2021年10月20日(水) 更新

【就職先を決めるポイント】企業選びで重視する点ランキングTOP5│知っておきたい決断基準

この記事の監修者

キャリアアドバイザー

赤塩 勇太

大学を卒業後、新卒で採用コンサルティング会社に入社。キャリアアドバイザーとして、1,000名以上の就活生に対してキャリアセミナー、面談を実施。その後、採用コンサルタントとしてクライアントの採用課題の解決に従事。法人・求職者双方の目線から、適切なアドバイスを提供している。

企業選びで重要視するのは「福利厚生」?

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「あなたが企業選びで重要視するポイントは何ですか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • 勤務地
  • 特にない
  • 福利厚生
  • 福利厚生
  • 好きなことをする

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「あなたが企業選びで重要視するポイントは何ですか?」

アンケート結果から、企業選びで就活生の多くが重要視しているのは「福利厚生」だといえるでしょう。他には「勤務地」などもありますが、いずれも重要な点だといえます。 就職先を決めるポイントとなる、企業選びで重要視する部分。本記事では企業選びで重要視する点ランキングTOP5をご紹介しますので、ぜひ就活の参考にしてください。

就職活動の企業選びでは重視する点を決める必要がある

今後を決める問題である就職の企業選びに対して、慎重になるのは当然です。企業選びで失敗しないためには、重視する点を決める必要があります。特に条件にこだわらずに選んで入社してしまえば、失敗に終わる確率が高いでしょう。では、就職活動をする上で、重視する点を決める理由は何でしょうか?

重視する点を決めておかないと後になって後悔する

就職活動の企業選びで重視する点は、人それぞれです。決める基準となる要素は、それこそ挙げ出すとキリがありません。ただ、早い段階に企業選びで重視する点を固めておかないと、後になって後悔してしまいます。当然ですが、就職活動で一度その会社に入社したら、そう簡単には転職などはできないでしょう。ですので、後悔しないためにも早い段階で、自分が重視する点を決めておくべきなのです。

あなたが受けない方がいい職業を確認してください

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

重視する点を決めるには業界研究や説明会へ参加する

いざ就職活動で重視する点を決めようとした場合、なかなか思いつかないという人も珍しくありません。そういった場合には、業界研究をしたり説明会へ参加する方法が有効です。気になる業界を調べてみると、今までは知らなかった欠点などが見えることがあります。そこで欠点をカバーできる部分を重視するのも、就職活動における企業選びのコツとなるでしょう。何もせずにいては、ずっとその状態が続きます。迷った際には、何かアクションを起こしましょう。

最も重視する点が決まったら次のポイントを決めるのもアリ

業界研究や説明会をきっかけに重視する点が決まったら、次のポイントを決めておくのも1つの方法です。1つだけ重視する点を決めていても、候補がたくさん出てきて決め切れない場合があります。そういった際に2つ目の重視する点を決めておけば、選択肢を狭めることができるでしょう。企業選びをスムーズにするためにも、優先順位をつけた重視する点を、いくつか定めておいてください。

就職活動の企業選びで重視する点ランキングTOP5

では、実際に学生が企業選びで重視している要素を、ランキング形式でご紹介します。例えば家を探す時にも、自分の中でどうしても譲れない条件がある人は多いでしょう。それと同じで企業選びでも、重視する点はあって当然といえます。 以下では「むすび株式会社」が調査した2016年内定者の意識調査[PDF]を基に、就職活動の企業選びで重視する点ランキングを見ていきましょう。むすび株式会社の調査の結果、次の通りの結果となりました。

5位:福利厚生

最初に5位にランクインした学生が就職活動で重視する点は、「福利厚生」です。給与とは別の非金銭報酬である福利厚生は、就職後の生活に大きな影響を与えます。代表的なものとしては「家賃補助」「子育て支援」などが挙げられるでしょう。また、珍しいものだと失恋の傷を癒すための「失恋休暇制度」、健康意識を高めるための「野菜支給制度」、社長から褒められる「ホメホメメール制度」なんてものがあります。特に前者の家賃補助などは、社員のみならず家族にも影響のある制度です。そういった福利厚生が良ければ勤労意欲も高まりますので、企業側としても重視している部分でしょう。

4位:給与・昇給・昇格

次に、学生が就職活動で重視する点ランキング4位は「給与・昇給・昇格」です。給与や昇給は生活に必要となるお金に関わる部分なので、重視する人が多いのも納得でしょう。給与が高ければ高いほど、ゆとりのある暮らしができます。そのためにも、昇給や昇格で給料を上げたいと思うのは当然です。ただ、「欲がないのでそこまで高い給与は求めていない」という人も珍しくはありません。給与・昇給・昇格を重視するかどうかは、考え方によるといえるでしょう。

3位:会社の雰囲気

第3位は、就職後に働き続けるうえで大切となる「会社の雰囲気」がランクインしました。どんなに待遇の良い会社に入っても、雰囲気が最悪だと長続きはしません。常に誰かがピリピリしていたり、仲が悪かったり、雰囲気が悪ければ居心地も良くはないでしょう。気にしない人ならば問題ないかもしれませんが、会社によっては雰囲気が仕事の進捗にも影響を与えます。そういった理由から、会社の雰囲気を重視する人は多いといえるでしょう。

2位:勤務時間・所在地

学生が就職活動で重視する点ランキング2位には、「勤務時間と所在地」がランクインしました。株式会社Mocosukuの運営サイトである「ゆとり世代の特徴」では、最近の若い人の特徴として「仕事よりもプライベートを優先する」と書かれています。確かに、勤務時間が長く会社の所在地が遠ければ、なかなかプライベートの時間を作れないのは事実です。そのため、プライベート時間確保を目的に、勤務時間と所在地を就職活動で重視している学生は多いといえるでしょう。

1位:業務内容

就職活動で重視する点ランキングで1位に輝いたのは、「業務内容」となりました。業務内容は働くうえでの核ともいえる部分なので、就職するうえで重視するのも納得でしょう。就職活動を行う際には、事前に「自分がやりたいことは何か」と考えておくものです。そして導き出した答えを基に、求人を探すケースがほとんどとなります。やりたくない業務内容をしたところで、仕事は長続きしません。自分がやりたいことを見極めたうえで、それが行える会社を探すのは当然といえるでしょう。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある業界を選ぶことが大切です。向いていない業界に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する業界と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの業界を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな業界に適性があるのか診断してみましょう。

ランキングを参考にして就職活動の企業選びで重視する点を決めよう

本ページでは就職活動の企業選びで重視する点を決める理由や、ランキングTOP5をご紹介しました。重視する点ランキングで1位に輝いたのは「業務内容」となりましたが、もちろんこれはあくまでも統計の結果です。人によってやりたいことは違いますし、重視する点も異なるでしょう。例えですが、やりたいことが「貯金」の場合は「業務内容」よりも「給与」を優先します。決して業務内容を重視したうえで、他の項目を見るわけではないのです。こういった情報を踏まえたうえで、自分が就職活動の企業選びで重視する点を考えてみてください。未来へ繋がりますので、とても大切な選択となるでしょう。

キャリアアドバイザー|赤塩 勇太

「自分が何を大切にしたいのか」掘り下げて考える

就職活動の企業選びにおいて、「自分が何を大切にしたいのか」を掘り下げておくと良いでしょう。過去の経験や、その経験の中で自分が考えたり感じたことを追体験し、なぜそう考えたのか、など具体的に掘り下げてみましょう。

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