2020年06月12日(金) 更新

就活で役に立つ自己分析の方法3つ

就活生はどのようにして自己分析を行っている?

就活生の回答

キャリアパーク会員の就活生を対象に「自己分析をどのような方法で行っていますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。

  • パソコンの自己分析
  • 就活サイトの自己分析等を活用
  • 本を利用
  • モチベーション曲線を用いる

■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月7日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「自己分析をどのような方法で行っていますか?」

どれだけ自己分析を行ったかによって、就活の質は大きく変わります。アンケート結果によると、自己分析の方法としては「パソコンの自己分析」「本を利用」「モチベーション曲線を用いる」などといったものが一般的なようです。自分のことをよく知るためには、診断や他人からの評価がカギを握るようですね。 こちらの記事では、就活で役に立つ自己分析の方法をいくつかご紹介します。ぜひ、就活の質を高めるためにも活用してみて下さい。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。

My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。
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就活で役に立つ自己分析の方法①:自分史を作成する

就活で役に立つ自己分析の方法1つ目は、自分グラフを作る事です。就活の自己分析をしていると耳にする「自分史」というキーワード。自己分析ではいったい、どのような意味があるのでしょうか?自分史(じぶんし)とはその名の通り、自分の歴史、または自分自身の生涯を文章化したものです。

就活で忙しい毎日をこなし、ふと我に返った時、自己分析が必要なときにぶつかるでしょう。こんな時に、自分史という自己分析方法が役立つかもしれません。

自分史を作る方法は今までの経験を整理する

自分史を作っていると、過去にあった出来事を思い出し、整理してみるだけで、忘れかけていた部分や気付いていなかった部分が見えてきます。

自分史では、全部を洗い出す必要はありません。それぞれの時代で最も力を入れたことを2~3個ほど挙げてみましょう。自分史で重要なのは「スキル」と「価値観」です。まずはスキルと価値観をテーマに、印象深い経験を抽出してみましょう。

自分史を作ると客観的な自分が見えてくる

就活における自分史を作る方法は、志望する会社・業界が自分に向いているかを再確認しましょう。就活が始まる前は、漠然とした憧れで「ここの会社で働きたいなあ」と思っているもの。しかし、実際に就活が始まると「自分は本当にこの会社で働きたいのか」という不安もあるのではないでしょうか。

自分史を作ってみると、客観的に自分を見つめることができ、どのような会社や業界に向いているのかを冷静に判断できます。また、憧れの会社がある場合には、自分が入社するためには今から自分をどこまで高めていけばよいのかを客観的に考えられるでしょう。

就活で役に立つ自己分析の方法②:自分グラフを作る

就活で役に立つ自己分析の方法の2つ目は、自分グラフを作る事です。自分グラフとは、自分史よりをより視覚的にした方法です。

起こった時期や、幸福度を折れ線グラフにし分析すると、自己分析の内容が具体的になってきます。自分グラフのスタート年齢は、個人の自由です。0歳からでも、10歳くらいからでもかまいません。直感で、「この年齢からグラフを作りたい」という時に設定しましょう。

グラフの幸福度は社会的評価ではなく自分の物差しで決める

グラフはの幸福度は社会的評価ではなく、自分のものさしで決めてください。すると、どういうときにグラフが上がって、どういうときに下がっているのかが具体的に分かってくるでしょう。

就活の自己分析の方法で、自分グラフとは「自分の自己PRや長所・短所を分析すること」です。自分グラフでこれまでの人生を振り返ると、「今まで自分ががんばってきた事」「アクシデントにぶつかったときの自分の対処の仕方」「自分の短所をどのように克服してきたか」を分析できます。

自分グラフを作ると長所や短所を聞かれた時に体験談が話せる

たとえば、「意識はしていなかったけれど、自分はアクシデントにぶつかると誰にも相談せずに一人で抱え込む癖がある」、「困ったことがあると、友達に助けを求める性格だ。他力本願といえばそうだが、そのおかげで自分の実力以上に成功体験が多い」というように、分析するのです。

このように自分グラフを作成して自己分析すると、エントリーシートや面接で、自己PRや長所・短所を聞かれたとき、これまでの成功談や失敗談をあげてわかりやすく説明できるようになります。自分をアピールするためにも、この方法を覚えておきましょう。

就活の軸を定めておこう

働くということに考える場合、就活の軸を定めておくといいでしょう。就活は内定を得ることが目的ですが、内定を得て入社した後も自分の選択に自信を持つことで、本当に就活が成功したといえます。しかし、就活の軸を定めることは難しいです。

そこで活用したいのが「就活の軸作成マニュアル」です。このマニュアルでは、就活の軸の作り方が詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、働くことや就活に迷いがある就活生はぜひ手に入れてみてください。

就活で役に立つ自己分析の方法③:好き嫌いを知る

就活で役に立つ自己分析の方法の3つ目は、好き嫌いを知る事です。自分の好き嫌いを知るのは、自己分析の基本であり自分を知る第一歩です。

好き嫌いを抽出したら、「どうして自分がその会社に憧れをもったのか」、「そのきっかけは何だったのか」とつなげましょう。すると、具体的な理由で志望動機が書けるはずです。

好きと嫌いを100個ずつ挙げていく

方法としては、単純に好きなものを100個、嫌なものを100個思いつくままに書いていきましょう。もし100個以上書けるようでしたら、それ以上挙げてもかまいません。

好き嫌いを挙げる自己分析方法を行うと、志望動機を書く際に具体的なエピソードを交えながら論理的にアピールできるでしょう。志望動機を考えるとき、ぼんやりとした憧れや「人のために働きたいから」というような抽象的な動機では、エントリーシートの広い志望動機欄でアピールできません。

好き嫌いを挙げていくと志望動機で論理的なアピールができる

論理的なアピールの具体例をあげれば、「入院したときおいしい病院食に元気づけられた。その体験から、病院食・介護食の開発の第一人者である御社に入社したいと思った」というようにします。

好き嫌いを挙げていく自己分析方法を行うと、ただ「おいしい病院食を作りたいと思ったから」だけではなく、具体的なエピソードを盛りこんだ志望動機が書けるでしょう。ぼんやりとした憧れだけではない、論理的で説得力のある志望動機を作って企業にアピールしましょう。

就活に役に立つ自己分析方法は「自分史」「自分グラフ」「好き嫌いの抽出」の3つ!

就活で役に立つ自己分析の方法3つをご紹介しました。自分史や自分グラフのように、まずは自己分析の基本的なところから始めましょう。そして、自己アピールにつながるように具体的、かつ論理的に自己分析してください。

また、就活の採用試験や面接の際に作成した自己分析を、見直してみましょう。自己分析は就職活動の第一歩です。出来ることから地道に始めてくださいね。

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