2017年07月11日(火) 更新

ブラック企業を見極めるための特徴とエピソード

ブラック企業の特徴~求人広告編~

ブラック企業の特徴としてまず挙げられるのは、ハローワークでやたら求人を出しているという特徴です。なぜなら、転職サイトや求人サイトの場合は求人を載せるのにそれなりに費用がかかるのに対し、ハローワークでの求人は無料だからです。お金をかけて求人できる企業の方が、それなりに安定しているといえるのです。

求人頻度の高い会社はブラック企業?

また、何度も求人を出しているという場合、辞める社員が多い事もあらわしています。これもブラック企業の特徴です。そして、未経験可能にも関わらず、不自然なほど高い給与を提示している企業も辞職率が高いことを意味しており、ブラック企業である可能性が高く要注意です。

また、時間外労働をどれだけしても残業代が出ないブラック企業の場合、年俸制で給与を提示しているのが特徴です。そのほかにも、ブラック企業の特徴として、職場の雰囲気や待遇よりも福利厚生や社内設備の充実を大きくアピールしているといった特徴もあります。

ブラック企業の特徴~社員編~

ブラック企業の特徴として、若い人材を散々使い走りにするため、すぐに辞めてしまう社員がほとんどです。そのため、入社歴の浅い先輩のいない企業はブラック企業の可能性を疑った方がいい出でしょう。また、アルバイトをやたら入れている企業も人件費を削ろうとしていることが考えられるため、正社員にサービス残業をひたすらさせるブラック企業のケースが多いです。

面接官の高圧的な態度もブラック企業の特徴

そして、ブラック企業の特徴は、面接でも出てくるようです。その特徴というのは、面接官がやたら高圧的で威張るような人の場合です。その面接官が、会社の社風をアピールしていると考えても良いようです。また、ブラック企業の場合、内定のハードルがやたら低いのも特徴として挙げられます。とにかく人手が足りないため、面接当日に採用が決定するというエピソードもあるようです。

ブラック企業にみられるエピソード

ブラック企業には、過労させるパターンとパワハラパターンがあります。ブラック企業の過労エピソードと、パワハラエピソード、それぞれのエピソードをご紹介します。どちらのエピソードもとても辛いものです。現実を知って何としてでもブラック企業への就職を阻止しましょう。

ブラック企業の過労エピソード

まず、勤務時間がとにかく長く、朝の5時半に出勤し、帰るのが深夜の12時を過ぎるのが当たり前。それが休みもなく2週間連続となったこともある。しかし、周囲には家に帰らず会社に寝泊りした人や、寝ないで仕事をし続けるといった人までいたという。

上役は、社員に対して理不尽に怒鳴ったり人格を否定する発言をするなどを定期的に行なう。そして、自尊心を失った社員たちはどんどん会社側の言いなりになってとことん働かされるという状況ができあがっている。

では次に、パワハラのエピソードをご紹介します。ブラック企業では肉体的だけでなく精神的嫌がらせも蔓延しているとわかるエピソードです。

ブラック企業のパワハラエピソード

入社半年後ほど経った頃から、直属の上司からの嫌がらせが始まる。その内容は、侮辱や差別的な発言をするほか、仕事量を急激に増やす、嘘を広めるなどで、周囲もそれを見てみぬフリ。後に、以前にも別の女性が同じような嫌がらせを受けた末に病んでしまい、退職をしていたことが判明した。

このパワハラを人事や社長に相談するも、取り合ってもらえるどころか逆に我慢が足りないなどと言われてしまった。ブラック企業とは、会社ぐるみで行われているものであることが分かった瞬間だった。

エピソードで語られるブラック企業の特徴は社員よりも会社の利益中心

ブラック企業は、企業側が自分たちの利益のためなら従業員を犠牲にしても構わないというような考えのもとで出来てしまうのです。また、ブラック企業の特徴をエピソードからみてみると、多くの場合、会社ぐるみで行われている場合が多いようです。以上に挙げられた特徴がいくつか思い当たった場合には十分に警戒し、ブラック企業であると分かった時点で辞退する事をおすすめします。

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