアルな服装とは全体的にシンプルで落ち着いた色を心がければ、細かい部分で怒られたりはしないと思うので安心してください。色鮮やかな花柄のカーディガンよりも、無地で落ち着いた色のカーディガンの方がビジネスシーンにふさわしいです。

「面接に私服でお越しください」と言われ、本当にプライベートで来ている私服で赴くのではなく、きっちりビジネスカジュアルのポイントをおさえた服装でデキる女になって面接に向かいましょう。

あなたのマナー力はどのくらい?

今の時点で、あなたのマナー力はどのくらいでしょうか?それを知るために活用したいのが「マナー力診断」です。「身だしなみ」「電話・メール」「エントリーシート・履歴書」などのマナーがどの程度身についているのかを試してみましょう。質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。無料でダウンロードできるので、力試しとしてもおすすめです

センスありきの業界の私服面接(ビジネスカジュアル)では

就活や面接におけるビジネスカジュアルの服装とはどんなものなのか、上記で説明してきましたが、このビジネスカジュアルな服装は、企業や業界によって意味が異なってきます。
というのも、アパレル系など、センスを見られる企業では私服面接(ビジネスカジュアル)は基本ですが、ここではビジネスカジュアルな服装のセンスも確実に見られています。

そういった業界へ挑戦される場合のビジネスカジュアルは、どういったところを注意すべきでしょうか?次はアパレル系などのセンスを見られる企業の、ビジネスカジュアルについて見ていきましょう。

センス+ビジネスシーンのTPOでビジネスカジュアルを

就活でのアパレル会社の面接では人柄もそうですが、その人のファッションセンスも問われます。服を売る人にファッションセンスが無ければ、いくら良い服でも着こなし一つで悪く見えてしまいます。
そもそも、アパレルで仕事をするのですから、センスは磨いておくものとして、企業側にも大前提の認識があるはずです。

企業が就活生に服装を指定するケースは2つ

■応募者に自由な社風と分かってもらうため。メディア関係など、クリエイティブな職種の特徴。

■応募者のセンスをチェックするため。アパレルやデザイン関係によく見られる。TPOをわきまえ、かつ自分を客観視できているかどうかを見ている。

「着こなし」と「ワンポイント」で勝負!

アパレル系などのセンスを見られる企業では、控えめな色やデザインを意識したビジネスカジュアルにするだけでなく、すこし派手な色や華美なデザインなどを”ほどほど”に取り入れるのも大切です。

センスを大事にする企業で気をつけておきたいビジネスカジュアルは、着こなしとワンポイントです。男性・女性ともにほんの少しだけ、自分の個性やオシャレ度をアピールできるようなビジネスカジュアルを意識するようにしましょう。

面接にNGな私服コーディネート(ビジネスカジュアル)

面接にNGな私服(ビジネスカジュアル)のコーディネートとは、どういった服装を指すとおもいますか?
服装自由と言われても、面接に私服で行く際には当然マナーがあるのです。ビジネスカジュアルだと自分でも思っていても、企業から見たら”だらしない”と感じられてしまうケースもあるので注意です。

ビジネスカジュアルではジーンズや派手な格好はNG

男性・女性ともにジーンズや派手すぎる格好は軽い印象を与えてしまうので、当然NGとなります。しかし、服の色が暗すぎると元気がない印象に見えることもあるので、ビジネスカジュアルとはバランスよく明るくまとめると好印象を与えられます。

ミュール・ブーツ・高いパンプスもビジネスカジュアルではNG

女性のビジネスカジュアルの足元のNGポイントとして、ミュールのように、かかとが浮いてしまうような靴では、歩くたびにカパカパとなりだらしなさが伝わるリスクが多いです。
パンプスは高すぎないものをチョイスしましょう。夏でも冬でも言えるのですが、企業に入社を考えているのであればブーツはもちろん避けるべきです。

ビジネスカジュアルは胸元が空いている&短めスカートもNG

就活以前に当たり前のモラル・マナーではありますが、女性であれば胸元が大きくあいていたり、スカートが短すぎる露出の多い服装というのも、ビジネスカジュアル云々の前にNGとなります。短パンにレギンスといった組み合わせもカジュアルな服装すぎてビジネスカジュアル・オフィスカジュアルとは見られません。
女性がパンツスタイルにするのであれば、短くとも7~8分丈パンツにしましょう。

男性・女性のともに私服面接ではオフィスカジュアルなシンプルコーディネートを!

就活や面接における「服装自由で」と言われた際のビジネスカジュアルについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
私服面接では、基本的にビジネスカジュアルです。
ビジネスカジュアルを採用している会社は増えてきていますが、私服面接でのビジネスカジュアルとはコーディネートの自由度が高いぶん、なにを着ればいいのかわからない方は多くいらっしゃるでしょう。しかし、ビジネスカジュアルな服装のポイントさえ掴めば男性も女性も大丈夫です! 
ビジネスカジュアルのポイントは一度押さえて一式揃えてしまえばいいだけなので、あとは企業研究や面接の受け答えなど就活の中身の部分を磨く時間に当ててくださいね!

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