2019年11月25日(月) 更新

【大学職員の志望理由】取り入れたい要素とは何か例文付きで紹介

大学職員は運営サポートが仕事

教壇の上に立つ教授とは異なる

大学職員は、教職員に変わりはありませんが、教員とは異なります。教員は研究者であり、授業を行なう職種です。一方、職員は、主に大学を経営や事務などの面から支えています。

ホームページを見ると、だいたいどこの大学も組織図を公開しています。学部の構成とともに、部署の構成も掲載されています。学部は10以上あることは少ないでしょうが、部署としては10以上ある大学がほとんどです。

学生などが普段目にする教務部やキャリアセンターに始まり、財務部や人事部など企業と変わらないような部署もあります。さらには、同窓会や入学センターなど大学ならではの部署もあります。大学は全入時代のなかで、生き残りをかけたサバイバルが始まっており、運営を担う優秀な職員を求めています。

志望理由を書くために大学職員の仕事内容を理解しよう

大学職員の仕事①:学生支援

大学職員の仕事としてまず頭に浮かぶのは、学生支援だといえます。入学時や授業のカリキュラム、奨学金などの手続きで馴染みのある人も多いでしょう。

学生支援という職務は、学生が入学して、卒業・就職するまでをサポートするものです。学生と直接関わる機会が多く、疑問点や困りごとに対して幅広くカバーできなくてはいけません。主に以下のような場面で携わることになるでしょう。

学生支援の主な仕事内容

・学籍管理
・カリキュラムの編成
・成績管理
・厚生補導
・課外活動の実施に関する業務
・就職相談
・アルバイトの紹介
・奨学金関係
・授業料免除等

大学職員の仕事②:研究推進

大学には様々な役割がありますが、その1つに学問や技術の発展があります。そのため、大学職員は研究推進の支援に関わることも仕事の1つなのです。

教授や学生が研究に励みやすい環境を整えるために、実に幅広い業務を行います。また、研究成果や予算を管理する役割もあるため、大学の技術や学術的発展を促す重要な仕事だといえるでしょう。主な仕事は以下のようになっています。

研究推進の主な仕事内容

・ゼミや研究室に必要な予算の管理
・研究に関する予算、事業の申請、手続き
・共同研究相手との契約、手続き
・研究成果の知的財産権の管理
・特許出願の手続き、管理
・産学連携による研究の手続き、サポート
・寄付講座

大学職員の仕事③:国際交流課

現在、多くの大学で外国人留学生の受け入れが進んでおり、そのサポートや支援も大学職員の仕事に含まれます。もちろん、海外留学やインターンシップを希望する学生、研究で海外に行く機会もあります。

国際交流課では、そのような学生、留学生、教員、提携大学・研究者など、幅広い人々に対応していかなければいけません。実務では英語が求められるため、仕事内容だけでなく語学スキルに関してもおさえておきましょう。

国際交流課の主な仕事内容

・海外留学希望者の受付、支給手続き
・海外インターンシップの手続き・助成
・留学生の受入、派遣に関する業務
・海外の大学、研究機関との交流に関わる業務
・交流協定に関する手続きや対応
・海外からの来訪者対応
・外国人研究者の受け入れ
・留学生の生活支援
・教職員の海外渡航に関する手続き

大学職員の仕事④:総務・人事

大学職員の仕事には、総務や人事もあります。大学でより良い研究を行ったり、環境を整備したりするには、予算管理、事業計画、経営企画が大切です。

大学の総務・人事課では学内の組織を円滑に運営するために職員を幅広く支援します。学内の職員だけでなく、外部との関わりが多くなる仕事だと認識しておきましょう。総務や人事に関わる大学職員の主な仕事は以下の通りです。

総務・人事の主な仕事内容

・中期目標、計画の立案や評価に関する業務
・教授会、評議会等会議の運営
・入学式、卒業式の準備・運営
・オープンキャンパス、大学説明会などの準備
・広報活動の企画や立案(学内・誌の作成や大学ウェブサイトの運営など)
・学内規則の制定、改廃
・教職員の人事管理(採用、昇任、異動、給与、研修、福利厚生など)
・経営企画
・組織のマネジメント

大学職員の仕事⑤:財務・会計

総務・人事の主な仕事内容

・財務上の計画や管理
・大学運営のために必要な予算の要求、執行
・運営費交付金の管理
・決算及び財務諸表の作成
・物品の契約、調達、購入、管理
・建物や土地、固定資産の管理に関係する業務
・教職員の出張費や給与の支給
・授業料や検定料、入学金等の収入金の出納

また、大学の運営のためには財務や会計といった仕事も必要です。私立大学は元より、国立大学も平成16年から法人化され、個性のある研究活動や運営がおこなえる反面、事業計画や予算管理の重要性が増しました。

そのためにも、大学職員は備品や給与、研究予算、施設の運営費などを指針や計画に沿って管理していきます。大学運営のためには重要な機能であるため、仕事内容についての把握はもちろん、志望理由作成する上でも考えるべきトピックだといえるでしょう。

大学職員の仕事⑥:図書

大学職員や学校事務の仕事には、研究のために必要な図書関係や学術情報資料に関する業務もあります。学生は、レポートの作成や研究で大学の図書館、資料を利用する機会が多いでしょう。

大学で学ぶ分野に対して、幅広い先行研究や資料が閲覧できることは、学生にとって学びやすい環境づくりを整備するためにも重要です。書籍だけでなく、ネットワークを利用した情報提供や資料の管理なども仕事に含まれます。

大学職員や学校事務の仕事には、研究のために必要な図書関係や学術情報資料に関する業務もあります。学生は、レポートの作成や研究で大学の図書館、資料を利用する機会が多いでしょう。

大学で学ぶ分野に対して、幅広い先行研究や資料が閲覧できることは、学生にとって学びやすい環境づくりを整備するためにも重要です。書籍だけでなく、ネットワークを利用した情報提供や資料の管理なども仕事に含まれます。

質問に答えるだけで志望動機を完成させよう

大学職員の志望動機を作成する際、文章を考えるのが苦手な就活生も多いと思われます。「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。

志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に採用される志望動機を完成させましょう。

大学職員の志望理由に盛り込みたい要素

教育業界への熱意

大学職員を志望する人が、まず志望理由として盛り込みたいのが、教育業界への熱意です。

社会に出る前の、学生との関わりや繋がりが非常に多い仕事です。関わり方1つで学生の将来を左右する可能性があります。教育に対して、自分の経験や考え方を具体的に述べるようにしましょう。

大学の特徴を用いてその大学を決めた理由

大学の特徴を用いて、その大学を志望した理由を伝えることも有効でしょう。大学にはそれぞれカラーがあります。大学独自の教育方針でカリキュラムが履修しやすいプログラムになっていたり、得意な専門分野があったりと、各大学には特色があります。

大学の特徴を用いた志望動機は、大学のことをただ調べただけではなく、大学ならではの特徴に理解を示していることを表せます。その上でどのように働きたいか、貢献したいかという文章が続けばより人事の心に訴えかける志望動機となるでしょう。

大学の公式HPやパンフレットには必ず大学がアピールしたい特徴がピックアップされています。他の大学の特色も比較して見てみると、大学同士の特色の違いが見えてきて、より洗練された志望動機を作ることができるでしょう。

⑤大学職員として何をしたいのか

学校事務員の志望理由を書く際は、大学職員として何をしたいのか書きましょう。大学には教育だけでなく、研究、地域貢献などの役割があります。

そのような大学の機能、役割を理解して何をしたいのか志望理由に盛り込みましょう。例えば、大学から発信する学問や技術の発展に貢献したい、学生にとって学びやすい環境を整備したいなど。

もちろん、職務や仕事内容によって関わる範囲は異なりますが、あなたが大学職員になることで何を実現したいのか、大学にとってどんなメリットがあるのかをしっかり伝える必要があります。
また単に「~がやりたい」という願望だけでなく、その裏付けとなる理由、エピソードなどを盛り込むといいでしょう。

母校の大学職員を目指すなら志望理由に体験談を盛り込む

学生の時ならではの視点が活かせることもある

学生時の体験や経験は、実際仕事で活かせることもあります。特に母校なら、学生だった時ならではの視点を活かせるでしょう。身近な生活で気づいたことや、不便に思ったことを探してみると、学生の学ぶ環境をよりよくするためのアイディアが浮かぶかもしれません。

例えば、「学生時に教室を借りたかったが手続きが大変に感じたので、気軽に利用できるにはどうしたらいいのか」「大学が募集しているアルバイトの求人が学生の間であまり認知されていない」などがあります。

学生視点での気づきを参考にすれば、より大学の運営を改善する方法を見出すことができるかもしれません。

他大学との違いもしっかり比較する

大学を比較するポイント

  • 大学の教育理念
  • 研究理念
  • 事業計画書の比較
  • 大学のビジョン
  • 経営計画・財務状況
  • 広報活動、企画
  • 大学の活動や研究の成果
  • 社会貢献度

母校の大学職員を目指すなら、他大学との違いもしっかり理解しておきましょう。上述した「なぜこの大学を志望したのか」にも関わってきます。大学の資料、HPを徹底的に比較してみましょう。特に大学の運営などを理解するなら、各大学の事業計画書を比較してみるのがおすすめです。

また、国立大学は6~7年ごとに文科省から認められた委員会や機関から法人別評価、機関別評価を受けています。大学に求められる項目・基準をどのような理由でクリアしているのかがわかるため、ぜひ確認してみてください。他大学との違いを比較するなら、上記のような項目に注目してみるといいでしょう。

大学職員の志望理由例

例文①:学生にとって学びの環境を強化したい

私は教育やキャリア形成に関わる仕事に就きたいと考えています。貴学はインターンシップや、他大学に先駆けてキャリア教育の仕組みを確立していることから、私は一職員として学生の学ぶ環境の整備に携わりたいと考えました。私は大学のプログラムで長期インターンシップを経験したことで、社会人と学生の違いが明確になっただけでなく、この環境を知らないのはもったいないと感じました。 貴学のキャリア教育プログラムがさらに普及すれば、学生一人ひとりが将来のより良い選択ができるのではないかと考えます。私は貴学の事務員として、キャリア教育プログラムの形成に関わりたいです。インターンシップの経験、接客業で身に付けたコミュニケーション能力を活かして、貴学に貢献したいです。

例文②:大学の魅力を広めたい

私は広報として、貴学のステークホルダーに多くの魅力を伝えて○○大学の評価を高める仕事をしたいと考えています。貴学には「就職支援のサポート充実」「インカレ出場部活が多数」「海外の大学との学術交流」などの魅力があると在学中に肌で感じました。これは学生や研究者一人ひとりの努力だけでなく、陰では大学職員の存在があると考えます。
私はサッカー部に所属しており、広報を担当していました。私は活動内容を知らせるために練習や大会の写真を撮影し、定期的にSNSなどにアップしています。2年間続けたことで認知度も上がり、地道につけた結果が多くのファンを作ったことに感銘を受けました。この経験を活かし、大学の評判、認知度アップのため、職員として試行錯誤していきたいです。

例文③:英語を活かして留学生をサポート

私は貴学の国際課で留学で身に付けた英語を活かして働きたいと考えています。1年半留学をして帰国後に留学生の友達と話すようになりました。そこでは「もっと様々な学生とコミュニケーションが取りたい」といった要望も耳にしました。言葉の壁も要因としてあげられますが、授業やプログラムの中で会える学生意外と関わる機会が少ないと言っていたのです。
また、私は留学生が過ごしやすいように言葉、住居、交流などに関して約50人近くを対象にチームでサポートする活動をしていました。日本人の学生と留学生が交流する上で、仲介役をする難しさや場をコーディネートすることを経験しました。語学スキル、実際に触れあった経験を活かして、国際交流をより向上させていきたいです。

大学職員の志望理由は教育業界の熱意を経験を含めて具体的に述べると効果的

大学職員を希望するのであれば、教育業界に対しての熱意をまずは志望理由で述べましょう。その考えが、自分の経験に基づいているものの場合、経験も合わせて記載してください。

また、大学を選んだ理由や、何を実現したいのか、他の大学との違いなどを盛り込うことで、その大学では行けない理由が採用担当者に伝わりやすくなります。ぜひ参考にしてください。

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