2019年09月30日(月) 更新

【就活で業界が絞れない人へ】選択方法やその後の行動を紹介

業界や企業を絞らず手当たり次第に応募する学生は多い

就活生の多くは、インターネットで志望先の企業を探していて、たくさんの企業情報が集まった就活サイトを活用しています。

しかし、情報が多く業界や企業を絞れない結果、手当たり次第に応募してしまうこともあります。

そうなっては、本当にやりたい仕事に出会えなくなる可能性もあります。ここでは、志望先の企業を見つけたい就活生がすべき対策について、ご紹介します。

業界を絞れない就活生が取り組むべきこと

①各業界の内容を把握する

何の業界に進めばいいか分からない人は、まずは、どんな業界があるのか知るところから始めましょう。

自分の知っている業界だけで業界研究を進めると、就活がある程度進んでから、「こんな業界もあったのか」「もっと早く知っていれば」と後悔しかねません。そのため、どんな業界があるのか、広い視野で業界研究から始めましょう。

後で後悔しないように満遍なく業界を知る

業界を絞ることができないと、手当たり次第に応募し、1企業の選考対策に集中できません。しかし、業界を知らないと、後になって、「こんな業界もあったのか」という結果になりかねません。

選考が進んでから業界を知っては、企業にたどり着いたときには、エントリーが締め切られている可能性もあります。

後々後悔しないためには、就活開始時期には満遍なく業界を把握するようにしましょう。

業界一覧

メーカー

食品・農林・水産・建設・住宅・インテリア・アパレル・服飾・繊維・化学・薬品・化粧品・鋼鉄・金属・鉱業・機械・プラント・電子・電気機械・自動車・輸送用機器・精密・医療機器・印刷・事務機器・日用品・スポーツ・玩具・ゲーム製品 など

商社

総合商社・専門商社 など

流通・小売

百貨店・スーパー・コンビニ・専門店 など

金融

銀行・証券・信金・労金・信組・クレジット・信販・リース・金融・生保・損保 など

サービス

不動産・鉄道・航空・陸運・海運・空運・物流・電力・ガス・エネルギー・フード・ホテル・旅行・医療・福祉・アミューズメント・レジャー・コンサルティング・調査・人材・教育 など

ソフトウェア・通信

情報処理、ネット関連、ゲームソフト開発 など

マスコミ

放送、新聞、出版、広告 など

官公庁

公社、団体 など

②興味のある分野の業界を選ぶ

どんな業界があるか一通り知りることで、自ずと興味を引く業界や企業に出会えるはずです。ただこの段階では、まだ入社するわけではありませんので、ひとつの業界・企業に絞れていなくても構いません。

いくつかの気になる業界・企業が出て来たら、更に知識や研究を進め、より把握できるように努めましょう。

②OB・OG訪問をする

一般的に業界を絞れない原因は、自分が就職して社会に出るという実感がない、というところにあります。それを解決するには、実際に社会で働いている方の話を聞くのが良い対処法でしょう。

大学のキャリアセンターでOB・OGを紹介してもらい話を聞く、いわゆるOB・OG訪問も、業界や企業を絞れない就活生の大きな手助けになります。先輩方の中には、同じような経験をしている人がいるかもしれません。

③自己分析により業界の向き不向きを見る

就活では自己分析が大切だといわれています。自己分析を通して自分の核となる部分を発見できるからです。

どうしても業界を絞れないという人は、今一度、自己分析をしっかりしてみるのも手です。自分のことを深く理解できていないと、自分にピッタリの職業を見つけるのが難しいのは当然ですよね。

「何か面白いことを考え、実行するのが好きだ」という方はアイディアを形にできる仕事が向いています。「安定して長く働きたい」という思いがあるなら、ある程度規模の大きな会社や国家公務員などが向いているかもしれません。

このように、自己分析で得た結果から、自分の得意分野や人生設計に合わせた業界の絞り方をするのは、非常に現実的な選択です。後悔しないためにも、自己分析を怠らないようにしましょう。

自己分析は就職後のミスマッチも減らせる

自己分析は業界が絞れないときの対策方法以外にも、やっておくと就職後にも良い効果をもたらします。社会に出て働くと、やりがいだけではなく苦労も多いです。つらいことがやりたいことを上回ってしまった場合、仕事は長続きしないでしょう。

そうならないためにも、企業研究と合わせて自分の得意不得意を明確にしておきたいですね。やりたい仕事が思い浮かばない方は、現実の自分に即して考えるだけで就職後のミスマッチを減らせます。

これほど自分を深く掘り下げ、将来を真面目に考える機会は就活以外ではあまりありませんので、ぜひ楽しみながらやってみてください。

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業界を絞った後は職種・企業研究をしていく

以上の工程を経て、進みたい業界や企業を絞ることができたら、さらに一歩踏み込んで職種や企業に対する研究をしてみましょう。漠然と「○○業界に入りたい!」「○○という企業に就職したい!」と思っているだけでは、選考は通過できません。

この業界に入り、どんなことに取り組んでいきたいのか考えをまとめることで、志望動機に繋がります。企業研究によりさまざまなことを知ることで、より具体的な志望理由ができるはずです。

業界・企業研究を重ねて、ぜひあなたに合った環境を見つけてください。

就活で業界が絞れないときは各業界の内容を把握し興味のある分野を選んでいく

就活において業界が絞れないのは、必ずしも悪いことばかりではありません。しかし、業界を絞れないといろんな方向性で志望理由や自己PRを描かなくてはいけませんので、効率は悪くなります。業界が絞れない場合には、まずどんな業界があるのか業界研究から始めていきましょう。

さまざまな業界や企業についての情報を知ることで、興味のある業界が見つかり、どんな企業があるのか知りたいという就活モチベーションがある可能性もあります。

就活で業界が絞れないと悩んでいる人は、ぜひ今回ご紹介した対策方法を実践してみてください。きっと思いもよらない新しい道が見えてくるでしょう。

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