2021年09月27日(月) 更新
【最終面接で落ちる理由】就活生が知るべき4つのワケと注意点
目次
最終面接についての就活生の意見!
最終面接について、就活生はどのように考えているのでしょうか。キャリアパーク編集部が独自にアンケートを行い、学生たちの生の声を集め、代表的な声をまとめました。
質問:最終面接は、それまでの面接と違ってどのような特徴があると思いますか?そう思う理由とあなたなりの対策を教えてください。
就活生の回答
私は、最終面接は「ミスマッチを防ぐための最終確認」だと思っています。一次や二次面接を突破し、最終面接までこぎつけたということは、ほぼ合格だと考えてよいと思っているからです。最終面接では、一次も二次面接もクリアできた人たちを、役員の人がミスマッチがないかどうか確認しているのだと思います。
対策としては、一次面接と二次面接で伝えたことの振り返りと、就活エージェントの方にお願いして、実際の最終面接のような雰囲気での練習をおこないました。一次と二次面接で言っていることが違えば、落とされてしまうかもしれません。また、実際の雰囲気を感じることで、より身が引き締まり、本番でそれほど緊張せずに済みました。
※上記は就活生から取得したアンケート回答をもとに、編集部で表記や表現などを一部調整のうえ、記載しております
就活生は最終面接で会社への熱意などを重視している
キャリアパーク会員の就活生を対象に「最終面接ではどのようなポイントに注意すべきだと思いますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の回答
- お互いの内面の最終確認
- 本当にその会社に入りたい熱意
- マナー
- 今までより洗練された内容を話す
- 自分の主張をブレさせずに、なおかつよりブラッシュアップしたものに
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「最終面接ではどのようなポイントに注意すべきだと思いますか?」
このアンケートを見てみると、会社への熱意や、今までより洗練された内容を話すなどに注意して、最終面接を受けようと就活生たちが考えていることがわかります。
では最終面接で落ちてしまう人たちには、どのような理由があるのでしょうか?落ちてしまう4つの理由と最終面接で意識すべき点をまとめてご紹介していきます。
最終面接で落ちる理由とは?
最終面接で落ちる人には、当然ですが理由があります。最終面接で落ちる人の共通した理由とは何なのでしょうか?
以下では、最終面接で何をみているのかも踏まえて解説していきます。これを参考に、最終面接で落とされないよう、気を付けていきましょう!
落ちる理由①企業の価値観に合わない
一次や二次面接を突破して最終面接まで進んだということは、企業の採用基準を満たしていると考えていいでしょう。能力的に申し分ない学生だけが、最終面接に上がってくるのです。そして最終面接ではある程度の役職の人が面接をします。
最終面接で落ちる理由としては、企業の価値観に合わなかったことが考えられるでしょう。
最終面接では「自社や業界への興味」「現在所有しているスキル」「滞在的なポテンシャル」などといったものはほとんど重視されていません。どれだけ企業の価値観とマッチングしているかが見られるのです。
落ちる理由②社員や社内の雰囲気に合わない
採用者が最終面接で見たいのは、「人柄」「一緒に働ける人材」の2つです。
つまり最終面接では、今働いている社員や社内の雰囲気と合うかどうかという、「既存社員」とのマッチングに重きが置かれているといえるでしょう。最終面接で落ちる人は、この点にひっかかってしまったのかもしれませんね。
落ちる理由③一緒に働いていけない
就活生が持つ企業や業界への興味は、エントリーシートや一次・二次面接などの最初の段階で企業側は把握しています。そのため、先ほども述べた通り最終面接では現場監督や課長クラスといった役員クラスが出てくるのです。
役員クラスは、他の誰よりも会社や部署の雰囲気を掴んでいます。就活生と企業の相性を見極め、社員として迎えるのにふさわしいかどうかを判断するのです。最終面接で落ちる理由として、社員として迎え入れられるラインに達さなかったからかもしれません。
落ちる理由④採用する決め手がない
面接官は、一次や二次面接などの初期段階で採用に悩んだ場合は通す傾向にあります。しかし、最終段階になり採用に悩んだ場合は落とすのが一般的です。
そのため、「この学生を採用したい」という確信を持たれない場合は、最終面接で落とされる可能性が高いといえます。企業に採用されるための決め手を、的確に伝えるようにしましょう。
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最終面接で落ちることがないよう意識すべき点とは?
ここまで見てきた通り、最終面接で落ちるのには理由があるのです。
そして、最終面接で落ちる人は、以下で説明する意識すべき点を理解していないのが理由でもあります。以下では最終面接で落ちることがないよう意識すべき点をご紹介します。
意識点①第一志望の明確な理由を答えよう
最終面接では、第一志望かどうかを聞かれるケースが多くあります。このような質問をする面接官は、就活生の志望度を図っています。この場合は、「第一志望です」と自信を持って答えましょう。
注意しておきたいのが、「他の企業ではなくなぜ弊社が第一志望なのか」という質問をされる場合もあるということです。ここで具体的な理由を答えられなければ、入社意欲が低いと思われてしまいます。企業独自の経営などを把握して、その企業ならではの強みを答えられるようにしておきましょう。
意識点②最初より深い志望理由を伝えよう
企業にエントリーしている頃から最終面接にかけて、企業に対する理解も、そこで働きたい意欲も、進化していない人は落ちる可能性が高いです。
もちろん、最初にいった志望理由も選考を通じて近いが進むわけですから、より深い理由を持って選考に臨んでくれると企業側も思っています。しかし、ここで進化が見られないと特に理由はないのだろうと見られ、最終面接で落ちるのです。
したがって、最終面接では最初に述べた志望理由よりもっと深く、印象に残るものを答えられるよう、準備しておきましょう。
意識点③キャリアビジョンを述べる
3点目が、自分のキャリアビジョンをしっかりと伝えることです。「第一志望です!」「絶対にがんばります!」といった意気込みは熱意は伝わるかもしれませんが、企業側としての採用ポイントが「熱意」のみです。
企業は採用を検討する場合、中長期的に見て人材育成するなかで、どのポジションでどういった役割を担えそうかといった面も見て評価します。
自分のキャリアビジョンを伝えることで、企業の考えるポジションイングがイメージしやすくなるのです。
堂々とした態度で最終面接で落ちる原因を打ち砕こう
最終面接で落ちてしまう場合、採用担当者が評価するポイントが分かっていないケースが多いです。
ポータブルスキルやカルチャーマッチ、などは企業サイト上だけの情報収取ではなかなか見えづらいところです。
そのため、説明会やOB訪問をつかって感じた社風などをもう一度振り返っておきましょう。
最終面接まで行けば、内定まであと一歩です。悔いの残らない就活にするためにも、万全の準備で望みましょう。
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