2023年12月01日(金) 更新
履歴書で趣味の音楽鑑賞をアピールするコツ3つ【例文やES集の紹介あり】
目次
趣味が「音楽鑑賞」という就活生は少なくない
就活では履歴書や面接などで趣味について聞かれることも多いですが、音楽鑑賞を趣味としてアピールしている人はたくさんいます。趣味を問われているとはいえ、就活の質問ですのでこれも評価の対象として見られています。
業務に活かせる趣味であれば好印象ですが、関係のないものをアピールしても良い印象を与えることはできません。音楽鑑賞は一見業務とは関係ないようにも思えますが、アピールの仕方次第では好印象を与えることができます。
趣味をアピールするのは難しいですが、コツさえ覚えれば誰でも上手にアピールすることができます。趣味をアピールする際のコツやポイントを把握して、平凡に思える音楽鑑賞も魅力的にアピールしていきましょう。
履歴書の「趣味欄」も重要な理由とは
趣味がないことで評価が下がる可能性がある
履歴書の趣味欄は、必ず記入しなければならないのでしょうか。自分の趣味が思いつかない人は、「書かなくても良いのでは?」と考えるかもしれません。
実は、履歴書の趣味欄を記入していないと、採用担当者から悪いイメージを持たれる可能性があります。
具体的にいうと、「物事に熱中していない」「暇な時間を無駄に使っている」と思われるのです。履歴書の趣味欄に書く内容が思いつかない人は、自己分析をするなどして探してみてください。
約75%の人が悩むほど履歴書の趣味欄でアピールするのは難しい
■調査方法:メールを配信して学生にアンケート
■調査実施日:2017/1/26~1/29
■投票数:438
就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「履歴書の『趣味欄』を書くときに悩んだことがありますか?」という質問に対して、74.8%の人がYes・25.2%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、キャリアパーク調べ)
アンケートによると、多くの就活生が、履歴書の趣味欄に悩まされています。どんな言い方をすれば採用担当者に好印象を与えられるのか、就活生として気になるところでしょう。そこで本ページでは、多くの人が趣味としている「音楽鑑賞」を効果的にアピールするコツを伝授します。例文も紹介しますから、これも参考にして趣味を上手にアピールしてください。
本当の趣味だといえるレベルなら趣味欄に「音楽鑑賞」と書いてもよい
履歴書の趣味欄に音楽鑑賞を書くのは、本当にそれが趣味といえる場合のみにしてください。そこまで音楽を聴くわけではないのに音楽鑑賞を趣味として書けば、嘘になってしまいます。
採用担当者が音楽に詳しい人だった場合は、すぐに嘘がばれてしまうでしょう。「無趣味」と「嘘つき」で二重に評価が下がるのを避けるためにも、嘘をつくのは厳禁なのです。
アピールするコツを押さえておくことが大切
音楽鑑賞を趣味とする際には、アピール方法を押さえておきましょう。ただ「音楽鑑賞が趣味です」と一言書くだけでは、採用担当者に印象を残すことができません。
音楽鑑賞を趣味とする就活生自体は多くいるため、すぐに忘れられてしまうでしょう。以下では、「音楽鑑賞」という趣味をアピールするコツをご紹介します。
「音楽鑑賞」という趣味を効果的にアピールするコツ3つ
①ざっくりと伝えるのではなく具体性を持たせる
1つ目のコツは、【具体性を持たせる】です。先述しましたが、ただ「音楽鑑賞が趣味です」と書くだけでは、採用担当者の目に留まりません。「〇〇年代の音楽を聴くことが趣味です」など、具体性を持たせることが大切なのです。
もし、好きな音楽のジャンルやアーティストが採用担当者と同じだった場合は、そこから自分へ興味を持たせるチャンスとなります。そのため、なるべく具体的に書いておいた方が、アピールとして有効といえるでしょう。
②趣味に音楽鑑賞を選んだ理由を明確にする
2つ目のコツは、【選んだ理由を明確にする】です。音楽鑑賞を趣味として選んだ理由を明確にすることで、採用担当者に自分の印象を残せます。例えば、「気分が落ち込んでいるときに音楽を聴けばリフレッシュできる」という理由を述べれば、採用担当者から「切り替えのできる人」と思ってもらえるかもしれません。
また、人によって異なる理由を述べることで、自分の「素」の部分をアピールできます。採用担当者は、そういった応募者の「素」の部分も知りたがっているのです。
③具体的なエピソードを添える
3つ目のコツは、【エピソードを添える】です。志望動機や自己PRを書く際のコツともいわれる具体的なエピソードは、趣味に対しても有効です。音楽鑑賞に関する具体的なエピソードを添えれば、採用担当者に自分の姿をイメージさせることができます。
エピソードを添える際は、音楽鑑賞によって得た効果を示すようにしましょう。「○○で落ち込んでいたけど、××という歌詞に元気づけられた」など、なるべく具体的に書いてください。
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履歴書の趣味欄で「音楽鑑賞」をアピールする際の例文
音楽鑑賞を履歴書の趣味欄でアピールする例文を、以下でご紹介します。参考にして、自分なりの文章を作成してみてください。
【趣味:音楽鑑賞】の例文
私の趣味は、邦ロックというジャンルの音楽を聴くことです。元々は、ジャンルを問わずに色々なものを聴いていたのですが、姉に勧められたことをきっかけに、邦ロックにはまりました。現在は、〇〇や〇〇といった歌手に熱中しています。
とくに、〇〇の歌う曲にはポジティブな歌詞が多く、落ち込んだときに聴くと元気になることができます。現在はライブに行くほど熱中しており、そのためにバイトもはじめました。邦ロックのさまざまな音楽が、今の私の活力となっているのです。
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もし趣味の話が盛り上がった時は?
面接官に同じ趣味を持つ人がいれば、趣味の話で面接が盛り上がることがあるので、その時には相手も好感触の場合が多いです。これは運にもよりますが、運よく面接官と同じ趣味であれば面接でも有利になる可能性があります。
しかし、すべての場合で有利になるとは限りませんし、盛り上がった場合でもさまざまな注意点があることは覚えておく必要があります。趣味の話で面接が盛り上がった場合には、どのように振舞えばいいのかを知り、好印象を与えていきましょう。
積極的に話題を振って更に盛り上げる
趣味の話で面接が盛り上がった場合は、積極的に話題を振ってさらに盛り上げることが大切です。自分から話を振って相手との共通点をもっと探し、さらに盛り上げる努力をしましょう。趣味の話でも盛り上がることで好印象を与えられる場合も多いですし、面接官の記憶にも残りやすくなります。
距離が縮まることで選考でも有利になる可能性があるので、話を盛り上げて覚えてもらうことが大切です。ただし、面接時間の都合もあるので、その都度空気を読まなければなりません。
話が盛り上がったからといって、いつまでも趣味の話を続けてしまうと、予定時間を大幅にすぎてしまい迷惑をかけてしまうこともあります。引き際が肝心ですので、あまり長時間引き伸ばしすぎないようにしましょう。
おすすめされたものは必ずチェックする
面接で話が盛り上がれば、面接官におすすめを教えてもらえる可能性もありますが、おすすめされたものは必ずチェックすることが大切です。次の面接の時や採用後に会う際の話のタネになるので、覚えておいて必ずチェックしておく必要があります。
おすすめをチェックしたことを伝えれば、さらに話が盛り上がりますし、好感を持たれやすくなります。選考でもそれが好印象につながることも考えられます。それにより面接の合格率が高くなる可能性もあるでしょう。
また、採用後であっても同じ趣味を共有できれば、仲良くなることができますし、企業についてさまざまなことを教えてもらうことができます。就職するのであればなおさら社員と距離を縮めるのは大切なことですので、おすすめは忘れずチェックしておきましょう。
盛り上がっても不合格の場合もあるので注意
趣味の話で盛り上がれば好感を得られることも多いですし、合格になる可能性も高いです。しかしどんなに話が盛り上がっても不採用の場合もあるので、盛り上がったからといって浮かれないように注意しなければなりません。
盛り上がった面接すべてに合格するわけではなく、面接で合格するためには企業に必要な人材であることをアピールすることが大切です。趣味の話でどれだけ盛り上がっても、肝心の仕事で活躍できなければ意味はありません。
企業に貢献できるだけの能力がアピールできていなければ、不合格になってしまいます。話が盛り上がればつい趣味の話ばかりをしてしまいますが、就活の面接であることを忘れずに、自身の採用メリットをきちんと示すことが大切です。
履歴書の趣味欄に音楽鑑賞を書く際には3つのコツを押さえておこう
履歴書の趣味欄を記入しないと、採用担当者から悪い印象を持たれる可能性があります。【具体性を持たせる】【選んだ理由を明確にする】【エピソードを添える】という趣味をアピールする3つのコツを押さえて、履歴書を記入しましょう。例文や先輩のESも参考にしてください。
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