2020年05月27日(水) 更新

【就活は4月開始でも間に合う?】効率的に行動するコツと挽回方法

就活は3月からエントリー開始

大手企業や憧れている企業へ入社するために、大学入学のときかた徹底的に就活準備をおこなう就活生は、少なからずいます。反対に、とことん大学生活をエンジョイして、ギリギリになってから就職先の企業を探し始める人もいます。

どのような行動を取ろうとも、就活生に厳密なペナルティが課されることは今のところありません。しかし、新卒採用を仕切る経団連は、現在のところ3月をエントリーの解禁時期として企業に通達しています。そのため多くの学生は、就活解禁の3月を目途に本格的な就活を開始します。

3月前はインターンシップやOG・OB訪問をおこなう

経団連の決まりとしては、加盟する企業も就活生も3月を本格的なエントリー開始の日程としています。しかし、あくまで本格的なエントリー開始の日程に過ぎません。

経団連に属さない企業の場合、3月以前に選考を行い始める企業もあります。また、経団連に属している企業においても、就活生に向けて何らかの形で情報の提供を行います。

例えば、インターンシップやOB・OG訪問などがこれに該当します。表向きのエントリー開始日程の3月に向けて、事前に学生を集めておくことで選考をスムーズに進めることを企業は狙っています。ちなみに、こういった動きは、前年度の夏季休業のころより開始されている場合が多いです。もちろん、インターンやOB・OG訪問に参加しなければ、選考に参加出来ないという訳ではありません。しかし、企業から提供される情報は、面接でも大きな武器になることは知っておきましょう。

自己分析や企業研究も3月前におこなう

就職活動の面接では、採用担当者から様々な質問をされます。予想していなかった内容を聞かれることもありますが、事前に、質問されることを把握したうえで、回答を準備しておくことが可能な場合もあります。

対策として、就職活動に向けての自己分析や企業研究が生きてきます。自己分析と企業研究を念入りにおこなうほど、面接での咄嗟の質問にも答えるような基盤が出来上がります。

面接で、自信を持って解答出来る就活生は、この自己分析や企業研究をしている根拠となるでしょう。そして、自己分析と企業研究をおこなう時期は、本格的な選考が始まる3月の前までがおすすめです。3月のエントリー解禁以降は、企業の説明会や面接に参加することになることが予測されるので、自己分析や企業研究の時間を確保できなくなる可能性が高いのです。

自己分析の浅さは、人事に見透かされる

就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。

そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。

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4月からでも効率よく動けば遅くない

就職活動は、4月から開始して間に合うものでしょうか。結論から言えば、十分に間に合わせることが出来ます。明確な目標設定と予定の計画を行い、効率よく動けば遅いということはありません。また、短期で就活を行っていることは、上手にアピールすれば企業の採用担当者から見て好印象を与えることも出来るでしょう。

なぜなら、企業で働く時にも、期限を設けた上で効率的な動きが求められるからです。あえて時間の制約を設けながら、効率よく就活をしていると採用担当者を納得させる理由づけを行うことが出来れば、大きく内定に近づくかもしれません。もちろん、上手に就活を行うことが前提の条件なので、4月開始だから有利になることもありません。しかし、考え方次第でいつでもチャンスはあるということです。

企業によっては募集が終了している

企業によっては、3月よりも前に選考を開始している場合もあります。そのため、4月の時点で募集を締め切ってることも考えられます。自分が確認した後に、既に募集が締め切られている時には、潔くその企業の選考を受けることは諦めましょう。

社会には、私たちが確認できないほどの企業が存在しています。その中で、就活で巡り合う企業はごく一部なので、縁のある企業だけに集中しましょう。

ただし、企業によって二次募集を行うこともあります。就活生にも事情があり、選考の辞退を企業に申し出ることもあるためです。そのような時に備えて確認をしておくことも大切なので、募集終了後も本当に気になる企業がある時には、こまめにホームページをチェックしておきましょう。

業界研究や自己分析不足が目立つことも

4月からの就活でも、効率よく動くことで十分に遅れを取り戻すことが出来るでしょう。しかし、業界研究や自己分析不足が目立つこともあるかもしれません。この2つに共通することは、明確な終わりがないということです。業界研究において、企業を取り巻く情報や業界を取り巻く環境は常に新しくなります。

また、過去の数字を遡ることもいくらでも出来ます。そのため、どれだけ時間をかけて、情報に当たることをしたのかの差が出やすいです。また、自己分析も同様です。自分のことをどれだけ考えても、完璧に理解することなど不可能です。

しかし、それでも相手に自分のことを知ってもらうために、自分なりの理解を深める必要があります。そのため、いくら時間があっても終わりはありません。業界研究も自己分析も時間を置くことで、新しい発見などがあるので、そういった意味で4月開始は時間がない分不利になるでしょう。

適職診断もできる自己分析マニュアル

自分にどんな職が向いているか考える際にやっておきたいのが、自己分析です。でもいざ始めようと思っても、何を参考にすればいいのか解らず、すぐに行動に移せないことがあります。そこでおすすめなのが「自己分析マニュアル」です。このマニュアルを使えば、質問に答えるだけで自分のパーソナリティタイプが診断できます。技術者タイプやクリエータータイプ、実務家タイプなどがありますが、あなたはどのタイプでしょうか?無料でダウンロードできるため、すでに自己分析が終わっているけどさらに深めたいという就活生にもおすすめです。

4月から効率よく動くコツは?

4月から就活を開始するためには、猶予はありません。どれだけ、効率よく動くかに掛かっています。それでは、効率よく動くためのコツはどのようなものがあるでしょうか

。自分なりに効率を考えて動くことも出来ますが、時間がない分の失敗の取り返しがつかない危険性もあります。切羽詰まった状況だからこそ、情報収集をしっかり行い、コツを押さえて動き始めましょう。急がば回れという諺がありますが、就活でも4月から動くからこそコツの情報を集めて参考にするべきです。

入社したい企業を絞る

一般的には、就活を始めた段階では、企業や業界を絞ることをせずに、自分に合ったものはどのような企業や業界であるのから探すことになります。しかし、4月から就活を始める場合は、入社したい企業を絞りましょう。業界などにこだわらずに、ピンポイントで入社したい企業を絞ることで、遅れを取り戻すことが出来ます。

また、入社したい企業の絞り方の基準を明確に設定出来れば、面接でも熱意をアピールしやすくすることが出来ます。採用担当者からしても、時間がない中で自社を選んでくれて、理由もしっかりしていれば、評価をしやすくなります。しかし、問題点は、入社後のギャップが発生しやすいということも覚えておきましょう。過程を飛ばして決断することになるので、後悔も残りやすくなってしまう可能性があります。

先にスケジュールを立てる

4月からの就活では、時間との勝負であることは間違いありません。行き当たりばったりで時間を浪費してしまう前に、スケジュールを立てましょう。エントリーしてから、内定を獲得するまでに掛かる期間は、企業によって異なります。

しかし、おおよそ1か月から2か月は要すると想定しておくのが無難です。そのため、のんびり1社ごとに選考を受ける余裕はないことがわかります。いくつかの企業の選考のスケジュールを確認しながら、長期間の選考に挑まなければなりません。

これは、4月から就活を始める場合には、一層顕著になります。ある程度、内定を獲得したいと考える期限から逆算して、選考を受けるためのスケジュールを計画しなければなりません。もし、4月から就活を始めるにも関わらず、予定も立てずにいると、いい結果は臨めないでしょう。

周りと比べない

3月から4月ごろになると身の回りが、就活の話題で騒がしくなる可能性は高いです。特に、今はSNSでの繋がりがあるため、知りたくもない情報も目につくことになります。

また、内定を獲得した本人からしても、喜びを共有したいため、無下に扱うことも出来ません。そのような時に、周りと比べないことが肝心です。内定をもらっている人は、表には出さないだけでかなり早い時期から内定獲得のために努力をしていたはずです。そのような人と比べて、4月から就活を始める自分を比べても意味がありません。そもそも、就活を始めた時期が違うのだから、比べることに意味がないと割り切りましょう。

しかし、もしも周りの声に焦ってしまう性格かもと思う場合は、一時的に周りとの関係を断ちましょう。学校の授業を極力減らしたり、SNSにログインしないようにしたりすることで、情報を遮断することが出来ます。

周りの情報に焦る時には、実は自分から情報を取得しようとしている傾向があります。意識的に情報を遮断する術を身に付けることも就活の成功には大切です。

4月から始めるのが遅いと気づいた際の挽回方法

何となく4月になってしまったが、今から就活を始めても遅いのではという状況になった時にはどうすれば挽回できるのでしょうか。そもそも、4月という時期まで就活を始めてないと、益々動くことを億劫に感じてしまい、自分を振るい立たせることから始めなければいけないかもしれません。

しかし、4月を超えるといよいよ頑張って動くことが難しくなり始めます。よほどの事情がない限り、4月は就活を始めるための切羽詰まった時期なので、何とか挽回する手立てを考えましょう。

本当に行きたい説明会のみ行く

就活を始めるために大切なことは、働くことへの好奇心です。この企業で働いてみたいと思える企業に出会えることで、業界研究や自己分析にも身が入り始めるでしょう。

そのため、説明会に参加する企業は、本当に行きたい説明会のみに参加するようにしましょう。とにかく焦って興味のない企業の説明会に参加しても、働くことへの期待感を持つことが出来ずに就活のやる気も湧かなくなるでしょう。

そうなってしまうと、その後の就活の動きも鈍ってしまう可能性が高まるので、焦ってもいい効果を期待出来なくなります。早い時期から動いている時には、なんでもいいから企業の説明会に参加して雰囲気を知ることにも意味があります。しかし、4月から説明会に参加する場合は、本当に行きたい説明会に厳選しましょう。

志望度の低い企業にエントリーしない

説明会と同様に、4月から就活を始める時には志望度の低い企業にも極力エントリーしないようにしましょう。さらに言えば、説明会以上にエントリーは控えるべきです。

説明会は、数時間の拘束がされることになりますが、話を聞いていれば時間は終わります。そのため、時間の損失以外に失うものはありません。しかし、志望度の低い企業にエントリーした場合、説明会以上に労力と時間を取られることになります。エントリー後に、履歴書の作成やエントリーシートを書くのは、手間がかかるにも関わらず、志望度の低い企業のものを書くのは無駄でしかありません。

さらに、面接などに参加することになれば、面接の準備まで行う必要が生じます。面接の準備も時間と労力を要します。本命の企業に向けて、事前に面接の雰囲気を知っておくことも大切ですが、とにかくエントリーを片っ端からするようなことは避けましょう。

就活を4月から始める際は先にスケジュールを立てて企業を絞り行動しよう

就活を始めると良い時期は、個人個人の志望先によって、違ってくることが考えられます。4月からのスタートとなっていたとしても、解禁時に全員が同じ動きをするとは限りません

。闇雲に不安にならずに「これからどう頑張っていくのか」を考えるようにしましょう。忍耐力や困難を乗り越える精神的な強さを、就活によって養うことが出来たと実感できるまでが、「間に合う」とされる基準ではないでしょうか。

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