2021年06月18日(金) 更新
【就活のお礼メール・手紙】お世話になった人や企業に送るお礼状の書き方|内定者が押さえるべきマナー【参考例文アリ】
目次
就活でお世話になった人=「アドバイザーや先輩」をイメージする人が多い
キャリアパーク会員の就活生を対象に「就活でお世話になる人としては、どんな人が浮かびますか?」というアンケートを実施しました。まずは回答の一部をご覧ください。
就活生の声
- 就活指導課
- 友達
- アドバイザー。
- 先輩やインターン先の社員
- ハローワークの担当の人
■調査方法:キャリアパーク会員へのダイレクトメール
■調査日時:2017年3月6日
■調査元:ポート株式会社
■調査対象者:キャリアパーク会員の就活生
■質問内容:「就活でお世話になる人としては、どんな人が浮かびますか?」
アンケート結果を見ると、就職活動中にお世話になった人ととして「大学の先輩」「就職指導課」など、アドバイザーを思い浮かべる就活生が多いようです。実際、先輩などから対策を聞いたり、就職課やアドバイザーの方と面接の練習をしたいする学生は多いでしょう。他にも「インターン先の社員」の方など、就活中に知り合った社会人の方にお世話になる機会も、少なくありません。就活が無事終わったら、ぜひお世話になった人にお礼の連絡をしておくことをおすすめします。本記事では、就活でお世話になった人へのメールやお礼状の書き方を、見ていきましょう。
内定が出たらお世話になった人にメール・お礼状を書く
就活を頑張り企業から内定をもらい進路が決まったら、就活中にお世話になった人へお礼状・お礼メールを書きましょう。お世話になった人には、先輩や教授などがあげられます。ここでは、就活でお世話になった人へお礼状やお礼メールを送る際の書き方と例文をご紹介していきます。
その後の人間関係にいい影響を与える
先輩や教授などのお世話になった人にメールやお礼状を送っておくと、その後の人間関係を円滑に築くことができます。感謝の気持ちをきちんと伝えておくと、今後困難があったとしても手を差し伸べてくれるでしょう。たとえメールでも、報告をもらうと相手も嬉しいものです。
お世話になった人にはお礼の連絡を早くする
就活で内定が出たら、なるべく早いうちにメールやお礼状を送りましょう。お礼状・お礼メールの他に、電話でも感謝の気持ちを伝えるとより丁寧な印象になります。相手に迷惑にならない時間がわかる場合は、ぜひ電話でも連絡をしてみてください。重要なのは、なるべく早く就活でお世話になった人へお礼の連絡をすることです。
感謝の気持ちを全面に出すように心掛ける
就活でお世話になった人へお礼を伝えるときには、厳しい就活中にお世話をしてくれた先輩や教授などへ感謝の気持ちを伝えなければいけません。お礼状やメールでは感謝の気持ちを前面に出すように心掛け、今の自分の素直な気持ちを伝えるようにしましょう。
面接・内定後に企業へお礼状を書くのもおすすめ
面接を受けた後や、内定をもらうことができた企業へお礼状を書くのもおすすめです。企業は就活生のために、日程の調整や面接会場の準備をしています。そういった手間に対して感謝の気持ちを込めて、お礼状を送るのです。お礼状を送れば、志望度の高さをアピールすることもできます。
メールやお礼状を送らなくてもマナー違反ではない
メールやお礼状を送らなかったとしても、マナー違反ではありません。お礼の手紙の有無が選考結果に影響を与えることはありませんので、自分だけがメールやお礼状を送っていなかったとしても、大丈夫です。メールやお礼状を企業に送るのかどうかは、自分で考えて判断しましょう。
あなたが受けない方がいい職業を確認してください
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は、「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。
お礼状を手紙で出すときは手書きが基本
お礼状を手紙で出す場合は、手書きが基本です。失敗したら新たに書き直し、綺麗な状態のお礼状を送りましょう。また、手紙でのお礼の場合、文章は季節の挨拶から始めるようにします。文末には、相手への健康や発展を祈る言葉を添えましょう。このポイントは手紙を出す基本ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。
「追伸」を上手く利用すると好感度が高まる
お礼状を出す人のつながりで、さらにお世話になった人がいる場合は「追伸 〇〇様にもよろしくお伝えください」など文末の追伸で謝意を付け加えると、さらに好感度が高い文章になるでしょう。追伸は使い慣れない言葉かもしれませんが、社会人としては使えるようになっておきたい言葉です。この機会に、しっかり使い方と意味を確認しましょう。
失礼にならないように誤字・脱字に厳重注意
就活でお世話になった人へ、お礼状やお礼メールを出す際には当たり前ですが誤字脱字に注意しましょう。特に、名前に間違いがないか何度でも確認しましょう。書き間違えた場合は修正液や修正テープで補正せず、しっかりと書き直すようにしてください。修正テープを使うと、就活でお世話になった先輩や教授などへ大変失礼となります。
お礼メールを送る場合は件名に注意する
お礼メールの件名は、どういった要件の内容なのか分かるように、シンプルなものにしましょう。自分の名前を入れておくことも大切です。面接についてのお礼メールを送る場合は、「面接のお礼(学校名・学部名・氏名)」といった件名にすると、簡潔で分かりやすいといえます。
メールの書き出しは宛名と自分の名前
メールの本文の書き出し方について説明します。最初に、送付する企業の会社名、部署名、名前を書きましょう。担当者名が分からない場合は、「採用担当者様」としても構いません。続いて、「いつもお世話になっております。」という挨拶を入れます。その後に、自分の大学名、学部名、氏名を名乗りましょう。「本日面接をしていただいた、〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。」という風に書きます。
メールの終わりには署名を入れる
メールの最後には、署名を入れるようにしましょう。署名の内容は、大学名、学部名、学年、氏名、メールアドレス、電話番号、住所など、自身の連絡先も一緒に記載します。ビジネスシーンにおいて、メールには署名をつけるのが基本です。記入漏れの無いようにしましょう。
署名のテンプレート
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○○大学 □□学部 △△学科4年
山田太郎(やまだ たろう)
E-mail:taro.yamada@xxxx.co.jp
〒123-4567
○○県○○市○○町○○3-4-5
自宅TEL:000-1234-5678
携帯TEL:090-1234-5678
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内定後に就活でお世話になった人へ出すお礼状・メールの例文
内定後に就活でお世話になった人へ送るお礼状・お礼メールは、感謝の気持ちや新社会人としての決意、抱負などを自分の言葉で綴りましょう。具体的に、どのように書けばいいのでしょうか。就活でお世話になった人へ送る、お礼文を紹介するので参考にしてみてください。
お礼状の例文
拝啓
初夏の候、○○様におかれましては、ますますご発展のことと存じます。
この度は、私の就職に際し貴重なご助言をいただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、株式会社○○○への就職が内定致しました。 これもひとえに○○さまのお力添えのおかげと、心から感謝申し上げます。
入社後は、社会人としての自覚を持ち、ご期待に背くことのないよう、ご指導をいただきながら一生懸命働きたいと思います。未熟な私ですが、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
まずは、書中にてご報告かたがたお礼申し上げます。
敬具
平成○年○月○日
お礼メールの例文
件名:採用試験結果のご報告
本文:
○○○○様
お世話になっております。
○○大学○○学部○○学科の○○○○と申します。
先日は私の就職活動について貴重なお時間とアドバイスをいただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、株式会社○○○○より内定をいただくことができました。
これもひとえに○○様のアドバイスのおかげと大変感謝しております。
社会人としての自覚を持ち、一日も早く一人前の仕事ができるように精進して参ります。まだまだ半人前の私ですが、今後も何卒よろしくお願い申し上げます。
重ねて、心よりお礼申し上げます。 この度はありがとうございました。
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○○大学 □□学部 △△学科4年
山田太郎(やまだ たろう)
E-mail:taro.yamada@xxxx.co.jp
〒123-4567
○○県○○市○○町○○3-4-5
自宅TEL:000-1234-5678
携帯TEL:090-1234-5678
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自分は内定先で活躍できるタイプなのか、適性を診断してみよう
内定をもらった会社の仕事は、本当に自分に向いている仕事なのか気になりませんか?
そんな時は、自己分析ツール「My analytics」を活用して、自分と内定先の相性を診断してみましょう。
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企業へ出すお礼状・メールの例文
では、企業へ出すお礼状やメールに使える文章の例文を見ていきましょう。例文を参考にしながら、面接の感想や感謝の気持ちなど、自分の思いを一緒に述べるとオリジナリティのある文章にすることができます。気持ちの込もったお礼の文を考えるようにしましょう。
面接に対するお礼の例文
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
お世話になっております。
本日面接をしていただいた、〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。ご多忙な中、面接の機会を与えていただき、誠にありがとうございました。今回の面接で貴社についてより詳しく理解することができ、ますます働きたいという気持ちが強くなりました。
この度の面接が良い結果となった場合、これから一層努力していく所存です。
まずは取り急ぎお礼を申し上げますとともに、貴社のご発展とご多幸をお祈りいたします。
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○○大学 □□学部 △△学科4年
山田太郎(やまだ たろう)
E-mail:taro.yamada@xxxx.co.jp¥
〒123-4567
○○県○○市○○町○○3-4-5
自宅TEL:000-1234-5678
携帯TEL:090-1234-5678
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内定先へのお礼のお手紙
株式会社〇〇
人事部 〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。
この度は、内定のご通知をいただき、誠にありがとうございます。
入社日までに貴社の戦力として役に立てるよう、一生懸命努力してまいります。
今後共、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
まずは取り急ぎお礼を申し上げます。ありがとうございました。
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○○大学 □□学部 △△学科4年
山田太郎(やまだ たろう)
E-mail:taro.yamada@xxxx.co.jp
〒123-4567
○○県○○市○○町○○3-4-5
自宅TEL:000-1234-5678
TEL:090-1234-5678
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内定後にお世話になった人へは感謝の気持ちを込めたお礼状・メールを送ろう
就活で内定が出たら、就活でお世話になった人に必ず感謝の気持ちを伝えましょう。慣れないうちは難しいと感じるかもしれませんが、ポイントを押さえればどんな場面でもお礼状・お礼メールを作成できるようになります。なにより大切なのは、「内定が出るまで支えてくれて・サポートしてくれてありがとう」という感謝の気持ちをお礼状やお礼メールに込めることです。例文を参考に、気持ちが伝わる文章を作成してみてください。
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