2019年05月20日(月) 更新

面接で手応えを感じる採用担当者の反応とは|「合格フラグ」を紹介

面接官の反応で手応えをなんとなく感じる?

※上記グラフの情報はキャリアパークが独自にtwitterアンケートを用いて収集した回答をもとに作成しています。

面接官の反応で手応えを感じるかどうか、学生のみなさんにアンケートをとったところ「なんとなく感じる!」がもっとも多く43%という結果となりました。また、7割強の方が面接官の反応にいろいろと気がつくようです。
面接の手応えから合否を判断したい人もいると思います。それでは、面接の手応えあり・なしとは具体的にどのようなもので、それが合否とどう関係しているのでしょうか。

面接で手応えありと感じる「合格フラグ」とは

①質問をたくさんされ面接の時間が予定より長引いた

多くの面接は、面接官の方から質問されて自分が答え、それから次の質問に移るという流れです。面接官が自分に興味を持ってくれている場合、1つ1つ質問に対しての回答にさらに質問が入り一つの質問からどんどん話が広がります。

たとえば面接の時間が当初は30分の予定だったのに、話が弾んで1時間も話していた場合は、手応えを感じやすいといえるでしょう。その場合、談笑で面接が終わることが多く、面接官との距離が縮まった気持ちになるため、手応えを感じやすくなるのです。

②「一緒に働きたい」「うちの会社に向いている」などと言われた

面接官から「一緒に働きたい」など直接的に採用を匂わせるようなフレーズを言われた場合も、手応えを感じるでしょう。「一緒に働きたい」というのは、なかなか言われる言葉ではありません。

③面接官からの質問に完璧に答えられた

面接官からの質問にしっかり完璧に答えられた場合にも、手応えありと感じるでしょう。質問に完璧に答えられたということは、準備がしっかりできていた証拠ですし、自分の自信にもつながります。答えられない人もいるわけですから、手応えを感じるのも当然だといえるのです。

④他社の選考状況を聞かれる

面接中に他社の選考状況を聞かれるということは、あなたへの関心が極めて高いためです。

選考中の企業を聞くことで、どのような業界や企業に興味があるのかをある程度把握できますし、他社に流れてしまう可能性が察知できます。

自分の会社でぜひ採用したいと思っている就活生に併願企業があれば、企業側の魅力をより強く伝えたり、選考を早めにしたりという対策がとれます。

1社に対して入社の熱意を見せようと、「御社だけしか選考を受けていません」「他に選考中の会社はありません」という回答は、企業側に安心感を持たせる可能性もあるのです。

⑤次の選考のアドバイスをもらう

次の選考を受けることを前提としているようなアドバイスをもらったら、好印象を与えていると手応えを感じても良いでしょう。不合格を出す応募者には、次回の選考のアドバイスをしても何もメリットはありません。

そのため、次の選考のアドバイスを受けるということは、その会社ならではの選考通過のコツを教えてもらっていることと同じです。次の選考を受け、ぜひ採用に繋がってほしいという思いが込められているでしょう。

例えば「次の選考では●●について聞かれる可能性が高いので対策してください」「次回までに、自己PRの●●の部分をもう少し掘り下げると内容に深みが増します」というような言葉を掛けられたら、次回への対策案を提示してもらっているため、次の選考に呼ばれる可能性は高くなるでしょう。

手応えなしだと感じるケース

質問がそれほどなく無言が続いた

手応えなしだと感じるケース1つめは、質問がそれほどなく、無言が続いた場合があげられます。無言の時間が続いてしまうと、ダメかなという空気が流れてしまいます。そうなると、どうしてもその面接に対して手応えを感じにくくなるでしょう。そんな時でも落ち込まずに、堂々と面接を受け続けましょう。

面接の時間が予定より短かった

「面接の時間が長くなると手応えを感じやすい」のとは反対に、時間が短かった場合や早く終わった場合は手応えを感じにくいです。

面接の時間が短かったのは、面接官がそれ以上質問しようと思えなかった可能性もあります。それは、その人に興味がなく、採用の予定がないと考えられるので、手応えなしと思ってしまうでしょう。

質問にしっかり答えられなかった

面接官からの質問にしっかり答えられなかった場合も、手応えは感じられないでしょう。質問に対する回答を用意していても、いざ本番になると頭の中が真っ白になってしまい、思うように答えられない可能性もあります。そうなれば、手応えは感じられません。

面接の前や最中にトラブルがあった

面接の前やその最中に何らかのトラブルがあった場合にも、手応えないなと感じるでしょう。

いくら面接の準備がばっちりでも、当日はどんなトラブルがあるか予測できません。寝坊や電車の遅延などで、面接に遅刻してしまう可能性もあるのです。遅刻してしまうことがわかった時点で、手応えは感じないでしょう。

圧迫面接で手応えを図るのは難しい

期待して挑んだ面接が圧迫面接だった場合、手応えがなかったと判断してしまう就活生もいるでしょう。「いじわるな質問が続いたからきっと不合格だ」という思いが目まぐるしく頭の中を駆け巡る人も少なくありません。

しかし、圧迫面接だったからといって、手応えがなかったと感じるのは早いです。圧迫面接は応募者にわざと負荷をかける面接です。気持ちの良い面接とはいえません。

わざとストレスをかけた反応を見て、選考判断の材料とする面接官も存在します。どういう切り返しができる人なのか、どのようにピンチを切り抜ける人なのか、あなたの困ったときの反応を見ているのです。冷静で適切な対応ができた人には合格を出すというケースもあるので、一概に圧迫面接だったからといって手応えを図ることは難しいでしょう。

手応えだけで選考結果を決めつけるのは早い

面接に手応えを感じなかったのに、合格だったケースは少なくありません。手応えがないのに合格していたときの理由としては、あなたの性格や考え方を通じて、人として一緒に働きたいと思ってもらえたことが大きいでしょう。

自分では手応えがなくても、面接官にはしっかりやる気や熱意が伝わっていたのです。

手応えの有無に一喜一憂しないためには

面接の合否は、企業から連絡があるまでは分かりません。手応えがないからと焦って、面接で普段の力が出せなくなってしまったらもったいないですよね。

この面接評価シートには、面接官がチェックしているポイントや、質問の意図などが解説されています。面接を受ける前に、質問の意図を把握しておくことで、疑心暗鬼にならず落ち着いて面接を受けることができます。

面接の手応えだけで合否の判断はできない!後悔のないよう万全の態勢で挑もう

面接では、手応えを感じるケースとそうではないケースがあります。しかし、どんなに手応えを感じても不採用になる可能性はあり、反対に手応えを一切感じていなかったのに採用になるケースもあるのです。

手応えはあくまでも自分の所感で、企業側がそう評価しているとは限りません。手応えだけで合否を判断することはできないでしょう。

手応えから面接を反省し、次に活かせるように対策を練ることは必要なことです。自分の感じた手応えに惑わされずに、1つ1つの面接を丁寧にこなし、後悔のないようにしましょう。

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