2019年10月31日(木) 更新

就職で内定後に送るお礼状の書き方と封筒の宛名書きとは【例文あり】

就職内定後のお礼状は必要かどうか?

そもそも、就職内定後にお礼状を出す必要性があるのでしょうか?
入社後の、イメージにもかかわる問題ですので、学んでおきましょう。

絶対送る必要はないがイメージアップに繋がる

お礼状が送られてこなかった、という理由で内定取り消しになったりするようなことはありません。
内定取り消しは「企業側のやむを得ない事情」がある場合のみですので、それにはもちろん該当しませんので安心してください。
しかし、人事担当者や社長も「一人の人間」です。お礼状を送ることによって、律儀な印象を与えることになるのも事実だと考えてください。
「人事評価などでの際にプラス評価とはしてはいけない」という大前提がありながらも、将来的に2人のどちらを昇進・昇給させるかといった判断をする場合は、無意識的に有利な判断になることもあるでしょう。

最近はお礼状を送るように指導する学校も多い

しかし、最近では就職内定後のお礼状は「ビジネスマナー」として、しっかり出すようにと指導している学校も多いようです。
就職難の時代でしたので、少しでも有利になろうと考える学校の思惑も当然です。
もしも、お礼状を出すかどうか迷っている人がいるのならば、出しておいて方が、無難だと思います。

就職内定のお礼状の書き方と封筒の書き方について

次に、具体的なお礼状の書き方と封筒に記入すべき「宛名書き」について紹介していきたいと思います。
ビジネスマナーが問われる部分ですので、しっかりおさえておきましょう。

就職内定の連絡後なるべく早く送る

お礼状を送る場合は、就職内定の連絡を貰ったらすぐに送るのが良いでしょう。
出来る限り早く送り、目安としては一週間以内に届くのがベストです。
また、そのときは誤字や脱字に注意してください。お礼状に、誤字や脱字があることは、マナーとして良くありません。お礼状を送る前には、しっかり自分で確認して、間違いがないか必ず確認しましょう。
尚、会社に提出する書類があるのであれば、お礼状を送る際にまとめて同封するようにしましょう。
何回かにわけておくると、迷惑になります。そういった部分の気配りもビジネスマナーとして必要になります。

感謝の気持ち・喜び・今後の抱負を丁寧な言葉で書く

お礼状には「内定を頂いたことへの謝辞・具体的な喜びを表した表現」などもしっかり入れて、文面からその喜びの感情が伝わるようにするのが良いでしょう。
喜びだけではなく、しっかりと、今後の抱負にも繋がった文章にすることが大切です。
また、丁寧な言葉遣いはもちろんのこと、自分なりに最大限の努力をした「美しい字」で書いてください。字を書くのが苦手な方もいるかもしれませんが自分なりに努力の姿勢を見せることが重要なのです。

封筒の宛名書きは「採用担当・人事部・人事担当」宛てが良い

自分が用意した封筒で、別途お礼状を出す場合の表書きは「採用担当宛て」または「人事部や人事担当者」とするのが適切でしょう。
なお、部署宛ての場合は「御中」と書き、担当者の個人名まで完璧に分かっている場合は、人事部人事課××様と記入するのがよいです。

就職内定のお礼状例文

では、実際の例文を紹介していきたいと思います。
あくまで、例文ですので参考にしつつも自分なりの表現で書いてみてください。

就職内定のお礼状:例文

拝啓 新秋の候、貴社におかれましては、いよいよご繁盛のこととお喜び申し上げます。

先日は、お忙しいところ、私の面接のためにお時間を頂戴いたし、誠にありがとうございました。

このたびは内定のご通知をいただき、心より感謝を申し上げます。

内定のご通知を拝読し、改めて入社の意を強くするとともに、貴社の発展のため一意専心努力していく覚悟でございます。

未熟な私ではございますが、今後とも、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

取り急ぎ、まずは書中をもちまして御礼とご挨拶を申し上げます。

敬具 
20〇〇年△月×日

お礼状を送る場合のマナーを再度確認する

就活中は、企業にメールを送ることや電話をかける機会が多くあります。これらは、ビジネスマナーをきちんと守ることが大切です。メールや電話のマナーは社会人として必要なスキルでもあるため、就活中から身に付けておくといいでしょう。マナーを身に付けるために目を通しておきたいのが「就活マナーマニュアル」です。就活に必要なマナーが網羅されており、メールや電話のマナーについても詳しく掲載されています。日程調整などのメール例も紹介しているため、確認しておくと役立ちます。 無料でダウンロードして、電話やメールでの失敗をなくしましょう。

就職内定後のお礼状は送るべき!封筒の宛名書きは「採用担当」など

いかがでしたでしょうか!?
今回は、就職内定後のお礼状と封筒の書き方に関して紹介しましたが、参考になりましたでしょうか!?
内定後のお礼状は、出さなくても内定の取り消しに繋がらないものではあります。しかし現在では「お礼状を出すのが常識なのではないか?」という、風潮があることも事実してあるようです。迷っているのならば、ぜひお礼状は出しておきましょう。

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