2019年10月30日(水) 更新

就活におけるリクルーター面談と学歴の関係性

リクルーター面談とは一体何なのか?

大学のOBやOGによる0次面談

就活を始めると、企業説明会・エントリーシート・筆記試験・面談など様々な手順を踏むケースが増えるでしょう。その中で聞き慣れない「リクルーター面談」という制度があります。実は「0次面談」とも言えるこの面談は、そのまま採用に直結する非常に重要なものとなります。

リクルーター面談では、人事の採用担当者ではなく、人事からの要望を受け、現場で勤務している一般社員が務めます。一般的に自分が通っている大学のOBやOGである先輩が担当することが多く、自分と同じ学歴の先輩社員に会える貴重なチャンスとも言えます。

リクルーター面談はアピールのチャンス

このリクルーター面談は、実施している企業が限られますが、いわば「面接を始める前に、いかに優秀な就活生を囲い込み、採用の目星を付けておけるか」といったところが企業側の意図となります。

学歴はもちろん、エントリーシートの内容を充実したものにすることも重要になってきます。エントリーシート提出前の1月下旬から行われることもありますが、その時期までには、エントリーシートを完成させておくという心構えをしておいてください。

リクルーター面談は、企業側から声がかかった就活生のみに与えられる貴重なアピールチャンスです。このチャンスを有効活用しない手はありません。では、具体的にどんな姿勢で臨むべきか学んでいきましょう。

リクルーター面談の中身と対策

リクルーター面談は、建前上は「面談」ではない?

この面談は、「質問会」や「情報交換会」という一見気軽な名目であるため、就活生も気が緩みがちですが、実は本来の就職面談と同様の価値を持っています。先輩社員との座談会という軽い気持ちではなく、本番同様に準備して臨んでください。この面談が、あなたの内定を決定すると言っても過言ではありません。

服装ももちろんスーツ必須、筆記用具など最低限のものも用意しましょう。リクルーター面談は面接という扱いではないため、カフェやレストランで行われることもあります。食事を勧められることがあっても、飲み物だけに控えておく方がいいでしょう。肝心な会話に集中できなくなってしまうためです。

リクルーター面談では、予め質問項目を準備しておこう

まずは、面談の担当者から「なぜ弊社に興味を持ったのか」「どのような分野を目指しているのか」「大学での生活について」など、様々な質問を受けることが予想されます。面談の前には、相手企業の情報や自分の理想像、アピールポイントなどが明確に答えられるよう、情報をインプットし返答を考えておいてください。

そして、大概、自由な質問ができる時間も設けられています。この時に聞きたいことを聞き漏らしてしまうことがないよう、入念な下準備も必須です。15個程度の質問を用意しておけば困ることはないでしょう。

非常に重要な「リクルーター面談と学歴の関係性」

リクルーター面談を取り入れている業界とは?

この制度を取り入れている企業は、主に銀行や証券などの「金融業界」と電力や交通公共機関などの「インフラ業界」。これらの職業は高学歴の出身者が多い傾向にあり、当然、多くの就活生からのエントリーも多いというわけです。この多くの就活生の中から面談に呼ばれるのは優秀な学歴を持った学生に限られると言えます。

具体的には、プレエントリーの段階では「早慶レベル」(早稲田・慶応義塾)、エントリーシート提出後は「MARCHレベル」(明治・青山学院・立教・中央・法政)が目安となるようです。

自分が目指す企業にOBがいれば、面談に呼ばれる可能性はありますが、やはり出身者の多い有名大学や高学歴と言えるような難関大学の方がリクルーターが付きやすいという点は否めません。

面接において第一印象が与える影響は大きい

自己分析や業界・企業理解がどの程度できているかも、高評価を受けるために大切な要素です。今の時点で、あなたの面接力はどのくらいでしょうか?それを知るために活用したいのが「面接力診断」です。質問に答えることで、どのスキルが足りていないのかが一目でわかります。結果を参考にすることで、時間のない就活生も効率的に対策を進められます。無料でダウンロードできるので、気軽に試してみてくださいね。

就活におけるリクルーター面談と学歴の関係は深い!情報収集して内定を掴もう

このリクルーター面談は、学歴との関係性が非常に深く、自分が入社を希望する企業に「OBがいるかどうか?」というのも重要なポイントです。まず、目指す分野を定めたあとは、このような情報を集められるだけ集めておきましょう。

リクルーター面談は一度で終わりというわけではなく、採用につながる場合、二度三度行われることが多く、7回面談を行ったという経験談も。そして回を重ねるごとにリクルーターの役職が上がっていきます。

いつ呼ばれてもいいように心構えをしておけば、いざその場になった時に焦らずに対応できます。準備万端にして、リクルーター面談で採用を掴んでください。

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