2016年11月25日(金) 更新
長期インターンをする際の期間と給料に関して
長期インターンの期間:週2.5日以上、6ヶ月以上
長期インターンとは、週2.5日以上、6ヶ月以上の期間で行われるインターンシップのことです。長期インターンの期間中は期間限定社員として働くことになります。インターンシップの中には、一日、二日間などの短期間のものや、一週間ぶっ続けで行われるが一週間で終わりという期間限定のものもありますが、それらは長期インターンには含まれません。
期間のバランス感覚が必要
長期インターンでは会社の業務に携わることができるので、短期インターンよりも得るものが大きいうえに、会社によっては給料をもらえる場合もあります。一方で長期間のインターンに拘束されるため、学業に支障が出るというデメリットもあります。長期インターンに参加するときには、学業や他の企業への就活とのバランスから期間設定を考慮し参加するかを決める必要があります。
長期インターンの給料①:日給制約5千円
長期インターンの給料の相場は、「日給制で約5千円、時給制で約千円」です。インターンシップは一日5時間を目安に行う企業が多いので、日給制の場合でも時給に換算すると平均千円となります。給料だけを見ると、アルバイトやパートと同程度か、それより少し高めという会社が多いです。ただ、日給制の企業の場合は、当初の説明よりも一日の拘束時間が長くなったり、残業については残業代は支給されないということもあります。
交通費や昼食代も支給される
また、給料に加えてほとんどの企業では、交通費や昼食代も支給します。ベンチャー企業や中小企業では、「日給3千円~1万円」や「時給千円+インセンティブ」というように、給料に幅を持たせるところもあります。こういった企業は成果主義の職場なので、頑張り次第で、インターンの評価が給料だけでなく本選考にも反映されることが多いです。
長期インターンの給料②:会社により異なる
長期インターンだからといって、どこでも給料が支給されるわけではありません。特に大企業では、給料は支給せず、「昼食代+交通費」だけの支給という会社が多いです。これは、このような大企業のインターンシップでは会社の業務をインターンシップ生にやらせないためです。業務(仕事)をしていないのだから、給料が出ないのは当たり前というわけです。
給料が出ないインターンシップの見分け方
このようなインターンシップでは、会社の業務ではなく「会社紹介や職種内容の理解」をインターンシップの目的にしています。なので、インターンシップは、「商品企画のシミュレーションや就活生同士のディスカッション、シミュレーションした商品のプレゼンテーション」という内容で行われます。インターンシップの応募要項でこのような内容が書かれている場合は、給料は出ないものと考えた方がよいです。
長期インターンの期間と給料は吟味しよう
期間:週2.5日以上、6ヶ月以上。
給料:日給制で約5千円、時給制で約千円
長期インターンに参加するときには、お金が目的でないにしても、インターン期間と給料についてインターンが始まる前に確認しておくことが大切です。また、長期インターンで給料が支給された場合には、必ず源泉徴収票をもらっておきましょう。確定申告で必要となります。
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