2016年12月07日(水) 更新

新入社員が入社1年目は気をつけておきたい挨拶

挨拶をする相手を選んではいけません

挨拶はビジネスマナーにおいては身だしなみや時間厳守などと同じく、基本中の基本です。挨拶をする相手を選ぶなどもってのほかです。「あの人は挨拶しても返してくれないから、挨拶しなくていいや」と思うときもあるかもしれません。しかし、それでもしっかりと相手に挨拶をする必要があります。相手が返答するかしないかでこちらから挨拶するかどうかを決めるといったことがないようにしましょう。また、新入社員の皆さんは相手から挨拶されて返答をするといったことがないように気をつけましょう。出来る限りこちらから挨拶出来るようにすると、あなたへの先輩方からの印象も良くなります。

挨拶をするのは何も取引先の方や目上の人だからするのではありません。日頃から相手に関わらず、自然体で分け隔てなく挨拶をできるようにしましょう。またビジネスマナーとして、取引先に行った際は直接の商談相手だけでなく、その周囲の方々にもしっかりと挨拶するようにしましょう。こうすることで、今後の円滑な取次ぎが出来ることに繋がっていきます。

また、廊下ですれ違ったときなども「朝一度挨拶したからいいや」などと思っても、しっかり挨拶をするようにしましょう。また、相手が先に挨拶をしてきたときはしっかりと返答するように心がけましょう。挨拶が出来ない場合でも最低、すれ違うときに会釈だけでもするようにすれば、あなたに対する相手の印象も大分変わってきます。

挨拶するときに気をつけたいポイント

実際に、挨拶をしっかり出来たとしてもそれが相手から見て失礼に見えるようでは意味がありません。挨拶をするときは明るい声と笑顔で出来るように心がけましょう。作り笑顔では相手も「挨拶したくないのかな」とあまりいい気分ではありません。朝の挨拶ならば「今日も一日お世話になる」という気持ちをしっかりと込めて挨拶すれば、自然と相手にもその気持ちが伝わるようになります。また、声のトーンも気持ちを込めれば自然とその気持ちに合った声のトーンに変わっていきます。そして、挨拶するときは相手を見て挨拶しましょう。人と目を合わせるのが苦手な人も居るかと思います。その場合でも相手から目を反らしたりせずに、相手の眉間を見るなどという方法があります。相手から目を反らしていると、それだけで不信感や不快感を持たれてしまいます。

挨拶をするときは相手と目線を合わせてすることがビジネスマナーです。階段などで挨拶するときは、自分と相手の居る高さに注意する必要があります。来客の方や目上の方が自分よりも下に居る場合は、その場ですぐに挨拶してしまって失礼に当たります。相手が自分と同じ高さまですぐに上がってきそうな場合はその場で待ち、同じ目線になったときに挨拶します。途中に踊り場がある場合などは、そこまで降りて、相手が踊り場まで上がるのを待ち、踊り場に上がり終えたら挨拶します。どうしても急の用事があって待っていることが出来ないという場合などは「高いところから失礼します」「上から失礼します」などと一言言ってからお辞儀するようにしましょう。

挨拶と同時にすることが多い、お辞儀について

通常、挨拶するときは同時にお辞儀をすることが大半だと思います。お辞儀もしっかりと出来れば相手に与える印象が良くなりますが、逆におかしなお辞儀をしてしまうと与える印象も悪くなります。

お辞儀には上体の傾け方により三種類に分けられます。「会釈」「敬礼」「最敬礼」に分かれます。

会釈とは、軽く上体を倒したお辞儀で傾け方は概ね15度前後と言われています。会釈を使うタイミングは「上司や来客とすれ違う時」や「出社、退社時」などに使います。

敬礼は、上体を45度前後倒したお辞儀です。「来客に対応するとき」や「地位が高い方に挨拶するとき」に使います。

最敬礼は、上体を75度前後倒したお辞儀です。また、最敬礼する際に注意したい事が上体を倒したときに「自分の足が見えてしまう」ということです。これは背が丸まってしまっている状態のため、他の人から見ると少しおかしく見えてしまいます。お辞儀はあくまでも、上体を腰から折るイメージですると背が丸まりにくくなります。

まとめ

挨拶は重要なビジネスマナーの一つですが、ただ挨拶をするだけでは逆に失礼に当たることもあります。失礼なことを言っているつもりはなくても、相手には関係がありません。だからこそ、しっかりとした挨拶を出来るように心がけるようにする必要があります。

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