2017年11月02日(木) 更新

【最終面接ガイド完全版】頻出の質問から好印象な逆質問まですべて解説!

最終面接の合格率はどれくらいなのか

合格率は40~50%

最終面接における合格率はいったいどれくらいなのでしょうか。明確な指標が存在しないため、ハッキリとした答えはないのですが、だいたい40~50%程度だといわれています。「最終面接=意思確認」だから合格率が高いと思っている方も少なくありませんが、実際は多くの企業は選考における最後の壁として、一定程度の難易度があるのです。

面接回数が多いと合格率がアップしやすい

最終面接の合格率はさまざまな理由で変動があります。二次面接をクリアしたら最終面接という場合は、それまでに残っている志望者が多い可能性があるため、合格率はグッと下がるでしょう。反対に、四次面接や五次面接などの選考をクリアしている場合は、それまでの段階でかなり選りすぐられているため、合格率がアップしやすくなります。
ただし、面接回数が多いからチャンスという訳ではありません。内定辞退者が出る可能性に備えて、あえて多めに志望者を残した状態で実施されるケースもあるため、確率的には半々だと見込んでおいたほうがいいでしょう。

最終面接で類出される質問・ポイントと対策

入社意欲や企業研究度を掘り下げる質問が多い

最終面接では、一体どういった質問が出されるのでしょうか。以下の表は最終面接で出されることが多い質問の一覧です。それまでの面接で根掘り葉掘り質問されているため、最終面接では入社意欲や企業研究の度合いを図る質問が多くなっています。

最終面接で類出される質問

・なぜ弊社を志望されたのか、改めて教えてください
・何故他社ではなく弊社が良いと思われたのですか
・現在選考を受けている企業は他にもありますか
・もし内定が出たら入社しますか
・弊社の事業ついてどのようなことをご存知でしょうか
・弊社の企業理念に対し、どう思われましたか
・弊社の強みや弱みは何だと思いますか
・弊社に勤務した場合のキャリアプランがあれば教えていただけますか
・最近気になっているニュースを教えてください

ビジョンの一致が採用のカギ

最終面接では、仕事に対するビジョンや方針が企業と合致しているのかを見られています。一次・二次面接は、ある程度能力が秀でているとアピールできれば、通過することが可能です。しかし最終面接では、就活生本人の考え方と会社が抱えるビジョンにズレがあると、落とされてしまうかもしれません。他にも、以下のような項目がチェックポイントになります。

最終面接で面接官が見ているポイント

  • ビジョンが一致しているかどうか
  • この会社で働いているイメージを持っているか
  • この会社への志望度が高いかどうか
  • この会社に入って仕事をする覚悟感は持っているか
  • 一緒に働きたいと思えるか
  • マナーや言葉遣いはきちんとできているか
  • 過去に例のない斬新な案を出してくれそうか
  • 自分の意見をしっかりと主張できるか
  • この会社のことを知ろうという姿勢があるか

社長の持つビジョンを調べておくとよい

企業の理念やビジョンに沿った回答をするには、下調べがカギとなります。企業研究をおこない、企業理念や社長の経歴を確認しておきましょう。志望している企業のホームページやパンフレットを見ると、「社長がどういったビジョンをもって事業を進めてきたのか」「何を重視しているのか」などが分かります。可能であれば、OB・OG訪問をして、企業がどういった人材を求めているのかをインタビューしても良いでしょう。

一貫性のある回答が大事

最終面接では、一貫性のある回答が求められます。社長や役員がいる環境の中では緊張してしまい、ESで記入した内容やこれまでの面接で回答した内容と異なる回答をしてしまうことがあるでしょう。せっかく評価されて最終面接まで残ったにもかかわらず、結果的に思うような回答ができないと面接官からの評価は下がってしまいます。そういった状況を防ぐためにも、本番前日までしっかりESを読み直してましょう

最終面接において落ちるフラグ3つ

①面接時間が短い

合格率も比較的高く、しっかりと解答すれば内定のチャンスが得られる最終面接ですが、中には面接官からの反応が悪く、落ちるフラグが立ってしまうことがあります。まず挙げられるのが「面接時間が短い」という点です。志望者に対して興味がある場合、時間をかけてさまざまな質問をしていきますが、ウマが合わなかったり、魅力的な回答が得られなかったりした場合は相対的に質問数が少なくなり、結果的に面接時間が短くなってしまうのです。

②メモ取りが少ない

「メモ取りが少ない」という点も落ちるフラグになります。最終面接終了後、採用担当者や役員などが話し合う際、メモした内容をもとにすることが多いです。評価が高ければメモに書き出す内容もたくさんありますが、低い場合はその内容も少なくなります。「話は聞いてくれるけど、メモを取る様子がみられない」と感じたら状況を挽回するよう練り直さなければなりません

③親切すぎるぐらい丁寧な対応をされる

落ちるフラグはネガティブな行動ばかりではありません。「親切すぎる対応」など、ポジティブに感じる面接官の行動がフラグになっている可能性があります。企業にとって、志望者は入社していなければ「顧客の1人」です。ぞんざいな態度で面接をおこなったうえで不採用と通知すると、ネット上の書き込みなどで悪い評判を流されるかもしれません。そういったリスクを未然に防ぐために、あえて志望者の機嫌を良くする話をしたり、エールを送ったりしていることがあるのです。

完全な「落ちるフラグ」になるとは限らない

面接官が上記の行動を採ると落ちるフラグになるとご紹介しましたが、全てがそうなるとは限りません。面接時間が短かったとしても質問内容が意思確認を中心としたものであれば合格フラグになりますし、メモ取りが少ないのは採用だと既に内定させる意思が固まっているからかもしれません。また、丁寧すぎる対応も入社歓迎が目的の可能性もあるのです。「落ちたかも」と不安になるよりも、「絶対に受かりたい」と自信をもって対応したほうがよい結果につながることは間違いありません。

最終面接で逆質問を求められたときの対策

採用を見越した質問でもOK

最終面接で社長・役員に好印象を与えるには、どういった逆質問が効果的なのでしょうか。最終面接まで選考をクリアしてきた場合は、ある程度採用を見越した質問をしてもOKです。社長・役員に好印象を与えられる逆質問としては、以下のものが挙げられます。

最終面接で効果的な逆質問例

  • 入社までに勉強をしておくことがあれば、教えてください
  • ○○が私の強みなのですが、その他にどのような資質が必要ですか
  • ○○の資格を持っているのですが、御社の事業で活かせますか
  • 面接官の方々が仕事をしていて嬉しかったことを、教えてもらえませんか
  • 入社から現在まで、最も苦労されたことは何ですか
  • 従業員の方に対して、どのようなスタンスで業務にあたってほしいと考えておられますか

面接の状況を見て質問数を決める

逆質問をしていい数は、とくに決まっていません。最低でも、2~3個の逆質問を用意しておくと良いでしょう。面接の状況に応じて質問数を調整すると、気配りをアピールできるかもしれません。時間がありそうならば逆質問を増やし、忙しそうであれば減らしてください。逆質問をたくさん用意してきたからといって、時間を気にせず全てを聞くのはNGです。常に、相手を思いやる気持ちを持っておきましょう。

「逆質問はありません」はNG

「何か聞きたいことはありますか」という質問に対して、「とくにありません」と回答すれば、最終面接に落ちる可能性が高まります。質問がないという回答は、社長・役員から見たときに、会社に興味を持っていないことを意味するのです。また、せっかく会社の深い情報を聞き出せるチャンスに逆質問をしないのは、もったいないです。逆質問の中には、社長・役員クラスにしか聞けないこともあるでしょう。逆質問というチャンスを、なるべく活かすべきだといえます。

最終面接で社長・役員を困らせる逆質問4つ

最終面接で逆質問をおこなう際、以下の4つの内容は避けましょう。

社長・役員を困らせる逆質問

  • 企業研究をすればわかる質問
  • ネガティブな内容の質問
  • 待遇面を意識しすぎた質問
  • クローズドクエスチョン

企業研究をすればわかる質問や待遇面を意識した質問は「志望度が低い」「熱意が薄い」といった誤解を招くことにつながります。ネガティブな質問も同様で、そもそも仕事をするのが嫌なのではないかと悪印象を与えかねません。クローズドクエスチョンは話しの広がりがみられない質問の仕方なので、就活生と面接官双方が消化不良な形でやり取りすることになります。これら4つの逆質問方法は必ず避けてください。

社長・役員のいる面接では効果的な逆質問をして好印象を与えよう

最終面接まで進んだからには、そのまま内定をもらいたいものです。社長・役員は、最終面接において、就活生の考え方と企業のビジョンにズレがないかをチェックしています。ビジョンのズレをなくすためには、企業研究がカギとなるでしょう。逆質問をする際、採用を見越した内容でも問題ありません。入社できる可能性を見据えたうえで、今後必要なスキルなどを聞いてください。ネガティブな逆質問やクローズドクエスチョンは、好印象を与えられませんので気を付けましょう。最後に、最終面接に役立つキャリアパークの記事をご紹介し、本稿の〆とさせていただければさいわいです。

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