2019年12月13日(金) 更新

インターンに申し込みをする前に押さえておきたい参加までの流れ|書類選考に通るための志望動機例文9つ【業界別】

インターンに参加するまでの流れ

①インターン先を決める

インターンに参加するまでの流れをご紹介します。まずは、インターン先を決めるところから始めましょう。自分が興味を持っている業界や職種のインターンを、探してみてください。マイナビなどを利用して、地域や時期から探すのも良いでしょう。
インターンでは、細かい条件として「長期・短期」「有償・無償」などの種類があります。自分がどんな条件のもとでインターンに参加したいか、考えてみてください。

②申し込みをする

インターン先が決まったら、申し込みをおこないます。申し込みをおこなう方法は2通りあり、「大学経由」と「個人」です。大学経由の場合は、プレエントリーが必要なく、キャリアセンターで情報を探すことができるでしょう。個人経由の場合は、プレエントリーが必要で、募集サイトや企業ホームページから応募できます。
このプレエントリーとは、自分の情報をサイトに登録しておくことで、就活に関する情報を受け取れるようにする仕組みです。インターンの情報サイトや、募集をかけている企業の採用情報ページなどで登録できるので、探してみてください。

③選考を受ける

最後に、インターンに参加するための選考を受けます。履歴書やESは、事前に郵送するか、選考の日に持参するかのどちらかです。選考の内容は、グループディスカッションや面接など、企業によって異なるでしょう。大企業などで人数が多い場合は、Webテストを実施するところもあるようです。
選考に受からなければ、インターンに参加することができません。インターン参加への切符を手に入れるためにも、しっかりと対策をおこなっておきましょう。

インターンに申し込みをする時期はいつが良い?

インターンに申し込みをする場合、大学1~2年生ならば長期インターン、大学3~4年生ならば短期インターンがおすすめです。大学3~4年生となると、就活の準備が始まるため時間を取るのが難しくなります。そのため、比較的余裕のある大学1~2年生で、長期インターンに参加しておくと良いでしょう。
注意点として、短期インターンでは、長期インターンほど充実した体験をすることができません。時間に余裕があるなら、どちらも参加しておくことが理想的なのです。短期インターンは長期休暇のタイミング、長期インターンは1年間募集をかけているケースが多いので、覚えておきましょう。

志望動機作成に役立つジェネレーター

志望動機を作成する際に、「伝えたいことはたくさんあるけど、考えをまとめてわかりやすく伝えるのが難しい」という就活生は、「志望動機ジェネレーター」を活用しましょう。志望動機ジェネレーターを使えば、用意された質問に答えるだけで理想的な流れの志望動機が完成します。面接での志望動機に関する質問にも対策が可能です。無料でダウンロードできるので、効率的に志望動機を完成させましょう。

申し込みをしたインターンの選考を突破する方法

書類選考に通るためには魅力的な志望動機が必要

インターンの選考を突破する方法をご紹介します。選考において大切なのは、魅力的な志望動機です。担当者は、履歴書やESの志望動機から、熱意ややる気を判断しています。ここで魅力的な志望動機が書けていれば、好印象を与えられるでしょう。
志望動機で好印象を与えられれば、面接などの他の選考がおこなわれた際にも注目してもらえます。そこでさらに良い印象を与えることで、インターンの選考に受かる可能性が上がるのです。

志望動機を書く前には企業研究をおこなっておく

申し込みをしたインターンの選考を突破するには、企業研究も大切です。企業研究ができていなければ、魅力的な志望動機が書けません。もし書けたとしても、企業の事業内容に深く触れることができず、薄い文章になってしまうでしょう。
企業研究をおこなえば、そこからさまざまなことが考えられます。「企業と自分の性格や経験がマッチしているか」「何を学びたいのか」などを考えておけば、志望動機でインターンへの熱意を書く際に、より強く示せるでしょう。

業界研究後に考えられること

・その企業のインターンでなければならない理由
・自分の性格や経験が企業がマッチしているか
・その企業からどんなことを学びたいのか

わかりやすい文章を作成する

インターンシップの志望動機では、論理性と具体性のある文章を意識して書きましょう。論理性と具体性を意識すれば、理解しやすい文章を書くことができます。その結果、担当者の目に留まりやすくなるのです。あわせて、自分の考えや体験を書けば、周囲との差がつけられるでしょう。

  • 論理性:「なぜインターンシップに参加したいのか」
  • 具体性:「1週間のうち3日は実務体験ができるということで、自分がお客様相手に営業をする仕事のイメージをもちたいから」

インターンの選考に通るための志望動機例文【業界別】

以下では、インターンに申し込む際に必要となる志望動機の例文を、いくつかご紹介します。さまざまな業界の志望動機を準備しましたので、参考にしてください。

銀行・金融業界インターンシップ志望動機例文

貴社が発行されている案内報や、企業サイトを拝見させていただきました。その中にありました、「資産運用コンサルティング」の仕事に関わりたいと考え、この度志望させていただきました。学生時代、資産運用をテーマに研究を重ねておりました。そのときに、ファイナンシャルプランナーの資格を取得してから、金融業界への興味が深まっております。貴社のインターンでは、金融に関するロジックを学べ、さらに専門的なノウハウを教授していただけると考えております。

ホテル業界インターンシップ志望動機例文

私がホテル業界のインターンを志望したのは、日本の接客サービスのレベルの高さに感銘を受けたからです。留学先であるイタリアを始め、さまざまな国を旅行しました。その時、イタリアに比べて、日本のホテル業界のホスピタリティの高さを実感し、とても驚いたのを覚えています。それらの経験を活かし、ホテルのサービスを通して日本のホスピタリティの高さを感じてもらうことが、私の目標です。「おもてなし」の日本として、世界にアピールしていけたらと考えております。

保険・損保業界のインターンシップ志望動機例文

私は、ゼミで保険業法を専攻として学んでおります。そこで得た知識を活かしたく思い、貴社のインターンシップに応募いたしました。貴社で得た実務経験をもとに、知識をより深くしていきたいと考えております。社会全体を通して活躍できる保険の仕事を中心として、ゆくゆくはその道のプロとして活躍していく所存です。貴社のインターンに参加することで知識の理解を深め、まずは、FP資格の取得を目指したいと考えております。

病院でのインターンシップ志望動機例文

大学の小児科専攻の研修で、まだ話せない赤ちゃんを看護する難しさや、赤ちゃんの家族との関わり方を学びました。 病気と闘う子供達やその家族をサポートしていきたいと考え、そのはじめの一歩として、インターンに応募いたしました。アットホームな雰囲気づくりを心がけている貴院に、とても魅力を感じております。そんな貴院で、看護師として小児看護についてもっと深く学びたいと思い、志望いたしました。

メーカー関係のインターンシップ志望動機例文

世界に注目されるものづくりの高い技術を、私も生で経験したいと考え、インターンに応募しました。私も貴社の製品を愛用する者の一人です。貴社は、日本でトップのシェア率を誇り、現在は世界でも「家族と安心して過ごすためには○○のメーカー」と言われる、信頼度の高さがあります。インターンに参加すれば、講義や見学を通して貴社の「核」の部分に少しでも触れられるとのことで、「ぜひ参加したい」と強く希望しております。

公務員の志望動機例文

学生時代は、中学、高校、大学とずっと野球部のマネージャーをしていました。そこで、選手が思う存分練習し、悔いのない試合をするために支える日々を過ごしながら、思うようになったことがあります。それは、「世の中の人が輝けるように影で支える人になりたい」ということです。職業を考えた時に、家族やお世話になった人が気持ち良く過ごすために、市役所はなくてはならない仕事だと思いました。インターンでは、市民のために働く市役所職員の、目に見えない影の仕事について知りたいと考えています。これが、志望の理由です。

食品業界の志望動機例文

「○○」や「▲▲」といったヒット商品に続く、誰もが知っているお菓子を作りたいという夢が、私にはあります。貴社では、常にヒット商品の研究をし、新しい商品開発を若手社員にも任せていると伺いました。インターンシップでは、ぜひ商品開発をせれている先輩方ともお話しさせていただき、夢を実現させる第一歩を進みたいと思っております。

地方銀行の志望動機例文

地方銀行があるのは地元の企業が活躍しているからであり、同じように、地元の企業が活躍し活性化しているのは、地域に根差した地方銀行があるためです。貴社のインターンシップでは銀行員になったつもりで、社会人を体験させていただけます。生まれ育ったこの○○市がどう活性しているのか、銀行員の目線で早く見ることができるチャンスを嬉しく思い、志望させていただきました。

不動産業界の志望動機例文

仕事で疲れたり、友人と遊んだりして1日を過ごした後に帰るのが、家です。貴社は、人生の中で1番多い時間を過ごす家だけでなく、だれもが安心、そして快適に過ごすことのできる「街づくり」から始められています。貴社のインターンでは、貴社の街づくりの根底を知る事ができるということで、より不動産業界の知識を深めるチャンスだと思いました。これが、応募の理由です。

インターンに参加するまでの流れや時期を知り申し込みをしよう

インターンに参加するためには、申し込みをしなければいけません。自分が興味のある業界や職種をもとに、専用サイトなどで検索してみてください。申し込みの方法は、「大学経由」と「個人」の2通りがあります。申し込み後には、選考対策として、質の高い志望動機の作成が求められるでしょう。志望動機を作成する際には、企業研究をおこない、論理性と具体性のある文章を書くことがポイントです。本ページを参考にして、インターンへ申し込みましょう。

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