内定式での【遅刻・忘れ物・服装・髪形・緊張】に関するNG行動5選｜マイナス印象回避のために押さえること

内定式・内定者懇親会での振る舞いは見られている

長かった就職活動。ようやく手に入れた内々定を内定に変える儀式、それが内定式です。学生時代の集会程度に考えていると、痛い目に遭います。内定式とその後に行われる内定者懇親会での立ち振る舞いは、すべて見られていると心得ておきましょう。

内定式での遅刻で役員からの印象は壊滅的

内定式・内定者懇親会には社長をはじめ、取締役や経営陣、人事部長も出席する場合がほとんどです。実際に内定者懇親会に遅刻した人のお話では、廊下ですれ違った常務取締役に無視されてしまったとか。無視はもちろん良くないでしょうが、内定式での失態は、それだけ悪印象につながると覚えてきましょう。

内定式の内容と意味を押さえておこう

そもそも内定式とは、企業と学生とが正式に入社するための意志を確認する最終決定の場です。 内定式の内容は企業の規模や社風によっても異なりますが、社長の挨拶や 内定授与式、先輩社員との交流などが設けられています。

就活では清潔感を保ちつつ自分らしさを演出することが最重要！

就活では「見た目」「身だしなみ」が重要といわれ、「正解」に悩む就活生が多く言いますが、そもそも就活に正解はありません。

清潔感を保ちつつ、自分らしさを演出できる服装で臨むことで企業に自分の魅力をいかに演出できるでしょう。解説した内容を鵜呑みにしすぎずに自分自身で判断し、一つの参考と捉えてあなたの納得のいく身だしなみで内定式に臨みましょう。

内定式・内定者懇親会でのNG行動①遅刻

内定式に参加することが事前に決まっていても、当日何らかの要因で遅刻欠席することは往々にしてあるようです。そんな時にはかならず電話で伝えるようにしてください。メールで連絡する人もいるかもしれませんが、緊急連絡は電話でするのがマナーです。

遅刻は電話で伝えないと挽回できない

基本的には遅刻欠席した時点でかなり印象は悪くなりますが、急病や電車の遅延など、やむを得ない場合もあるでしょう。内定式遅刻という大失敗をしたときに電話するのは、なかなか緊張するものです。しかし、安心してください。従業員ではない内定者は、まだ表向きはギリギリお客さんのような立場なので、大丈夫です。

内定取り消しのリスクもあるので、時間には余裕を持とう

内定式遅刻＝取り消しのリスクはゼロではないことを、今一度伝えておきます。時間を守れないのは社会人としては致命的。入社前から不安要素を見せないようにしましょう。必ず時間に余裕を持って行動し、内定を取り消しされないようにしてください。

あなたのマナー力はどのくらい？

今の時点で、あなたのマナー力はどのくらいでしょうか？それを知るために活用したいのが「マナー力診断」です。「身だしなみ」「電話・メール」「エントリーシート・履歴書」などのマナーがどの程度身についているのかを試してみましょう。質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。無料でダウンロードできるので、力試しとしてもおすすめです。

内定式・内定者懇親会でのNG行動②忘れ物をする

内定式という社会人になる前のファーストステップで1番やってはいけない事が忘れ物です。内定式の当日持っていくべきものは前日には準備しておきましょう。たとえ、たった1つの忘れ物でも、人事担当者の仕事を妨害してしまいます。相手の仕事を阻害してしまうと、今後の社会人生活で大きな汚点になりますから、前日には何度も持ち物の確認を行ってください。

忘れてはいけない持ち物チェックリスト

以下で、内定式や内定者懇親会で絶対に忘れてはいけない、持ち物リストを作りました。会社によっては、別途必要なものがあるかもしれませんが、まずは確認してみてください。

他にも、内定者懇親会の日にはカメラがあると便利かもしれません。少なくとも、内定式・内定者懇親会では、上記の物は必ず忘れないようにしましょう。

内定者懇親会では気を抜きがちなので要注意

おそらく、面接で忘れ物をする人は少ないでしょう。しかし、内定者懇親会では遅刻や忘れ物が多くなる傾向にあるようです。理由は簡単、内定者懇親会では、ほとんどの参加者が、気持ちのどこかに油断があるからです。

内定式・内定者懇親会でのNG行動③服装

内定式・内定者懇親会に身だしなみが不適切なまま出席するのも、やってはいけないNG行動の1つです。会社のマナーに合った服装を選びましょう。

ビジネスカジュアルは避けた方が無難

内定先の会社では、入社して何年も経ったベテラン社員はビジネスカジュアルで出勤しているかもしれません。しかし、若手がいきなりビジネスカジュアルを着るのは快く思われません。 ましてや、入社前の内定者が、内定式・内定者懇親会にビジネスカジュアルで参加していたら、きっと悪目立ちしてしまうでしょう。ビジネスカジュアルと指定された場合を除き、避けた方が無難です。

リクルートスーツで行けばOK

内定式には就活時に使っていたリクルートスーツを着ていけば問題ありません。ワイシャツの色はもちろん無地の白です。面接時と同じように、気を引き締めて臨むようにしましょう。内定式だからと安心していると、服装の乱れを注意されるかもしれません。

内定式のネクタイはシンプルな色柄に

ネクタイの色も、就職活動に使った抑えめのものにしましょう。柄も派手すぎないものが理想です。スーツの色に合わせてチョイスしてみてください。内定式で同僚と打ち解けることは重要ですが、目立ちすぎればいいというものではありません。

内定式・内定者懇親会でのNG行動④髪型

内定式に出席するにあたって重要な身だしなみ。それは服装だけでなく、髪型にも及びます。清潔感のある髪型を意識してください。直前に美容室に行くくらい気合を入れてもいいです。

内定式に茶髪はふさわしくない

まだ学生の身なので、茶髪でオシャレをしたい人もいるかもしれません。しかし、内定者懇親会や内定式での明るい茶髪・金髪はあまり良い印象につながりません。場合によっては注意される可能性もあります。

ピアスの着用は基本NGで女性も避けた方が◎

独自調べによると、内定式・内定者懇親会での男性のピアス着用は、企業担当者の95％がNGだと回答しました。また、女性のピアスに関しては、約50％の方がNGと回答し、OKと回答した人も「ただし派手ではないものに限る」など、一定の条件を設けていました。 内定式・内定者懇親会では、ピアスの着用は避けた方がいいでしょう。特に男性のピアスに対する見方は厳しいので、要注意です。

内定式・内定者懇親会でのNG行動⑤緊張しすぎ

内定式と懇親会でのNG行動の最後は、緊張し過ぎてしまうことです。社会人の第一歩として、緊張感をもって望むことは大事ですが、ガチガチになってしまうと思わぬ場面でトラブルの原因になります。

緊張しすぎるとうまくいかない

人は緊張する生き物。特に日本人は遺伝子的にも緊張しやすく、あがり症の人が多いとされています。内定式だからと緊張しすぎてしまうと、自己紹介や同期との会話で失敗してしまうかもしれませんよ。第一印象を最悪なものにしないように気をつけましょう。

懇親会ではナチュラルに話しかけよう

内定式後の内定者懇親会は和やかな雰囲気で行われます。未来の同期と仲良くなるチャンスなのですが、緊張しすぎてしまうと思うように話せません。会話のキャッチボールを成立させるためにも、適度にリラックスしてから臨んでください。

内定式や内定者懇親会でのNG行動は遅刻・不適切な身だしなみ（ピアス含む）

内定式・内定者懇親会は、社会人としてのマナーを試される場でもあります。遅刻がタブーなのは想定内でしょうが、ピアスや髪型、服装（ビジネスカジュアル）についても最新の注意を払った方がよさそうです。

失敗談の中には「内定式遅刻で雷落ちた」とか、「内定式のマナーが悪くて取り消しになった」というものもあります。ですから、基本的なマナーを前もって身につけておきましょう。