2017年07月06日(木) 更新
求人ナビを使わずに就職する方法
目次
求人ナビのメリットとは
就活や転職活動をする際、まず求人ナビに登録して仕事を探すという人が大多数ですよね。最近の就活サイト、転職サイトは求人情報だけでなく、就職支援も充実しています。大手求人ナビのような幅広い業界、職種の求人情報を揃えているところもあれば、特定の業界や職種に特化した求人サイトも増えています。求人ナビのメリットについて、詳しく説明しましょう。
メリット①:求人数が多い
求人ナビの1番の魅力は求人情報の数が膨大である点です。人気の大手企業からあまり知られていない優良企業まで、様々な企業の求人情報を掲載しています。求人情報に目を通して企業や仕事について知ったり、掲載されている内容を比較してより自分に合う企業を探すなど、求人情報を見るだけでも有益なものになります。
求人情報からクリック一つでエントリーや応募ができるのも魅力的ですよね。
メリット②:支援を受けられる
最近の求人ナビは、ただ求人情報を掲載しているだけではありません。履歴書やエントリーシート、職務経歴書の書き方を紹介したり、企業研究に役立つ業界や会社の特集記事の掲載、面接対策、自己分析や適職診断が簡単にできるツールなど、就職支援を行っています。
自分だけの力で自己分析をして適職を見つけたり、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策をするのは困難です。求人ナビに登録して仕事を探しながら就職支援を利用して対策していくことで、効果的で効率の良い就活や転職活動を進められます。
メリット③:希望の仕事を見つけやすい
求人ナビには「検索機能」が設けられています。希望の条件を入力すると、その条件に合った求人情報を表示するため、希望の仕事を簡単に見つけることが可能。
勤務地で検索したり、興味のある分野や職種に絞って検索するのも良いですし、自己分析や適職診断を行ってから自分に合う職種で検索をするのも効果的です。
求人ナビのデメリットとは
便利な求人ナビですが、メリットだけでなくデメリットもあります。求人ナビに登録はしたものの、デメリットによって実際はあまり利用しなかったという人も少なくありません。求人ナビのデメリットとは何でしょうか?
求人ナビのデメリットは情報量が多すぎる点
求人ナビのデメリットは情報量が多すぎる点です。情報量が多い=メリットとは限りません。求人情報が多すぎてどこを選べばいいのかわからない、何から見ればいいのかわからないという人にとっては、過度な情報量はデメリットなのです。情報量が多いために混乱してしまう利用者も多くいます。
就活や転職活動の際は複数の求人ナビに登録すべき、とよく言われています。複数の求人ナビに登録しても、大量の情報量を整理できないため、実際によく利用した求人ナビは1つだけという人も少なくありません。情報量は多ければ多いほど良いとは限らないのです。
求人ナビを使わなくても就職できる?
最近の就活、転職活動では求人ナビを利用するのが一般的です。求人ナビから応募したり会社説明会に申し込むためであり、求人ナビからでしか応募できない企業も数多くあります。
では、求人サイトを使わずに就職することは可能でしょうか?
求人ナビを使わなくても就職する方法はある
結論から言えば、求人ナビを使わなくても就職は可能です。就職する方法は求人ナビだけではありません。
求人ナビに求人情報は載せているけれどエントリーや会社説明会の申し込みは自社のHPから行う企業や、そもそも求人ナビで募集をかけていない企業、合同説明会にしか出展していない企業などはたくさんあります。求人ナビに頼らずとも、選考に応募して就職できるのです。
会社説明会やOB・OG訪問で情報収集を
求人ナビを使わない場合、インターネット上で情報を集めるだけでは不十分です。積極的に会社説明会やOB・OG訪問をして、実際に働く人から情報収集をしましょう。 情報収集は、就活や転職活動を左右します。情報量が多いのはデメリットでもあると上述しましたが、持っている情報量が少ないと就職は不利になります。自分にとって必要なのはどのような情報かをよく考えて、積極的に情報収集をしていきましょう。
求人ナビを使わないで就職する方法
求人ナビを使わずに就職する方法を具体的に説明します。求人ナビは情報量が多すぎて使いにくい、求人ナビは合わない、就職したい企業の採用情報がないなどの場合は、求人ナビ以外の方法を取ってみましょう。
企業のHPから応募する
求人ナビではなく、採用情報はすべて自社のHPに掲載する企業は多くあります。大手企業でも、会社説明会の申し込みや採用選考をすべて自社のHPで行っているところは珍しくありません。
応募したい企業があれば、その企業のHPに採用情報が掲載されていないか確認してください。特に中途採用の場合、自社のHPに求人情報を載せている企業が多い傾向があります。
知り合いから企業を紹介してもらうのもオススメ
信頼できる知り合いに紹介してもらうという方法もオススメです。スムーズに就職が決まる可能性が大きいだけでなく、信頼できる知り合いに紹介してもらう企業には安心感を持てますよね。企業としても、まったく知らない人を採用するよりは、信頼できる人から紹介された人材を採用したいと考えています。
さらに企業を紹介してもらうには幅広い人脈が必要であり、幅広く良い人脈を作る能力はどの業界や企業でも重宝されます。普段から積極的に人脈を作っておくべきです。
ハローワークにも足を運んでみよう
採用情報が集まるのは求人ナビだけではありません。ハローワークは誰でも利用でき、求人ナビにない地元企業の採用情報が多く集まっています。地元で就職したい、その地域で就職したいと考えている場合は、ハローワークの利用がオススメです。 最近のハローワークでは就活生向けの求人も揃えているので、一度足を運んでみてください。 ただし、ハローワークでは求人情報を出すのが無料であるため、求人にかかる費用を削減したいと考えるブラック企業の採用情報が集まりやすいという特徴があります。優良企業を探し出すコツは「新しい営業所や工場の求人を探す」「企業がハローワークで求人を出している回数をチェック」の二つです。新規業務のために人員を募集する企業は勢いがあり、採用にも積極的なのでオススメ。ハローワークで求人を出している回数が多い企業は、業績が伸びていて人手不足だから頻繁に求人を出しているのか、ブラック企業だから人の入れ替わりが激しいのか、判断する必要があります。優良そうな求人はすぐにプリントアウトして職員に相談しましょう。
求人ナビを使わない場合の注意点
求人ナビを使わずに就活、転職活動をする際の注意点を説明します。求人ナビでは自己分析から面接対策まで行えます。求人ナビを利用しないとなると、すべてを自分自身でこなす必要があります。
自分から積極的に行動する
求人ナビは情報量や就職支援が豊富にそろっているため、就活や転職活動が受け身になってしまう人も多いですが、求人ナビを使わない場合、受け身の姿勢でいると就職はできません。自己分析や企業研究に時間をかけたり、情報収集のために積極的に動く必要があります。
自己分析・企業研究を徹底する
自分を企業に売り込む、企業のニーズに合う人材だとアピールするためにも、自己分析と企業研究は必須です。求人ナビにしか載っていない企業の情報もあります。それをカバーするためには、企業研究に時間をかけるしかありません。
さらに求人ナビを利用しないとなると、求人ナビの適職診断や自己分析が簡単にできるツールが使えません。自己分析を短時間で終わらせると、自分自身への理解が浅いため、職業選択を間違える可能性が大きいのです。自分の適職を知り、企業への意欲や熱意をアピールするためにも、自己分析と企業研究は時間をかけて、徹底的に行いましょう。
履歴書・職務経歴書は何度も書き直す
履歴書やエントリーシート、職務経歴書の作成は面倒な作業ですよね。求人ナビでは履歴書など企業への応募書類の書き方に関する情報が多く掲載されています。書き方を参考にしながら作成すれば比較的楽に作れますし、書き方のコツも掴めます。志望動機や自己PRを添削してくれる求人ナビもあります。
書き方を調べつつ、自分の力だけで作成する場合は、記載する内容を何度も書き直して書類を完成させましょう。一度書いて終わり、ではなく、後で自分で見返して書き直していきます。志望動機や自己PRは、書き直せば書き直すほど良くなっていきます。書いた内容を後で読み返し、不自然な部分や間違い、言い回し方を修正しましょう。こうすることで、添削サービスを受けなくても好印象を与えるオリジナルの応募書類が完成します。
面接対策を忘れずに!
多くの人が忘れていたり、軽く見ているのが面接対策です。対策をせずに面接に臨むと確実に失敗します。実際に、面接対策をおろそかにした結果、失敗する人は毎年続出しています。求人ナビだと面接対策やマナーに関する記事のリンクが利用者の目につくところに貼ってあったり、メルマガで勧めてくれるため、対策法やマナーについて知りやすいのです。 「面接は言葉遣いと態度に気をつけていればなんとかなる」と思っている人は失敗します。履歴書などの応募書類作成と並行して、面接対策も進めておきましょう。面接対策はすればするほど効果が出るため、周囲と差をつける絶好の機会なのです。どの部分で失敗する人が多いのかを知るためにも、対策法やマナーだけでなく、面接失敗談にも目を通しておくといいでしょう。
求人ナビを使わなくても就職できる!自ら積極的に行動することが成功のコツ
求人ナビを使わなくても就職する方法について説明しました。
求人ナビは求人情報の量が多すぎて使いにくい、と感じる人は求人ナビ以外の方法で就職する方法をとってみましょう。求人ナビを使わずに就職を成功させるコツは、とにかく積極的に行動することです。積極的に動くことで、求人ナビだけで自己分析や企業研究を済ませる人と大きく差をつけられます。
求人ナビだけに頼らず、自分に合った方法で就職を成功させましょう。
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